イメージの描画以外のことも、いくつか補足しておきましょう。まずは、塗りつぶしに関するものです。イメージは指定の色で塗りつぶすことができますが、単色ではなく、複数色でグラディエーションすることもできます。 グラディエーションは、グラディエーション情報を管理するための専用のデータを用意し、これを使ってグラディエーションの設定を行います。下のリスト欄に簡単なサンプルを挙げておきます。これを見ながら、処理の流れを整理していくことにしましょう。 1. 色情報を配列にまとめる まず最初に、グラディエーションで使用する色の情報を配列にまとめておきます。これは、RGBAの計4つの輝度を0〜1の実数で表した値を1つずつ並べた形になります。ざっとこんな感じですね。[ R値 , G値 , B値 , A値 , R値 , G値 , B値 , A値 , ……]2つの色を使う場合は、計8個の値が用意されます。ここでは3