首都高速道路株式会社と東京都は、現在工事を進めている首都高速中央環状品川線の開通が予定より1年遅れ、平成26年度末になることを発表した。シールドマシンによるトンネル掘削完了後の出入口工事や換気所工事において、出水が発生したことが原因だという。 出水が発生したのは五反田出入り口と目黒川地下にあたる南品川換気所。昨年1月~9月にかけて大量の地下水が出たため、一時工事を中断して薬剤で水を固める作業を行い、今年1月から工事を再開した。このあたりはまさに地上での工事が慌ただしく行われている場所。そこで様子を見るために山手通り沿いの五反田出入り口付近を歩いてみた。 地上での工事が行われているのは山手通りの西五反田1丁目(桜田通りとの交差点)~大鳥神社(目黒通りとの交差点)間。昨年は西五反田1丁目付近に大きな防音ハウスが建てられていたが現在は撤去され、地上で換気塔の建設が行われている。現在はかむろ坂