2016年3月に開業する北海道新幹線(開業時は新青森―新函館北斗間)の車両H5系の2両が13日、北海道函館市に到着した。東海道新幹線開業から半世紀を経て、新幹線の営業車両が北海道に初上陸した。
2016年3月に開業予定の北海道新幹線のレール締結式が1日、北海道木古内(きこない)町であり、東京駅と開業時の終点・新函館北斗駅(北海道北斗市)を結ぶ約823キロのレールが津軽海峡を越えて1本につながった。東海道新幹線の開業から50年となる今年、北海道から鹿児島まで新幹線のレールで結ばれた。 北海道新幹線は新青森―新函館北斗間の約149キロで開業、東京までは東北新幹線のレールを走行する。35年度に札幌駅まで延伸される予定だ。レール締結式は北海道に入って最初の駅、木古内駅で行われた。 式典では、高橋はるみ・北海道知事や島田修・JR北海道社長ら50人が特製レンチでレールを固定するボルトを締めた。日本酒でレールを清めた後、作業用車両が通り初めをした。 この日は、北海道七飯町の函館総合車両基地で車両の機能を確認する試験も開始。1編成10両を連結した姿がお披露目され、モーターカーに引っ張られて時速約
高倉健が6年ぶりに主演した映画『あなたへ』が公開中だ。高倉健主演、 降旗康男監督といえば『鉄道員』が有名だけど、今年はオリンピックイヤーだから、元オリンピック選手の生きざまを描く『駅 STATION』(1981年・東宝)をおすすめしたい。 主人公のプロフィールと生き方を淡々と描き、ラストに起きる出来事で強いメッセージを残す。そんな構成も『あなたへ』によく似ている。 元オリンピック選手の孤独な刑事、人生半ばにして……、迷う 主人公の三上(高倉健)は北海道警の刑事であり、射撃のオリンピック選手でもある。彼は正義感が強く、妻(いしだあゆみ)のたった一度の過ちを許せずに離婚した。また、オリンピックよりも、犯人逮捕の現場を優先しようとする。その矢先に警官射殺事件が起きる。上司はオリンピックを優先しろと言うが、三上は仇(かたき)を討たせてほしいと懇願する……。 時は流れ、三上はオリンピック射撃チームの
鉄道というと、旅行や生活の足、つまり「乗るもの」ですよね。鉄道好きのジャンルとして、「乗り鉄」という言葉もありますし、乗ることが大きな楽しみなのは間違いないでしょう。でも今回は、一般の人は乗れない鉄道のお話です。同じように線路を走っているのに、お客さんを乗せない鉄道。貨物列車のお話です。 ダイナミックな貨物列車に連結された車掌車に憧れを抱き… 筆者がまだ小さかった頃、昭和40年代の終わり頃ですが、近くの路線を走る貨物列車がやたら長かったような記憶があります。高度経済成長で物流が活発化していたからとか、おそらくそういうことだったのだろうと思いますが、国鉄の踏切でたまに貨物列車に出くわすと、とにかく長く待たされたのを覚えています。 でも、それが嫌だったかというと、そうでもありませんでした。いろんな形の貨車があって、見ていておもしろかったからです。 まるで倉庫のような有蓋貨車や、石炭を満載したホ
今年も『SL冬の湿原号』が走り始めた。期間は1月22日から3月6日まで、釧路駅と釧網本線の標茶駅を結ぶ列車である。SL列車は全国で人気を集めているが、とくに『SL冬の湿原号』は「雪景色とSL列車の旅」が楽しめる希少な列車として人気がある。そこで今回は、昨年の私の体験を振り返りつつ、その魅力をお伝えする。 機関車は釧路発が前向き、帰りは逆向き 流氷で知られる知床方面から、快速列車に2時間ほど揺られて標茶駅に着いた。標茶の由来はアイヌ語で「シベッチャ=大きな川のほとり」とのこと。大きな川とは、駅の西を南北に流れる釧路川で、このあたりの人々は、昔から釧路川を母なる川として生活の拠り所にしていたという。なかでも標茶町は釧路川のほか、別寒辺牛川(べかんべうしがわ)と西別川の流域が重なり、水利のよい場所である。近年はルアー釣りやカヌーでも人気だ。
JR北海道の江差線のうち、木古内~江差間が2014年に廃止されるという。最終運行日は2014年5月11日の予定となっている。北海道新幹線の運行開始によって、JR北海道は五稜郭駅から青函トンネル方面の旅客列車の運行を終了する方針だ。江差線の五稜郭~木古内間は第3セクター鉄道による列車運行が決まったが、支線のようになっている木古内~江差間は廃止され、バスに転換されることが決まった。 廃止予定の木古内~江差間には、木古内駅を含めて10の駅がある。しかし、その他にもうひとつ、いままで列車が停まったことがない"まぼろしの駅"がある。筆者は2009年9月22日にこの路線を乗車し、幸運にもそのまぼろしの駅を見た。列車が停まらなかったので写真はブレてしまったけれど、駅名標には「あまのがわ」と書かれていた。
733系を使用した普通列車が苗穂駅を発車し、札幌駅へ向かう。苗穂駅付近は道内各地からの特急列車が集結し、快速・普通列車も、新型車両733系から国鉄時代の車両711系までバラエティ豊か。列車を見ているだけでも楽しい区間だ。 車両情報 JR北海道 733系 基本情報 2012年6月、札沼線(学園都市線)桑園~北海道医療大学間の交流電化にともない、新たに製造・投入された新型通勤電車。車体はステンレス製(先頭部分のみ鋼鉄製)で片側3ドア、車内はオールロングシート。既存車両の721系や731系、735系と連結し、最大6両編成で運転可能だという。ただしキハ201系気動車(731系とは併結可能)との併結は不可。 2012年10月のダイヤ改正までに計36両(3両編成12編成)が投入されており、学園都市線をはじめ、札幌圏の電化路線で営業運転に就いている。
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