尖閣問題は次のステージに突入!? 人民解放軍の要求をのみ防空識別圏の設置と空母による軍事演習にゴーサインを出した習近平 何かと「秘密条項」の多い非民主国家である中国の動向を見る上で大事なのは、「流れ」を読むことである。世界最大規模の国家であるから、細部は不明でも、大枠は隠せない。換言すれば、中国という巨艦の操舵室は覗けなくても、巨艦がどちらの方向へ向かってどんな速度で動いているかということは識別可能なのである。 だいぶ前置きが長くなってしまったが、11月23日に中国国防部が防空識別圏を設置したことで、日本は大騒ぎになっている。この突然降って湧いた中国の動きをどう捉えたらよいのだろうか。 追い詰められた人民解放軍による突き上げ 中国政界の2013年後半のスケジュールで言えば、圧倒的に大事だったのは、11月12日に閉幕した「三中全会」(中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議)である。ここで
海上自衛隊は6日、横浜で、ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」の命名、進水式を行った。「いずも」は全長約250メートル、基準排水量約1万9500トンで、14機のヘリコプターを搭載することができる。災害救援や平和維持活動、対潜水艦作戦を行う。 海外紙の報道では、進水式が6日(広島原爆の日)だったことや、「いずも」の名称が中国を攻めた旧海軍の巡洋艦と同じだったことなどが注目されている。日本は、6日に進水式を行ったことに対し、大潮と大安の日とたまたま重なった「偶然」であると説明している。 【中国、「いずも」は空母だと警戒】 護衛艦「いずも」に対し、中国は「空母」であると懸念をあらわにしているようだ。 人民日報傘下のグローバル・タイムズ紙は、「いずも」は改造すれば戦闘機の搭載も可能だと報じている。同紙はまた、フランスの空母「シャルル・ド・ゴール」より全長は約13メートル短く、規格や排水量はいくつかの国
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