ローカル線の旅をのんびり楽しむ「みまさかスローライフ列車」が11日、JR因美線津山(津山市大谷)―智頭駅(鳥取県智頭町)間で運行され、車内は鉄道ファンや家族連れでにぎわった。 3両編成のキハ47系車両に同列車のヘッドマークを付けた特別仕様。県内外の152人を乗せて正午すぎに津山駅を出発、物品販売や展示がある駅で20〜30分ずつ停車しながら1往復約5時間の各駅停車の旅を楽しんだ。 映画「男はつらいよ」最終作のロケ地になった美作滝尾駅(同市堀坂)では、1928(昭和3)年築の木造駅舎に撮影シーンのパネルを展示。堀坂町内会の内田晶二会長(64)ふんする寅さんらが乗客を出迎え、弁当や手作りパンの販売テントに列ができた。 次の美作加茂駅(同市加茂町桑原)では地元洋菓子店がパウンドケーキなどを販売。美作国建国1300年記念事業で運行中の黄色い「NARUTO」のラッピング列車も続いて到着し、乗客がカメラ
南海電鉄の難波―和歌山市、和歌山港間を走る特急「サザン」は、大阪から南へ向かうため、この列車名が付いた。行き先表示には、南十字星(サザンクロス)をイメージした「五つ星」があしらわれている。 サザンは、南海の創業100周年に合わせ、1985年に登場した。四国連絡特急「四国号」の後継列車で、和歌山港では徳島行きフェリーと連絡。関西では唯一、指定席料金(500円)が必要な特別車と通勤用の一般車を併結するなど、利便性に工夫を凝らす。 初代の専用車両「10000系」は7編成(28両)を製造。しかし、2011年以降、より快適性を増した「12000系」との置き換えが進んでおり、4月にも1編成が引退した。10000系は、残り5編成が運用に就いている。
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富山県高岡、砺波、南砺の3市を走るJR城端線で、線路の枕木が焦げる事案が6~10日に計8件相次いだ。 JR西日本によると、列車がブレーキをかける際、車両の部品から高熱の鉄粉が落ちたり火花が発生したりし、乾燥した枕木に落ちた可能性がある。砺波地域消防組合は、同社金沢支社に対し原因究明への協力と車両の調査などを要請した。 同社によると、枕木が焦げたのは6日に1件、8日に3件、9日に3件、10日に1件で、いずれも正午から午後4時までに見つかった。けが人は出ていないが、9日には上下3本の列車に最大13分の遅れが出た。6日朝には氷見線でも枕木が焦げた跡が発見されている。 同社によると、枕木は損傷などに応じて交換している。北陸線ではコンクリート製だが、城端、氷見、高山線などでは、今でも木製のものが多いという。 同社は「乗客や沿線住民に不安を与えて申し訳ない。これまでは無かった事例で、早急に原因を突き止
富士山周辺地域の活性化を進めるグループ「フジパク」は11日、富士市特産の茶と、市東部を走る岳南電車をPRする「岳南電茶(でんちゃ)まつり」を同市の岳南原田駅をメーン会場に開いた。 茶娘が入れたての深蒸しと浅蒸しの新茶で来場者をもてなし、茶道の淡交会青年部は野だてを行った。協力団体の「岳南鉄道サポーターズクラブ」が経営難の岳電を支援すべく開発した茶の新土産「岳南電茶」もお披露目され、電車の形のパッケージが人気を集めた。 岳電も新商品の缶バッジやDVDなど関連グッズを販売。走行中の車内でアナウンスに挑戦する車掌体験も親子連れに好評だった。 会場には市民による音楽ステージや市内の飲食店など約30社の出店も並び、雨天にもかかわらず、にぎわいを見せた。
ホーム上に登場した新京成電鉄の電車型自販機コーナー=松戸市の常盤平駅 えっ、ホーム上に電車? 新京成電鉄の常盤平駅(ちば松戸市)に、線路を走っているはずの電車を模した自動販売機コーナーが登場した。 飲料やアイスクリームなどの自販機計4台を車体に見立て、上りと下りそれぞれの方向に、現役で走る8800形電車のイラストが描かれている。実物より小さいとはいえ、ちょっと見には電車がホーム上を走っているよう。10日に登場して以降、車両から降り立って思わず足を止めて眺めたり、電車を待つ間に写真を撮ったりする乗客が相次いでいる。 電車型自販機コーナーは昨年11月に北習志野駅に初登場し、今回が第2弾。北習志野駅ではコーナーの自販機1台当たりの売り上げが構内の他の自販機の約1・5倍になったといい、同社は常盤平駅での結果を見て、さらに他駅への増設を判断したいという。 関連リンク千葉県のニュースは地域情報ペ
「昭和の旅」がテーマの当連載ですが、その昭和のほぼ最後、1988(昭和63)年に完成したものといえば……、そうです、青函トンネルと瀬戸大橋です。今年はともに開通25周年。瀬戸大橋のほうは、これを記念した各種イベントも行われたようです。 瀬戸大橋は本州と四国を結ぶ初めての連絡橋として開通しました。その後、明石海峡大橋から淡路島を経て大鳴門橋で徳島へ渡るルートと、瀬戸内しまなみ海道で尾道から今治へ渡るルートが完成し、現在は3つのルートが形成されています。 しかし瀬戸大橋が完成するまで、本州から四国へ渡るには船に乗らなくてはなりませんでした。その頃の瀬戸内海は、連絡船やフェリーのパラダイス。さまざまな航路があり、栄えていたそうです。国鉄の路線の一部として、宇野と高松を結ぶ宇高連絡船が運航されていたことは、よくご存知でしょう。 ホーバークラフトに憧れて… この宇高連絡船の「急行」として、かつて「ホ
トップ > 三重 > 5月12日の記事一覧 > 記事 【三重】 四日市で「きんてつ鉄道まつり」 塩浜検修車庫 Tweet mixiチェック 2013年5月12日 鉄道模型のジオラマを見て楽しむ人たち=四日市市御薗町の近鉄塩浜検修車庫で 「きんてつ鉄道まつり2013in塩浜」が十一日、四日市市御薗町の近鉄塩浜駅に隣接する塩浜検修車庫で始まり、初日から大勢の家族連れや鉄道ファンらが訪れた。十二日まで。入場無料。 沿線住民に鉄道に親しんでもらおうと近鉄が開き、今年で十一回目。保線などに当たる車両の展示や電車の床下見学、鉄道やバス関連グッズ販売などのほか、鉄道模型を趣味とする社員によるジオラマでの運転会もあって、子どもたちは大はしゃぎだった。 十二日は桑名めしや四日市とんてき、津ぎょうざなどのご当地グルメが並び、愛知と三重県内の沿線の「ゆるキャラ」九体も登場する。まつりの開催時間は午前十時~午後
JR九州熊本支社は11日、肥薩線鎌瀬-瀬戸石間の鎌瀬トンネル(熊本県八代市)を走行していた観光列車「SL人吉」の運転室の窓ガラスにひびが入っているのが見つかったと発表した。トンネルの天井かられんがが落下し、車両に当たったことが原因としている。けが人はなかった。 熊本支社によると、11日午後3時50分ごろ、トンネルを出た際に運転士が窓のひびに気付いた。車両の一部にれんがの破片が付いており、トンネル内にも砕けたれんがが落ちていた。 れんがの総重量は約440グラムで、トンネルの天井から剥がれ落ちていた。昨年9月の点検時に異常はなかったといい、JR九州は原因を調べている。 SL人吉は週末や夏休みを中心に運行している観光列車で、鉄道ファンや家族連れに人気が高い。
子牛「ゆず」が一日駅長 宮崎・JR高原駅 2013年5月12日 00:08 カテゴリー:社会 九州 > 宮崎 吉松駅(鹿児島県湧水町)と都城駅(宮崎県都城市)を結ぶJR吉都線の高原駅(同県高原町)で11日、開業100周年の記念式典があり、子牛の「ゆず」が一日駅長を務めた=写真。 基幹産業の畜産をPRしようと、高原町観光協会などでつくる実行委が企画した。ゆずは、地元の後川内(うしろかわち)小6年の入木和馬君(11)が所有登録し、父真一さん(42)と世話している1歳の雌牛。町主催の品評会などで好成績を収めている。 入木君に手綱を引かれた黒毛のゆずは町章をエンブレムにした特製の駅長帽子をかぶってホームに登場。定刻の午前10時2分、満員の観光列車に「モー一度高原へ」の願いを込め? 発車の鳴き声で大役を果たした。=2013/05/12付 西日本新聞朝刊=
十和田観光電鉄(十和田市、白石鉄右エ門社長)は今年に入り、廃線となった十鉄線(14・7キロ)の鉄道設備の撤去作業を本格化させている。車庫と変電所がある七百駅(六戸町)を除き、来年度中に撤去を完了させる見込み。沿線の2県立高校前の県道では、青森県によるバス停車帯の設置工事もスタート。89年にわたり十和田、三沢両市を結んだ沿線は、景観が様変わりしつつある。
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