東京大学生産技術研究所と日立製作所が開発している新型データベースエンジンのデータ検索処理性能が、フラッシュストレージ環境で従来型のデータベースエンジンに比べて約100倍高いことが確認された。 東京大学生産技術研究所と日立製作所は8月6日、研究開発中の超高速データベースエンジンがフラッシュストレージ環境において従来型のデータベースエンジン比で約100倍のデータ検索処理性能を達成したと発表した。 東大と日立は、2010年3月から2014年3月まで内閣府最先端研究開発支援プログラムによる「非順序型実行原理」でのデータベースエンジンの共同研究開発を実施している。2011年6月にはHDDストレージ環境で従来型のデータベースエンジン比の約100倍のデータ検索処理性能を達成していた。今回はフラッシュストレージ環境でも同様の効果が確認された。 非順序型実行原理は、喜連川優氏(東京大学生産技術研究所教授兼国
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