肌をくすませて見せる要因として注目を浴びている「糖化」。肌で糖化が起こると明るさやツヤが失われて、メラニンによるくすみとは違う「黄ぐすみ」が目立ちやすくなるのです。糖化による黄ぐすみをケアする方法は、一般的なくすみケアとは異なります。その抗糖化の方法をしっかりマスターしましょう。 1 糖化とは? そもそも「糖化」とはどういった状態をさすのでしょうか。「酸化」のことを「体が錆びる」と言ったりもしますが、「糖化」は「体が焦げる」というイメージ。体内のたんぱく質が糖質と結びついてAGEsという物質が増えることで、焼け焦げたパンのように硬くもろくなったり褐色化したりと、たんぱく質が変性してしまう状態です。 糖化は体のあちらこちらで起きる可能性があり、糖尿病、動脈硬化、骨粗しょう症、アルツハイマー病、脱毛・抜け毛などの引き金になることも。そして、肌で起こってしまうと、美肌を保つのが難しくなります。肌