那覇市が導入を目指す次世代型路面電車(LRT)の運行ルートで5日、国道329号(南風原バイパス)の南部医療センター・こども医療センター付近と県道42号の御成橋付近(モノレール県庁前駅付近)の2カ所で片側2車線(計4車線)を維持する方針を固めた。 2カ所は交通量が多く、道路管理者などの関係機関から要望を受けて決めた。市は歩道の幅を狭めるなどして、現在の4車線を維持しようと考えている。細かい場所は未定で、今後検討を進める。その他のルートについては4車線のうち中央2車線をLRT軌道とし、原則車の通行はできなくなる見通しだ。 市は7月、導入ルートの選定を行う公募型プロポーザルを実施。8月30日に「中央復建コンサルタンツ・日本交通計画協会共同企業体」が選定された。2026年度に整備計画を策定し、ルートを決定する。 現在の計画では県庁北口と南部医療センター・こども医療センターを結ぶ東西ルート本線(約5