30日正午ごろ、富山市一番町の国道41号交差点で、市内電車環状線の車両「セントラム」と、同市布瀬町の女性会社員(64)の乗用車がぶつかった。乗客28人と運転士、女性にけがはなかったが、運休や遅れで約60人に影響した。同線での事故は今月23日の開業以来初めて。 富山中央署によると、女性が交差点を右折しようと、車線変更した際に軌道にはみ出し、乗用車の右側運転席のドアと、後ろから走行してきた黒色のセントラムの左側前部が接触した。 富山地鉄によると、この車両と、後続の1本がいずれも約25分遅れたほか、2本が運転を取りやめた。 北日本新聞ご購読の申し込みはこちらから