大き過ぎず、重すぎない。スリムで軽いから、これなら狭い駐輪場やガレージから出し入れするのも苦じゃないだろうな。チョットそこまでって、気軽に乗りたくなる親しみの持てるサイズ感とスタイリングが、飽きずに長くつきあえそう。 全長2075mmというと、同社の『SR400』(2085mm)より10mm短い。『XSR700』はやっぱり手頃なサイズ感なのだ。 なのに決して安っぽくない。質感のよいアルミ素材が多く使われ、シートはスエードとレザー調の素材が組み合わさり、さらに手の込んだステッチも施されるという懲りよう。大人向けのムードがあって、ファッションもアーバンなものを選ばなくてはならないなって気にさせる。女性ウケも良さそうだ。根拠はないが。 そんな無駄を削ぎ落としたかのようなXSR700のスタイル。「大きいバイクはもういいよ」っていうリッタークラスに食傷気味のベテランライダーも、このクオリティというか