美しい渓谷を抜けて“神話の里”へ向かう鉄道として観光客に親しまれ、台風被害で廃線状態となっていた宮崎県北部の高千穂線(延岡-高千穂)が28日、運休したまま全線廃止となり、旧国鉄時代から73年の歴史に幕を下ろした。 土地やレールは沿線自治体へ無償譲渡され、民間会社「高千穂あまてらす鉄道」社長の作家高山文彦氏(50)らが、その一部を鉄道公園にして遊具のような小さな車両を走らせる計画を呼び掛けている。 高千穂線は昭和10年、旧国鉄が部分開通。平成元年に第三セクター「高千穂鉄道」が運行を引き継いだが、17年9月の台風で鉄橋が流失するなどし経営継続を断念した。 全線約50キロのうち、延岡-槙峰間は昨年9月に廃止が確定。残る槙峰-高千穂間については「高千穂あまてらす鉄道」の前身の会社が再開を目指していた。
ここで降りるぜ喜多さんよ 阪堺電気軌道 住吉鳥居前2008年12月27日 印刷 ソーシャルブックマーク 住吉大社の大鳥居の前をチンチン電車が横切っていく。奥の本殿に向かってお辞儀をする男性がいた日曜や正月には露店が並んで華やぐ境内。後ろ向きに倒れてしまいそうな反橋(そりばし)を渡って本殿を目指す80歳で現役の161形電車。10両あり、車体の色は様々=いずれも大阪市住吉区 フォトギャラリー 江戸を出発した弥次(やじ)さん、喜多(きた)さんは、愉快な騒ぎを起こしながら住吉大社で旅を終えた。門前の繁盛ぶりに心躍り、参拝もそこそこに酒を飲もうと近くの料理屋へ転がり込んだ――。約200年前に十返舎一九(じっぺんしゃいっく)が創作し、庶民に笑いを提供した「東海道中膝栗毛(ひざくりげ)」のラストシーンだ。 2人が歩いたのは大社前を南北に走る紀州街道。当時、第一の鳥居は5キロも北の今宮辺りにあり、通り
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く