長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、国土地理院は29日までに、激しく噴煙を上げる御岳山の噴火状況をとらえた航空写真184枚をHP(ホームページ)上で公開した。山頂付近を中心に円周状にぐるりと取り囲む位置から撮影し、東西南北どの方角からも噴煙などの状況が分かるようにした。 画像は、地理院がネットで公開している「地理院地図」上に、撮影時に得られた位置情報をもとにして落とし込んだ。黄色のカメラのアイコンをクリックすると画像が閲覧でき、高く上る噴煙や火山灰が白っぽく地面を覆っている様子が克明に写し出されている。 アイコンが取り囲む中央の写真「正斜画像」は御岳山の頂上付近。噴火した御岳山をちょうど真上から見たようにみえるよう航空写真約200枚をコンピューターで合成、作成した。 地図は最大で2万5千分の1の精度。ネット上ではスライドバーを操作することで縮尺を変えて閲覧できる。
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