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ブックマーク / eng-blog.iij.ad.jp (33)

  • DNS検索コマンドdugの紹介 | IIJ Engineers Blog

    Haskellコミュニティでは、ネットワーク関連を担当。 4児の父であり、家庭では子供たちと、ジョギング、サッカー、スキー、釣り、クワガタ採集をして過ごす。 技術研究所開発室の山(和)です。私は、同僚の日比野と一緒にDNSのフルリゾルバ(キャッシュサーバ)の実装を進めています。このフルリゾルバの名前は bowline と言います。結びの王様である「もやい結び」から名付けました。 サーバの bowline に加えて、検索コマンドである dug も実装しています。DNSに詳しい方なら分かると思いますが、 dig コマンドに似せた名前を選びました。(もちろん、DIGDUGという名作を意識しています。) 今回は、 DNS検索コマンド dug の使い方について説明します。dugコマンドをインストールする一番簡単な方法は、githubからバイナリをダウンロードすることです。Intel Linux

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  • Gmailに届かなくなる?最近の電子メールで何が起っているのか? | IIJ Engineers Blog

    IIJ 技術担当部長 最近はインターネットの技術を紹介するのがお仕事です。元々プログラマ、サーバ・データセンター・ネットワーク・セキュリティ・モバイルといろいろやってきました。 ここしばらく「2024年6月よりGoogle (Gmail) が迷惑メール対策を強化、メールが届かなくなるかも」というややセンセーショナルなニュースが流れていました。件、掘り下げるとややこしい話ではあるのですが、この記事ではざっくりと「何が起っているのか」についてまとめてみたいと思います。(説明を簡単にするため、細かいことは省いています) 結局、私は何をすれば良いの? この問題、「Google (Gmail)で何か起るらしい」という報道のため、Gmailを使っている人が何かしなければならない雰囲気があります。ですが、実際に対応しなければならないのは、Gmailを使っている人ではありません。むしろGmailを使って

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  • 「認証」を整理する | IIJ Engineers Blog

    英語の「Authentication」を整理する ここからは先ほどの分類で言うところの「ユーザ認証」としての「認証」、つまり英語の「Authentication」に該当する「認証」について、さらに整理を進めていきます。 先ほど、「ユーザ認証」を「システムを利用しようとしているユーザを、システムに登録済みのユーザかどうか識別し、ユーザが主張する身元を検証するプロセス」と説明しました。「ユーザの識別」と「身元の検証」はユーザ認証に欠かせませんが、実際は他にも「ユーザの有効/無効状態の確認」や「検証に成功した場合の身元の保証(アクセストークンの発行等)」などの処理も一般的にユーザ認証のプロセスには含まれます。 ここで冒頭の「○○認証」を振り返りましょう。パスワード認証、SMS認証、指紋認証、顔認証は実はここで言うユーザ認証には該当せず、ユーザ認証中の一処理である「身元の検証」を担っていることがお

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  • 子どもとインターネット (一般の家庭内 LAN で手軽に子どもの通信を管理する) | IIJ Engineers Blog

    IIJ ネットワーク部アプリケーションサービス部所属。 メールサービスの運用業務に従事し、日々世界の悪と戦う一児の父親。社内 Power Automate エバンジェリスト(自称)。M3AAWG member / openSUSE Users / WIDE Project メンバー。趣味は大喜利。はがき職人。 皆さんは、子どものインターネットの利用ルールってどのように決めているでしょうか。 文部科学省が提唱した GIGA スクール構想が実現され、今や小学校に入学すると 1人 1台、学校からノートパソコンやタブレットが配布される時代です。来年度 4月に小学校へ入学するお子さんをお持ちの親御さん、共通の悩みなのではないでしょうか。 登場人物 私 世界の悪と戦う一児の父親。 家庭内情報システム部 DX 担当部長、(兼)24時間パソコンなんでもお助けサポートセンター・カスタマーサクセス主任、(兼

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  • HTTPSレコードがRFCになりました | IIJ Engineers Blog

    RFC9460が出ました 昨年、このエンジニアブログでHTTPSレコードについてとりあげました。これを書いたときはHTTPSレコードはまだインターネットドラフトだったのですが、2023年11月、ついにRFC9460として標準化されました。 RFCにはなったけど日語の詳しい記事はまだ少ないし需要あるかなーと思って改めて解説を書きはじめたんですが、だらだらとクソ長くなって書いた人が読んでも眠くて退屈な内容になってしまいました。ので、書いたものはばっさり捨てました。 そういえばいまから3年前、DNS Summer Day 2021で発表したプレゼン資料がありました。これをRFCになった現在の内容にあわせてアップデートしたほうがてっとりばやいしわかりやすそうです。 ということで、加筆修正した資料を置いておきます。DNS屋さんはとりあえず全部読んでおいてください。Web屋さんは前半だけ理解してお

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  • Linux カーネルをバイパスして TCP 通信を 10 倍速くする | IIJ Engineers Blog

    IIJ 2023 TECHアドベントカレンダー 12/16の記事です】 この記事について 背景:TCP はコンピュータネットワークの通信において広く利用されているプロトコル・標準化された通信規格です。コンピュータは TCP/IP スタックと呼ばれるようなソフトウェアを実行することで、定められた規格に則って通信を行います。汎用 OS 環境では、TCP/IP スタックは多くの場合、カーネル空間に OS 機能の一部として実装されています。 課題:通信に関するソフトウェアの研究コミュニティでは、そのようなカーネル空間に実装されている TCP/IP スタックは、近年の高速な NIC の性能を十分に引き出すことが難しいという課題が指摘されてきました。 テクニックの紹介:当記事では、近年の研究コミュニティにおいて比較的一般的な高速化テクニックとされている「カーネルをバイパス(迂回)して TCP 通信を

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  • Kubernetesのキャッシュネームサーバとリゾルバ | IIJ Engineers Blog

    ただ、サーチリストがこうなっているのは利便性のためだけではなく、もっと切実な理由があります。 サーチリストとndots DNSの一般的な名前解決のルールとして、こんな風に覚えている方もいるかもしれません。 名前にピリオドが含まれていたら、FQDNとみなしてサーチリストを参照せずに名前解決を行う 名前にピリオドが含まれていなければ、サーチリストのドメインを末尾に連結して名前解決する 例えば、こんな具合です。 $ ping myhost # ピリオドが含まれていないため、myhost.example.comが名前解決される PING myhost.example.com (192.168.0.1) 56(84) バイトのデータ 64 バイト応答 送信元 myhost.example.com (192.168.0.1): icmp_seq=1 ttl=57 時間=12.4ミリ秒 $ ping w

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  • Windows11でDocker Desktopを使わずにDocker | IIJ Engineers Blog

    九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 Windows 10のサポート期限がじわじわと近づいてきており、そろそろWindows 11を使ってみようという事で、 Docker Desktopを使わずにWindowsDockerを、Windows 11でもやってみました。 (弊社、Docker Desktopライセンスは普通に購入しているのですが、まあそれはそれという事で…) 1.どうやるの? Windows 10の時と同様で「WSLのUbuntuでDockerを動かす」です。 ただ、導入手順は随分とシンプルになっていました。 【参考】過去の導入手順(Windows 10

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  • 仮想マシンのように使えるコンテナ | IIJ Engineers Blog

    九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 コンテナ使いたいけど、今までの構築手順がそのまま使えないので、いまいち導入できない。 そんなあなたにお勧めのコンテナ「仮想マシンのように使えるコンテナ」が実はあるんです。 それは「Linux Containers (LXC)」です。 1.LXCとは Docker が アプリケーションコンテナ化 だとしたら、LXC は OSコンテナ化 といったイメージになります。 (Kernelプロセス部分は共用で独立していないので、実際はOS丸ごとでは無いのですが) OS丸ごと風なので、使用感が仮想マシンに近くなるというわけです。 ただ、コンテナ

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  • HTTPS 証明書の Common Name の検証がしれっと禁止されていた件について | IIJ Engineers Blog

    開発・運用の現場から、IIJエンジニア技術的な情報や取り組みについて執筆する公式ブログを運営しています。 こんにちは。IIJ Engineers Blog編集部です。 IIJの社内掲示板では、エンジニアのちょっとした技術ネタが好評となって多くのコメントが付いたり、お役立ち情報が掲載されています。 今回は、すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、いつの間にか HTTPS 証明書の Common Name の検証が禁止 になっていた件について紹介します。 HTTPS 証明書の検証手続きは、RFC2818 で「Subject Alternative Name があればそれで、なければ Common Name を見よ」となっていました。 If a subjectAltName extension of type dNSName is present, that MUST be used as

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  • Docker Desktopを使わずにWindowsでDocker | IIJ Engineers Blog

    九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属。自作パソコン好きで、ハードウェア選定の仕事を与えると喜ぶ。最近は何でもコンテナにしたい教に入信し、コンテナ化の機会を虎視眈々と狙っている。 こんにちは、九州支社技術部(九州・中四国事業部)所属のy-morimotoです。 WindowsDockerを使いたい時、多くの方はDocker Desktopを使われていると思いますが、実は他にもWindowsDockerを使う方法があります。 以前紹介させて頂いた「ブラウザだけでDockerしたい」といった方法もありますが、今回は「PCに直接インストールする」方法のご紹介です。 1.どうやるの? 単純ですが「WSL2のUbuntuでDockerを動かす」です。 意外と盲点だったりするので、簡単に導入手順をまとめてみました。 2.導入手順 導入手順は以下のとおりです。 WindowsTerminalをイン

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  • Let’s Encryptでワイルドカード証明書を取得する話 | IIJ Engineers Blog

    はじめに SoftwareDesign 8月号のDNS特集にて記事を書かせていただきました。みんな買ってね。 で、実は最初に書いてた原稿はもっと長かったんですけど、紙幅の都合で一部の内容については掲載を見送りました。せっかく書いたのに捨てるのはもったいないので、先日おこなわれたDNS Summer Day 2022で発表しようかと準備してたんですが、途中で気が変わって違う内容になりました。そんなわけで、最終的にエンジニアブログにて供養します。加筆修正しまくっているので元の原稿の気配はもはや残り香程度に漂うだけですが。 ACMEでdns-01チャレンジ サーバ証明書を無料かつ自動で取得できるサービスとして有名なものにLet’s Encryptがありますが、Let’s Encryptの仕組みはLet’s Encrypt独自のものではありません。ACME (RFC8555)として標準化されていて

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  • スマホを買い替えても二要素認証を継続できるWebAuthn Level3 | IIJ Engineers Blog

    社会人生活の半分をフリーランス、半分をIIJで過ごすエンジニア。元々はアプリケーション屋だったはずが、クラウドと出会ったばかりに半身をインフラ屋に売り渡す羽目に。現在はコンテナ技術に傾倒中だが語りだすと長いので割愛。タグをつけるならコンテナ、クラウド、ロードバイク、うどん。 GitHub2023年末までに二要素認証を必須にすることを発表しました。直接的なトリガーは先日のherokuの一件だと思いますが、すでにGoogleは2FAを必須としているように、同様の動きが業界全体へ広まるのは間違いありません。ちなみに、GW中にherokuからパスワードの強制リセットのお知らせが届きました(ユーザだったんです)。どうやら影響範囲はトークンだけではなかったようですね。きっと、耳を覆いたくなるようなアナウンスがこれからあるのでしょう。 https://www.itmedia.co.jp/news/ar

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  • DNSリクエストをAPIコールへ変換するアダプタをご照覧あれ | IIJ Engineers Blog

    社会人生活の半分をフリーランス、半分をIIJで過ごすエンジニア。元々はアプリケーション屋だったはずが、クラウドと出会ったばかりに半身をインフラ屋に売り渡す羽目に。現在はコンテナ技術に傾倒中だが語りだすと長いので割愛。タグをつけるならコンテナ、クラウド、ロードバイク、うどん。 もう3年も前のことになりますが、Let’s Encrypt用クライアントツールであるlegoIIJDNSアウトソースサービス用プラグインをコントリビュートし、ごく簡単なオペレーションでワイルドカード証明書を全自動に発行できるツールを提供していました。これが思いのほか好評で、ブログをご覧になったお客様にも利用していただいていたようです。 https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/1896 https://eng-blog.iij.ad.jp/archives/2165 そんなツールもDN

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  • 並列処理管理ライブラリ task を含む、l4goの公開 | IIJ Engineers Blog

    セキュリティオペレーションセンター と セキュリティ情報統括室 に所属。システム開発者(極) を目指すプログラマ としての活動と、セキュリティアナリストとして活動をしています。うさぎさんのぬいぐるみが相棒 こんにちは、くまさかです。 今回は、Go言語開発を支えるライブラリを公開しましたので、そちらの紹介記事です。 ちなみに今回の記事は、どうしてもGo言語寄りな話が少し登場します。 Go言語に関する説明は、記事では割愛しますので、記事を読む前や、読んだ後にGo言語自体を勉強したいと思った方は、IIJ Bootcamp で、僕が作成した Go言語入門コンテンツ か、Go言語 Go tour をお試しください。 さて、では題のライブラリ紹介です。 GitHub上では、l4go というところにまとめています。 https://github.com/l4go ライブラリの組織名を色々検討

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  • システムコールを速く漏れなくフックする方法 | IIJ Engineers Blog

    ptrace、Syscall User Dispatch:カーネルが提供している ptrace や Syscall User Dispatch のような機能は、ユーザ空間でシステムコールのフックを実装するために利用できます。ですが、これらを利用すると、元のユーザ空間プログラム内部でのシステムコール呼び出しのコストが大きくなり、結果として、性能が大きく劣化してしまいます。(要件1を満たせない) eBPF :eBPF のようなカーネル内の関数へフックを適用できる仕組みもありますが、eBPF は XDP のような場合を除くと、基的にカーネルの挙動を変更するためには利用できないため、カーネル機能をユーザ空間でエミュレートする、といった用途には適していません。(要件5を満たせない) ライブラリ関数の置き換え:標準ライブラリ(libc 等)は、沢山のシステムコールのラッパーライブラリ関数を実装してお

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  • 我が家のおうちKubernetesの成長記録 | IIJ Engineers Blog

    IIJ 2021 TECHアドベントカレンダー 12/16(木)の記事です】 IIJ Raptorサービス部のエンジニア、RyuSAです。普段はアプリケーションの実装やアーキテクチャ、最近はKubernetesを使った業務を担当しています。 私事ですが、先日IIJの制度として発表された「セレクトジョブ」に参加し、SRE推進部という部署に兼務するようになりました!>  IIJ、社員の自律的なキャリア形成を支援する公募型兼務制度「セレクトジョブ」を開始 | IIJについて | IIJ さて題に入りますが……自分は今年の春に「おうちKubernetes」を植え、自宅で育ててきました。 > おうちKubernetesを構築した話 – メモ – RyuSA (hatenablog.com) 残念ながら自分の家庭はサーバラックがあるような、俗に言う「逸般の誤家庭」ではないためできることはかなり限ら

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  • HTTP/2を利用する際はCipher Suiteを正しく設定しよう | IIJ Engineers Blog

    2018年新卒入社。名古屋支社にてSI中心にお仕事をするエンジニア仕事ではサーバやミドルウェアを、趣味ではウェブやアプリを弄っています。 【IIJ 2021 TECHアドベントカレンダー 12/9(木)の記事です】 はじめに 名古屋支社の kmmt-t です。 最近のモダンなWebサイトでは、「HTTP/2」を利用するサイトが増えてきました。 このようなWebサイトを公開する際に、Webサーバ側の設定次第によってはモダンブラウザ(EdgeやChrome)でページを開けない場合があります。 具体的にはTLS1.2とHTTP/2を組み合わせたWebサイトにおいて、特定のCipher Suiteを指定している場合にブラウザが ERR_HTTP2_INADEQUATE_TRANSPORT_SECURITY 等のエラーを出してページをブロックするような現象が発生します。 特に、利用者側がインターネ

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  • mrubyを通じてWebAssemblyの未来を想う~新しいウェブサービスの開発課程にて | IIJ Engineers Blog

    Haskellユーザーグループ(愛称 Haskell-jp)発起人の一人にして、Haskell-jpで一番のおしゃべり。 HaskellとWebAssemblyプリキュアとポムポムプリンをこよなく愛する。 こんにちは。ブラウザ外のWebAssemblyに関心が偏りすぎて、ブラウザにおけるWebAssemblyについて聞かれると戸惑うことが多い山悠滋です。普段はIIJ-IIの技術開発室という部署で、IIJ体をサポートするための開発をいろいろ行ったり、WebAssemblyを応用した新しいウェブサービスの開発に取り組んでいます。 今回は、開発している「WebAssemblyを応用した新しいウェブサービス」のサンプルとして、mrubyのインタープリタをWASIに準拠したWebAssemblyファイルにコンパイルするまでの課程や、それを通じてわかった、今のWebAssemblyに足りない

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  • QUICをゆっくり解説(2):ネゴせよ | IIJ Engineers Blog

    Haskellコミュニティでは、ネットワーク関連を担当。 4児の父であり、家庭では子供たちと、ジョギング、サッカー、スキー、釣り、クワガタ採集をして過ごす。 QUICへの誘導 前回のブログで、ブラウザが HTTP/3 (HTTP over QUIC) に対応したサーバにアクセスしたときに、最初は HTTP/2 を使い、2回目の通信からHTTP/3を使うようになると説明しました。今回は、この過程でクライアントとサーバが何を折衝しているか、以下の順で解説します。 TLSのバージョン HTTPのバージョン HTTP/2からHTTP/3への誘導 QUICのバージョン TLSのバージョン あるURLで指定されたサーバにクライアントがアクセスすることを考えます。URLは、httpsで始まっていたとしましょう。つまり、TLSの中でHTTPが使われます。現在推奨されているTLSのバージョンは、1.2と1.

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