Microsoftは17日(現地時間)、セキュリティホールなどに起因するぜい弱性や、その悪用例、マルウェアの状況をまとめた「セキュリティインテリジェンスレポート(SIR)」のリリースを発表した。2006年から数えて第14版となる。今回のSIRでは、リアルタイム保護を提供するマルウェア対策ソフトウェアが、マルウェア感染に対してどの程度効果があるのかを発表。 同レポートによると、「リアルタイム保護されていないコンピューターは、保護済みコンピューターに対して、およそ5.5倍以上の感染率」と報告され、リアルタイム保護の重要性を強く訴えている。また、「約24パーセントのコンピューターがリアルタイム保護が有効なマルウェア対策ソフトウェアを実行してない、もしくは期限切れのマルウェア対策ソフトウェアを使い続けている」という結果も発表。
![Microsoft、2012年後半のセキュリティ状況をまとめたセキュリティレポート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/879a154633ca1168f40445b40d74a4f812fdba83/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Farticle%2F20130419-a179%2Findex_images%2Findex.jpg)