台湾の地図に関する地震データのプロット。 台湾の地震一覧(たいわんのじしんいちらん)では、台湾地域に大きな影響を及ぼした地震を列挙する。 台湾は環太平洋火山帯上、フィリピン海プレートの西端の地震活動が活発な地域に位置する[1]。台湾島では、42の活断層が地質学者によって特定されているが、台湾で観測された地震の大部分は、フィリピン海プレートと、島の西のユーラシアプレート(揚子江プレート)の収束によって発生した[1][2]。歴史上、台湾で記録された地震の大部分は台湾東方沖で発生しており、被害は軽微である。一方、島直下の直下型地震では、規模に比して大きな被害が生じている。台湾における最古の記録地震は、オランダ統治時代、1624年に発生したものである[3]。20世紀には、91回の大規模な地震が観測されており、うち48回では死者が発生している[4]。直近の大地震は1999年9月21日に発生した921