2019年1月からスタートしたTVアニメ「ケムリクサ」。そのオープニングテーマとなっているのが、ナノが歌う同名の曲「KEMURIKUSA」だ。ミステリアスでダーク、そして攻撃的な楽曲は、まさに「ケムリクサ」という作品の世界観そのもの。ナノはたつき監督とどのようにコミュニケーションを取って、楽曲を仕上げていったのか? たつき監督とのコラボは、自分でも意外でした ── 「ケムリクサ」は、このインタビューの段階では第1話しか放送されていませんが、やはり謎だらけのストーリーでした。 ナノ 「謎」のひと文字ですね。自分もまったく先のストーリーを知らないんです。楽曲を制作するにあたって、たつき監督に色々お話をした上であえて作品の情報をインプットしないで作っていったんですね。「ケムリクサ」には過去に作られた自主制作版があるので、そこから解釈して歌詞を書いていきました。 ── 自主制作版をご覧になって、ど