海上自衛隊は6日、横浜で、ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」の命名、進水式を行った。「いずも」は全長約250メートル、基準排水量約1万9500トンで、14機のヘリコプターを搭載することができる。災害救援や平和維持活動、対潜水艦作戦を行う。 海外紙の報道では、進水式が6日(広島原爆の日)だったことや、「いずも」の名称が中国を攻めた旧海軍の巡洋艦と同じだったことなどが注目されている。日本は、6日に進水式を行ったことに対し、大潮と大安の日とたまたま重なった「偶然」であると説明している。 【中国、「いずも」は空母だと警戒】 護衛艦「いずも」に対し、中国は「空母」であると懸念をあらわにしているようだ。 人民日報傘下のグローバル・タイムズ紙は、「いずも」は改造すれば戦闘機の搭載も可能だと報じている。同紙はまた、フランスの空母「シャルル・ド・ゴール」より全長は約13メートル短く、規格や排水量はいくつかの国