エルメスが内外装を手がけた「エルメス機」 森ビルは28日、東京都心と成田を結ぶヘリコプターの定期便を9月中旬から運航すると発表した。料金は片道5万円からで、主に大企業幹部の需要を見込んでいる。仏高級ブランドのエルメスが内外装をデザインした「セレブ仕様」の機体も就航する予定だ。 森ビルによると、都心と成田を結ぶチャーター運航はあるが、定期便は初めて。アーク森ビル(東京都港区)の屋上ヘリポートと、成田空港から約22キロ離れた千葉県佐倉市のヘリポートを結ぶ。佐倉からはハイヤーで移動し、ヘリに乗り込んでから約30分で成田空港に到着する。 乗客定員は4〜5人で、1日最大22便(往路12便、復路10便)を運航する。料金はハイヤー代を含めて片道5万円、往復9万円。チャーターの6分の1以下の価格という。1日最大11便運航する「エルメス機」は片道7万5千円、往復13万5千円。年内は価格を22〜24%割