ネオ・ルネッサンス様式のレトロな木造駅舎で知られ、国の重要文化財にも指定されたJR門司港駅の駅舎が、今年9月末より駅舎保存修理工事に入りました。工事期間は2018年3月までの予定で、約5年半に及ぶ長期間の工事となるようです。 門司港駅の現駅舎が竣工したのは1914(大正3)年。同じ年に東京駅丸の内駅舎も竣工しています。今年、東京駅丸の内駅舎は保存・復原工事を終えましたが、それとほぼ時を同じくして門司港駅が工事に入ったことに、なんとなく不思議な縁を感じてしまいます。 「もうすぐ見られなくなる門司港駅の駅舎を、いま一度見ておきたい」、そんな思いで、筆者は今年9月、門司港駅を訪れました。過去に何度も訪問した門司港駅ですが、前回の訪問からは約7年ぶり。自動改札機が「SUGOCA」対応となっていることに多少の驚きを感じつつ、レトロな雰囲気を残す門司港駅のホームや駅舎に懐かしいものを感じました。 この
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