自民党の古賀誠選対本部長代理は25日夜、宮城5区の自民党新人候補の応援のため宮城県石巻市を訪れ、個人演説会場で土下座して支持を訴えた。 古賀氏は、支持者で埋まった会場の小学校体育館に入ると、主催者が用意したスリッパを脱いで登壇し約25分間、熱弁を振るった。この後、フロアに降りてひざまずき「よろしくお願いします」と言いながら、両手をついてゆっくりと2回頭を下げた。 大物議員の突然のパフォーマンスに会場は大きな拍手の後、驚きのどよめきも広がった。 演説で古賀氏は「小泉改革は大失敗で、地方を痛めつけたことは反省しなければならない」と述べる一方、民主党に対しては「マニフェストにいいことばかり書いて、いいかげんな民主党には政権を任せられない」と強く批判した。 2009年08月26日水曜日 宮城 人柄にじむ確かな手仕事 夫婦で守る老舗かばん店・仙台(8/26 15:00) 登校再開、マス
衆院選(30日投票)で、河北新報社は20〜22日、宮城県の6選挙区を対象に世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて情勢をまとめた。1〜5区は民主党候補が優位に戦いを進めている。6区は自民党前議員がリードしている。調査時点で有権者の約3割が投票する候補を決めておらず、態度未定層の動向や投票率が焦点となる。(敬称略) <1区/土井氏、懸命に追う> 民主の郡が優勢で、自民の土井が懸命に追う。 郡は民主支持層の8割強をまとめ、無党派層の5割以上を取り込む。自民支持層も3割に食い込む。30代で6割近い支持を得るなど各年代に幅広く浸透。青葉、太白両区とも強みを見せる。 土井は公明支持層の7割を固めたが、自民支持層への浸透が5割弱にとどまっている。20代、70歳以上の支持が3割と比較的高い。学生の6割、農林漁業の4割の支持を引き付けている。 共産の角野は伸び悩んでいる。 <2区/中野氏が追う>
村井嘉浩知事は17日の定例記者会見で、18日公示の衆院選について「県政運営の相談に乗ってくれた自公両党に恩返ししたい。応援する以上は一人でも二人でも多く当選してほしい」と述べ、政権与党の応援に全力を挙げる姿勢を強調した。 内閣府が17日に公表した4〜6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値が5四半期ぶりにプラス成長に転じたことについて「景気回復は国の財政出動が最大の要因。行政支援がなくなったときに景気回復が持続するかどうか見守りたい」と語った。 梅原克彦仙台市長が21日に退任することに関しては「わたしと考え方が近く、大変頭の切れる優秀な市長。すばらしいパートナーだった」とねぎらった。 2009年08月18日火曜日 宮城 密漁アワビでバーベキュー 気仙沼・大島(8/18 06:10) 東北楽天山崎武大暴れ 敗戦ムード2発で一掃(8/18 06:10) 21陣営態勢万全 5
捜査機関による取り調べの録画・録音(可視化)をめぐり、衆院選(18日公示、30日投票)で各党がマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ方針に東北の法曹関係者が注目している。野党は冤罪(えんざい)防止を目的に全面可視化を求めるが、与党は自民党が可視化に一切触れず、公明党が条件付きでの運用を掲げる。可視化の動向は、政権の行方次第で大きく変わりそうだ。 民主党は、取り調べ全過程の録画・録音を義務付ける全面可視化を掲げた。2005年の前回衆院選でも可視化を柱とする刑事訴訟法改正案をマニフェストに盛り込んだが、全面可視化を明示したのは今回が初めて。 公約は「録画・録音のない自白の証拠能力の否定」「検察官手持ち証拠一覧表の開示」など踏み込んだ内容。全面可視化を求める日弁連とスタンスと軌を一にしている。同党は07年12月と今年4月の2回、「可視化法案」を提出し、参院を通ったが、ともに衆院で廃案になり、政
宮城県の村井嘉浩知事が衆院選(18日公示、30日投票)の自民党支援に本格的に動きだした。2日は仙台市と柴田町で自民党公認候補にエールを送った。麻生太郎首相の不人気で選挙の「顔」が不在だけに、自民党陣営の「村井頼み」は加速する一方。知事は「お世話になった人への恩返しは当然」と、公務の合間を縫って盟友たちを援護射撃している。 2日午後、買い物客でにぎわう仙台市中心部。村井知事は宮城1区の自民党前議員土井亨氏(50)の街頭演説に駆け付け、マイクを握った。 「道州制実現をマニフェスト(政権公約)に盛り込んだのは自民党だけ。自分の政治生命を懸けても頑張る」と叫んだ知事。衆院選候補を街頭で応援するのは初めてだ。 持ち前のサービス精神で握手や記念撮影に応じた。「自民党を支持しない人もいる場所に出向き、働き掛けるのが政治の原点」と自分の選挙のように動き回った。 知事が衆院選のスタンスを鮮明にしたの
仙台市の梅原克彦市長は28日の定例記者会見で、仙台市長選で初当選した前副市長の奥山恵美子氏について、「教育長、副市長として市の仕事をしたが、これまでの仕事のやり方では市のトップとしての資質に大いに疑問がある」と語った。 梅原市長は再選出馬を断念した後、「(市長選に立候補して落選した)前副市長の岩崎恵美子氏が最も市長にふさわしい」とコメントしていた。 梅原市長は会見で、2005年の前回市長選で政党や市議から支援を受けたが、当選後は支援者の個別の要望に応じなかったと潔癖性を強調。「市長は市役所の利益を代弁する存在ではない。奥山氏が一部の市役所OBの牛耳る市役所ファミリーのかいらいとならないことを切に望む」と述べた。 自分の市政運営にも触れ、「仕事、政策に関してかなりの成果を上げたと自負している。残念ながら、そのことが市民に理解されていない」と不満を漏らした。市幹部の一人は梅原市長の発言を
民主党の鳩山由紀夫代表は21日、河北新報社のインタビューに答え、コメの生産調整(減反)について、民主党中心の政権が誕生すれば廃止を含めて抜本的に見直す考えを明らかにした。一問一答は次の通り。 ―衆院解散・総選挙の見通しは。 「東京都議選(7月12日投票)後は麻生太郎首相の手で解散できないとの見方があるが、都議選で決定的な(得票の)開きが出るかどうか。それだけが判断基準にはならない。いずれ麻生首相が早く解散すべきだ」 ―東北の情勢は。 「いい戦いをしている。25選挙区で過半数を占めなくてはならない。比例東北(定数14)は選挙区候補を全員(同順位で)並べるが、さらに数人の擁立も考える」 ―小沢一郎代表代行は岩手4区で立候補か。 「選挙担当として最後に自身の対応を明らかにするのだろう。ただ、代表が国替えするインパクトを考えての行動。代表代行となり、必須要件ではなくなったと思う」 ―
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