東急の鉄道展 運転シミュレーターは本格的 揺れも再現 2008年05月02日 東急電鉄は2日、東京・渋谷の東急東横百貨店で、鉄道ファン向けのイベント「鉄道フェスティバル」をオープンした。総合プロデューサーは、カシオペアのキーボディストで、音楽界きっての鉄道好きで知られる向谷実さんだ。「ファンの視点」にこだわった内容だ。(アサヒ・コム編集部 内山洋紀) シミュレーターの運転台は、廃車になった8000系のものを流用。つまり本物だ 昔の駅や電車の部品も展示されている ファンの手による鉄道模型も 目玉は、今回のために作られたフルハイビジョンの運転シミュレーターだ。向谷さんにとって、シミュレーターは十八番だが、今回は特に本格仕立てだ。廃車になった車両の運転台をそのまま使用、映像は今回のために回送電車を仕立てて撮り下ろしたという。電車の揺れに合わせて、画面も揺れる凝りようだ。 会場には、ファンの手によ
先日初めて、おサイフケータイだけで新幹線の座席予約・きっぷ購入ができるモバイルSuicaの新サービス「モバイルSuica特急券」を使う機会があった。カードタイプSuicaでは利用できないこのサービス。どのような操作できっぷを買うのか、そのようすは別記事に書いた通りだ。 ここからは、筆者が東京と宮城を往復した1日の間に出くわした「モバイルSuica特急券で困ったシーン」を紹介する。以下、すべて実体験だ。それぞれのケースごとに「本当はどうすべきだったのか」を確認したので、参考にしてほしい。 →モバイルSuicaで新幹線!に乗ってみた(購入編) Case 1:新幹線に乗る!――あれ、座席はどこだっけ チケットをモバイルSuicaで購入し、受け取って、意気揚々と新幹線改札をくぐったあと、ふと思った。 「あれ、私、どの列車に乗るんだっけ……?」 紙のチケットなら、表に乗るべき列車と、座席番号が書いて
草津、万座、四万…。全国に名高い温泉地を結ぶJR吾妻線の列車は、川原湯温泉駅の手前で、日本一短いトンネルを通過する。全長わずか7・2メートルの樽沢トンネルだ。名勝吾妻峡のがけをくり抜いた小さな穴には、吾妻線誕生の歴史が隠されている。 吾妻線の前身、国鉄長野原線の渋川−長野原(現長野原草津口)駅間は、戦時中の昭和20年1月、貨物専用の路線として開通した。JR東日本高崎支社などによると、当時、開業を急いだために、吾妻峡のがけに突き出た岩盤を切り崩す方法よりも、工期の短かったトンネル構造で建設されたとみられている。 工期を短縮したのには理由がある。長野原線は、六合村の群馬鉄山で産出された鉄鉱石を運ぶ使命を負った軍需路線だったため、地元青年団らが駆り出され、突貫工事で完成した。 長野原から太子(おおし)までは日本鋼管の貨物線(5・8キロ、通称太子線)で結ばれ、露天掘りで採掘された鉄鉱石は索道で太子
宍道湖北を走る一畑電車が所有する日本最古の現役車両で、来年三月に引退予定の貸し切り用お座敷電車「デハニ50形」の利用が、本年度に急増している。既に昨年度の運行数の七倍を超える予約が入る人気ぶり。利用者や沿線住民からは「走る文化遺産」の引退を惜しむ声も出ている。 お座敷電車として利用されているデハニ50形の二両は、一九二八年と二九年に導入。床や窓枠が木製で昭和初期の雰囲気を残すレトロな車内が人気を集めたが、製造当時の古い車両が保安基準に合わないとして、運行は本年度限りとなった。 引退の報に、観光客や鉄道ファンの駆け込み需要を狙ってツアーに組み込む旅行会社が急増。昨年度の運行は二十二本だったが、本年度は四月末現在で百五十五本の予約が入り、九月末までほぼ毎日運行する。個人で貸し切るファンもいる。 一畑電車は引退方針は変わらないとしているが、利用者からは惜しむ声が出ている。ツアーで乗車した山
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