海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備された新型潜水艦「ずいりゅう」(2950トン)が就役訓練を終え、係留先の米海軍横須賀基地岸壁で23日、艦橋に記されていた艦番号が消された。 さらに慣熟訓練を行った後、本格的な任務に就く。 艦橋に足場が設置され、作業員が側面にテープで貼り付けられた艦番号「505」をはがした。海自の艦艇は就役中、船首などに艦番号を入れているが、秘密性の高い潜水艦は、就役訓練を終えると消す。 艦長の渡辺忍2等海佐は「他の潜水艦と同様、艦番号を消したことで、やっと仲間入りできた」とコメントした。