秋田県と新潟県を結ぶJR羽越線が7月末で全線開通から100周年を迎えるのに合わせ、鉄道カメラマンの佐藤和博さん(74)=秋田市外旭川=が、写真集「羽越本線100周年」を自費出版した。1970年から撮りためてきた作品の中から力作を厳選。「カメラマンとしての活動の集大成」と語る。 写真集には、佐藤さんが70年7月から今年4月まで50年以上撮影した約90枚を掲載。水を張った田んぼに車体を映す貨物列車、夏晴れの日本海沿いを走る普通列車、黄金色に染まった田園地帯を進む特急「いなほ」など、四季折々の風景を走るさまざまな車両の姿を活写している。 写真集は先月出版。A4判112ページで2640円。由利高原鉄道本社(矢島駅内)で販売している。今後秋田市内の書店でも販売する予定。
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