ブックマーク / ameblo.jp/aratakyo (30)

  • 『小沢の「表舞台」復帰に恐れおののく朝日社説』

    government of the people, by the people, for the people 朝日新聞は小沢一郎復権によほど恐怖を感じるらしい。 小沢一郎氏の被告人質問について書いた1月9日の社説は、わなわな震えるような筆致で、書き手に同情をおぼえるほどである。 「私たちは小沢氏に対して繰り返し、国会で説明責任を果たすよう求めてきた。ところが、氏は国会に出ていくことも、記者会見での突っ込んだやり取りも拒み続けた」 まことにみごとな恨み節からはじまった。「私たち」という何者かが求めた通りにしない小沢氏はけしからん、というのである。 小沢氏はフリージャーナリスト、外国人記者らにも開放してたびたび記者会見を開き、説明してきたと思うが、何が不足なのだろう。記者クラブ員だけの特権的密室記者会見に応じないのに腹が立つのだろうか。続く記述に移ろう。 「土地取引の原資になった4億円は、ど

    『小沢の「表舞台」復帰に恐れおののく朝日社説』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2012/01/11
     まったく何様なんだか。日本のマスゴミは。 > 「「私たち」という何者かが求めた通りにしない小沢氏はけしからん、というのである。」
  • 『小沢氏のどこが党倫理規則違反なのか』

    government of the people, by the people, for the people 先日、筆者の知人がいつになく激しい怒りのメールを送ってきた。 「権力を握ったとたんに仲間を売る、菅さんトリオは古くはロベスピエール、最近ではヒットラーやスターリンと同列の非情な悪党です」 表現は少々、極端だが、同じように思っている人が多いのだろう、全国各地で「小沢コール」のデモが繰り広げられている。 魔女狩りに加わるのも人ならば、そんな集団ヒステリーをやめるよう諌めるのも人である。 ツイッターやブログ、動画や記事の投稿サイトで共感しあった老若男女が、呼びかけに応じて、指定の時刻、指定の場所に集結する。たちまち、見知らぬ人どうしの連帯感が生まれる。 チュニジアやエジプトのような大がかりで激しい人の波ではない。それでも驚くほど多くの市民が、警官の規制のもと、整然と行進をする。ネット動

    『小沢氏のどこが党倫理規則違反なのか』
  • 『かくも怪しき検察の冒頭陳述』

    government of the people, by the people, for the people 石川議員ら小沢一郎氏の元秘書3人に対する初公判で、検察側は起訴事実である政治資金収支報告書の「記載時期ズレ」よりも、起訴事実にない推測的内容である「裏金」ストーリーに重点をおいた冒頭陳述を繰り広げた。 これは、立件した「期ズレ」などは些細な解釈の問題であって、立件できなかった内容のほうが検察にとって重要だということを自ら認めたようなものだ。 どうでもいい軽微な案件で人を捕まえ、それを正当化するために起訴事実にできなかった中身を法廷で持ち出すというのは、いかにも昨今の検察の倒錯的な特質だ。 裏金の授受について、「あった」とする検察の言い分に合理性がなければ、この裁判はすぐにでも決着をつけるべきである。 では、検察側の冒頭陳述における次の部分を見てみよう。もちろんこれは起訴事実には含

    『かくも怪しき検察の冒頭陳述』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2011/02/09
     まだ検察は水谷建設ストーリーを大事に温めてんのか、ばかじゃね? お気の毒様。反吐が出るぜ。
  • 『「小沢無罪見通し」と「強制起訴」を埋める新聞の苦心惨憺』

    government of the people, by the people, for the people 「国民は裁判所によって無罪か有罪かを判断してもらう権利がある」 そんな理由で、東京第5検察審査会が起訴議決し、それを受けて準備を進めていた指定弁護士が1月31日、小沢一郎氏を「検審起訴」した。 小沢氏の政界追放に躍起となった東京地検特捜部が不起訴にした案件だけに、まともなジャーナリストの間では、「小沢無罪」が常識である。 どうやらマスメディア各社もそう読んでいるらしく、検審起訴についての解説記事は、どこも有罪立証の難しさを指摘し、扱いも地味だ。 早くも無罪判決のさいに備えているようだが、「裁判長期化は必至」(日経)と、結論先送り願望も透けて見える。 とはいえ、2月1日の紙面では「小沢強制起訴」というおどろおどろしき見出しに対応して大量の字数を確保すべく、政治的、道義的責任や、国会

    『「小沢無罪見通し」と「強制起訴」を埋める新聞の苦心惨憺』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2011/02/03
     実質無罪な者を、『世論が悪い奴だと言っているから』として有罪にするのでは、国民全員で小沢を魔女裁判にかけていることにほかならない。 国民は、バカな悪魔だ! 嫌いを理由に人殺しするがいいさ。
  • 『先走りが仕事と言って憚らぬメディアの懲りない面々』

    government of the people, by the people, for the people 「メディアは先走るのが仕事ですから」と大手テレビ局の報道トップに開き直られたら、呆然とするほかない。 フジテレビ報道局専任局長、平井文夫氏。 レギュラー出演している新報道2001(1月9日放送)で、「小沢国会招致問題についてメディアが先走っている」と岡田幹事長が発言したのに対し、平井氏は何わぬ顔でそう口走った。 「先走る」とは、「他より先に物事をする」という意味もあるが、どちらかというと「他を出し抜いて、独りよがりに判断し、行動する」という文脈で使われることが多い。 岡田幹事長が、そういう意味で釘を刺したのに対し、平井氏はまともに取り合わない。かりに突っ込まれたら、「いち早く情報を取るという意味だ」と答えるだろう。 話のすり替えなら、昨今のマスメディアは政治家に劣らない。先走り

    『先走りが仕事と言って憚らぬメディアの懲りない面々』
  • 『竹中金融庁が生んだ木村日本振興銀行』

    government of the people, by the people, for the people 竹中平蔵との「劇薬コンビ」と呼ばれた不良債権処理のプロ、木村剛。 その逮捕容疑が正当かどうかはともかく、彼がつくった日振興銀行は、そのなりたちから胡散臭さがつきまとっていた。 まずは、時系列で、設立までの過程を追ってみたい。 すべての始まりは2003年2月12日、東京青年会議所の例会で、パネリストとして招かれた木村剛が「20億円集めればすぐにでも銀行をつくれる」と発言したことだ。 その前年の2002年9月30日、金融担当大臣に就任した竹中平蔵は、金融再生プログラムをとりまとめる「竹中チーム」の切り札として、木村をチームの中核に起用していた。 出席者の一人、卸金融のノンバンク「オレガ」の落合伸治や、東京JC理事長だった平将明(現自民党衆院議員)らが、たちまち銀行設立に乗り気になっ

    『竹中金融庁が生んだ木村日本振興銀行』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/07/15
     「金融のプロ中のプロが設立した銀行でさえ、私物化のような取引や、悪魔的なビジネスに手を染めるようなことが起きる。新銀行東京も似たようなものだが、いくら無担保でも8%~15%もの利息・・・」
  • 『菅政権「脱小沢人事」に隠された小沢の思い』

    government of the people, by the people, for the people 昨日、新総理となった菅直人を小沢一郎は遠ざけている。いや、遠ざかっている。 今、菅直人と会うわけにはいかないだろう。人事に介入、再び小沢院政、新政権にも影響力・・・書きたい放題、書かれるのは分かりきっているのだ。 あえて、菅直人と距離を置くことで、新政権の立ち上がりを順調に進め、「傀儡」などとカケラも思わせないようにコトを運ばなければ、鳩山由紀夫ともども辞任した意味はない。 出来レースの代表選と思われないため、小沢自ら田中真紀子に出馬を要請した。菅、樽床に加え田中が出れば代表選が派手になるという考えもあっただろう。 田中真紀子は断ったが、小沢が田中に要請したという事実が側近や田中の口を通して外へ出るだけでも無意味ではなかったはずだ。 小沢グループは独自の候補者擁立に失敗した。いっ

    『菅政権「脱小沢人事」に隠された小沢の思い』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/06/07
      しかし公然で静かにしとけ、とはあまりに公人を逸した失礼な奴だと。 / 「人事に介入、再び小沢院政、新政権にも影響力・・・書きたい放題、書かれるのは分かりきっているのだ。」
  • 『鳩山首相は覚悟を決めているのではないか』

    government of the people, by the people, for the people 鳩山首相は覚悟を決めているのではないか。社民党党首の福島大臣を罷免したときに、そう感じた。 昨日、国会内で小沢幹事長、輿石参院議員会長と会談。呼びかけたのは鳩山首相だった。 記者団に「厳しい局面だが三人で力を合わせてがんばろうとの打ち合わせだ」と首相は語ったが、その言葉にはリアリティを感じない。 スケジュールのわずかな合い間を利用した5分間の会談が物語るものは何か。 「三人でがんばろうという打ち合わせ」なら「参院選に向けどうやって局面を打開すべきか」ということになり、話はすぐに終わらない。 鳩山首相は小沢幹事長らに何らかの意思を伝え、あとの判断を委ねるつもりだったのだろう。 首相という地位に執着するつもりがないこと。それを、どういう表現かは分からないが二人に伝えたのではないか。

    『鳩山首相は覚悟を決めているのではないか』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/06/01
      そうだろうな。 > 「メディアはもう一人のターゲット、小沢一郎を血祭りにあげるべく、手ぐすねを引いている。 」
  • 『普天間政局を冷静に眺めたい』

    government of the people, by the people, for the people 社民党が連立政権を離脱する。それしか選択肢はなかっただろう。一丁目一番地の政策でスジを通さなければ、社民党の未来が危うい。 針のむしろに座る鳩山首相は、政権を投げ出したい気持ちがどこかにあるかもしれない。その一方で、安倍晋三、福田康夫の轍は踏まぬという意地もあろう。 野党暮らしが長かった鳩山首相は、交渉、説得、調整の連続である国家経営の難しさを身にしみて今、感じているに違いない。 党の外はもちろん、内でも退陣論が噴出しはじめたと新聞各紙が報じている。黄門気取りのご老体に、性懲りもなくメディア各社がご意見拝聴に走ったようだ。 マスメディア主導の情動政局がまたぞろ始まるのだろうか。 ここは気を取り直し、社民党離脱の原因になった普天間基地移設の話をしたい。 5月24日の当ブログで「沖縄

    『普天間政局を冷静に眺めたい』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/05/31
      普天間移設問題 > 「米国にとっての「カネ」とは、思いやり予算や海兵隊グアム移転費などを日本から引き出すうまみである。」
  • 『新小泉劇場と小沢悪党論に食らいつくメディアの自壊』

    government of the people, by the people, for the people 弁士みのもんた、悪漢小沢一郎、正義の味方小泉進次郎。 石川議員の裏金受け渡しシーン捏造で知られるTBSのちゃんばらワイドショーは今朝も早よから、何もかかわりあってない小沢、小泉の写真を並べて、寝起きの頭に印象噴射を浴びせかける。 自民党は小泉進次郎という1年生議員が看板だ。昨日の衆院内閣委員会、強行採決を予想して最後の質問者に彼を起用した。 小泉は党国対の期待に応え、国家公務員法改正案を採決しようとする委員長に制限時間を超過しながらも大声を張り上げてい下がった。 思惑通りだった。テレビ局はこのシーンに飛びついた。「進次郎君はよくやりますね」とみの氏。「いやあ、将来が楽しみです」と同調する朝日新聞コラムニストの早野透氏。 おりしも小沢一郎に東京地検が三度目の事情聴取を要請したニュ

    『新小泉劇場と小沢悪党論に食らいつくメディアの自壊』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/05/13
      指摘の通り。 「われわれ一般視聴者の眼前で起こっている政治の断片は、ほとんどがテレビ局の自作自演といっていいい。」
  • 『不毛な普天間議論はもうやめよう』

    government of the people, by the people, for the people マスメディアが普天間基地移設を論ずるさい、明確にしておいてほしいことがある。 政権交代を果たした鳩山政権が2005年の日米合意を見直そうとしていることの是非についてだ。 小泉政権時代の合意を守り、辺野古の海を埋め立ててV字型滑走路をつくるべきだというのなら、はっきりそう主張し続ければいい。 話がまとまっていたのに、なぜ蒸し返して、沖縄住民の基地撤去への期待値を高めたのか。すべてを台無しにした鳩山は阿呆だ。そう考えるのなら、そう書けばいい。 立脚点を明確にせず、論を進められると、読むほうは理解するのに骨が折れる。 今日の日経新聞社説。移設先が見つからず右往左往しているように見える鳩山政権の対応を、こういう話にたとえた。 「納品日に間に合わないメーカーが質をかえりみずに製品を仕立て、

    『不毛な普天間議論はもうやめよう』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/05/12
      普天間移設問題 > 正論。 「これはいったい何を言わんとしているのだろう。元へ戻し、辺野古の海を埋め立ててV字滑走路をつくるべきだというのか。県外、海外に移設するよう、もっとがんばれというのか。」
  • 『普天間問題に見る政治報道の無責任』

    government of the people, by the people, for the people いまさら言うのも愚痴っぽいが、普天間で騒ぐなら、せめて5年前にしてほしかった。マスメディアの鳩山たたきは異常というほかない。 小沢一郎が夕刊フジに連載していたコラムをまとめた「剛腕維新」なるがある。 その2005年10月28日の記事には「普天間飛行場問題、やっと基合意」というタイトルがついている。その一部。 在日米軍協議の焦点となっていた普天間飛行場の移設問題が26日、やっと基合意に達した。(中略)しかし、ほんとうに沖縄県民の理解を得て、これを実行できるかどうか、まだ見通しは立っていない状況だ。 いずれにしても、9年前の橋内閣時代に決まっていた移転話がここまで長引いた最大の責任は日政府にある。(中略)米国のご機嫌を損なわないように適当にふるまいながら、一方で沖縄県民にも

    『普天間問題に見る政治報道の無責任』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/05/10
      その通り。 > 「危機なのは政治ではない。危機に直面しているのはむしろマスメディアだ。時代の変化に対応できていないのは政治ジャーナリズムである。」
  • 『「普天間無条件閉鎖」を説く米アジア研究の大家』

    government of the people, by the people, for the people 何度も書いたが、いま一度はっきりさせておかねばならないのは、日米安保はすでに変質しているということだ。 小泉・ブッシュ蜜月時代の2005年に両国が合意した「日米同盟・未来のための変革再編」文書。これにより、国民の知らぬうちに、米軍の世界戦略に自衛隊が組み込まれた。 アジアの危機に備え、日を守ってもらうかわりに基地を提供する。それが従来の日米安保だったのが、日米軍事協力の色濃い同盟に取って代わったのである。 その翌年に、辺野古崎に普天間代替基地を移設、グアムに海兵隊8千人とその家族9千人が移転するというロードマップが発表された。 イラン、イラク、アフガンをにらんだ米国の世界軍事戦略上、グアムのハブ基地化は再編の中核である。普天間代替基地はその意味で、付随的に獲得した米軍の既得権に

    『「普天間無条件閉鎖」を説く米アジア研究の大家』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/05/10
      普天間基地移設問題 > 「日本にはすでに十分すぎる米軍基地があり、他国から攻撃を受ける恐れはない。もし中国が日本を攻撃すれば、それは中国にこれ以上ない悲劇的結果をもたらすだろう。」
  • 『舛添の政治勘を狂わせた世論調査の人気』

    government of the people, by the people, for the people 新党の旗揚げというには、いささか寂しい。「改革クラブ」あらため「新党改革」の党首になるという。 政党助成金の出る改革クラブに、自民党の公認漏れ議員二人を連れて入籍するインスタント新党。カネのない舛添要一としては仕方ない面もある。 舛添をのぞく5人の参院議員はみな今夏の改選組で、いずれも前回は自民、民主といった大政党の公認を得ての戦いだった。 今回はそれがなく、当選はおぼつかない。政治信条も舛添と改革クラブの面々ではまったく異なる。 舛添人気を唯一の頼りとして集まるだけの政党に国民の期待が集まるとは思えない。 自民党総裁を狙った舛添要一にとって、けっして意ではないだろう。 舛添の目算はなぜ狂ったのか。筆者は世論調査が曲者だったとあえて言いたい。 ためしに、FNNの世論調査で「いま

    『舛添の政治勘を狂わせた世論調査の人気』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/04/23
      お前はダメだ、オレがやるっていう考え方の人が総裁にふさわしいワケがないって、党内以外でも誰でも思うんじゃないか。
  • 『日本新党旋風の再現をねらう「日本創新党」』

    government of the people, by the people, for the people かつての「日新党」メンバー、山田宏、中田宏らが「日創新党」を旗揚げした。 言うまでもなく、山田は現職の東京都杉並区長、中田は前横浜市長である。地方自治体の首長と首長経験者を中心とする政党だという。現職の国会議員はいまのところ参加する気配はない。 とはいえ、橋下徹が大阪でつくる地域政党ではなく、国政へ乗り込んでキャスティングボートを握るのが目下の狙いらしい。 真ん中に「創」の字を入れたところをみると、かつて政界再編へ旋風を巻き起こした日新党の再現を狙っている感もある。 1992年に結党した日新党は、ミニ政党ながらその年の参院選でいきなり4議席を獲得、93年の衆院選で35人が当選を果たした。 このとき、自民党の単独過半数割れにつけこんだ新生党代表幹事、小沢一郎の戦略で、日

    『日本新党旋風の再現をねらう「日本創新党」』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/04/19
      地域から日本を変えようという政策もアピールできないまま、ただ、目立ちたい、注目されたい、テレビに出たい、ギャラほしいってだけの政党創設。 今日の日経:領空侵犯の三枝氏の案ほども出せないおバカたち。
  • 『人気知事との連携まで模索する舛添要一の事情』

    government of the people, by the people, for the people 3月17日の当ブログ でも書いたが、舛添要一のねらいは、自民党総裁になること。この一点に尽きる。 総理にしたい政治家ナンバーワンの自分が総裁として戦えば、自民党は民主党に勝てる。なにをグズグズしている。参院選は迫っている。いまこそ、自民党は総裁の顔を替え、生まれ変わったイメージを打ち出すべきだ。舛添はそんな思いだろう。 弁は立つ。国民の人気はある。ところが、党内の人望がない。若手を集めた勉強会で、舛添擁立ムードを盛り上げようとしたが、思うようにいかない。 昨年の総裁選で、舛添の出馬を甘言を弄して断念させた森喜朗、青木幹雄ら重鎮たちも動こうとせず、「谷垣おろし」の風がいっこうに吹いてこない。 その焦りかどうか、人気者の橋下徹知事や東国原英夫知事との連携イメージをぶち上げた。イメージ

    『人気知事との連携まで模索する舛添要一の事情』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/04/15
      そっそっそっそ、見てると空回り具合が恥ずかしくなっちゃうほどだよね。 与党でもないのに、すぐやっちゃうみたいな表明とか。 そういうバカさ加減から、党内支持が集まらないのわかんないんだろな。致命的。
  • 『平沼・与謝野新党にナベツネはからんだのか』

    government of the people, by the people, for the people もし読売の渡邊恒雄がからんでいるのなら、与謝野馨が新党結成について青木幹雄と事前に相談した理由も合点がいく。 渡邊は、与謝野に日原子力発電のサラリーマンをやめて中曽根康弘の秘書になるよう勧めた因縁がある。 そして、渡邊、青木、それに森喜朗とくれば、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎と総裁の首を次々すげ替えた「夜の宴席党部」であり、2007年に小沢民主党との大連立を仕掛けた面々である。 青木幹雄は76人の自民党参院議員への影響力を背景に、いまだ隠然たる力を自民党内で持っている。 青木の早大雄弁会以来の弟分、森喜朗はあまりオモテに出ず、おとなしくしているが、47人の最大派閥「清和会」を牛耳っていることに変わりはない。 いまもときおり、三人を中心にした「夜の宴席党部」は開かれているはず

    『平沼・与謝野新党にナベツネはからんだのか』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/04/07
      石原氏は、糸山英太郎を政治家に担ぎ出した人物。日テレ会長氏家氏とも仲がいい。彼はナベツネ氏の盟友。与謝野氏の脱藩に保守色が必要だろうとの配慮で中曽根氏がナベツネ経由で合流を頼んだというスジだろう。
  • 『平沼・与謝野新党は何を旗印とするのか』

    government of the people, by the people, for the people 同じ「増税論者」の谷垣禎一と袂を分かち、与謝野馨は「真正保守」の旗頭、平沼赳夫と新党をつくるという。 その連合をけしかけたのがタカ派都知事、石原慎太郎で、相談に乗ったのが参院自民党のドン、青木幹雄というから、春とともに古い妖怪たちが蠢き始めたような賑々しさになってきた。 昨日の新報道2001に与謝野とともに登場した石原は、与謝野と平沼の新党にどうからむのかを問われ、「チアガールになる」とはぐらかした。 与謝野も「文学者の意見は参考になる」と適当なことを言う。どうもこの新党の性格、とらえどころがない。 与謝野とともに自民を去る園田博之の説明も、ピンと来ない。一昨日、園田は地元、熊市内の会合でこう語った。 「政策はほとんど自民党と似ている。自民党と合わさって、民主党を挟み撃ちにして

    『平沼・与謝野新党は何を旗印とするのか』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/04/05
      旗印は、引き際の分からない老人。
  • 『谷内正太郎は日米密約関連ファイルをどうしたのか』

    government of the people, by the people, for the people 外務省に裏切られ、国策捜査で逮捕されて、一時は政治家生命を失うかと見られた鈴木宗男が、どっかと委員長席に座っている。 昨日の衆院外務委員会。日米密約に関する参考人席には、異色の顔ぶれがそろった。 鈴木失脚後、外務省を追われたロシアスクールの代表格、東郷和彦。 外務省主流を歩み、ミスター外務省といわれた斉藤邦彦元事務次官。 大蔵省主計局時代に沖縄返還交渉にからみ、その後、核密約の問題に悩む大平正芳の外相、首相時代を秘書として見守った森田一元衆院議員。 沖縄返還協定締結時の密約を暴こうとして外務省機密文書を入手し、外務省女性事務官との関係に問題をすり替えられて国策捜査の罠にかかった元毎日新聞記者、西山太吉。 この四人が一堂に会し、日米間の外交密約について証言する。そんな場面をほんの少

    『谷内正太郎は日米密約関連ファイルをどうしたのか』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/03/23
      これからの時代、廃棄権限が行使できないような仕組みをつくることが大切だろう。 正確な写しを別箇の機関にも同時に保存するなどで。
  • 『与謝野への怒りを吉川教授にぶつけた尾辻秀久』

    government of the people, by the people, for the people 昨日のこと、自民党参院議員会長、尾辻秀久氏が突っ立ったまま怒り狂っていた。 「いいかげんにしろ、どの面下げて出てきたんじゃ、ばかもの」、「いやいや、言わないかん、絶対言わないかんよ、こいつには」 目の前に座っているのは東大大学院教授、吉川洋氏と、自民党の与謝野馨氏だ。与謝野が会長になっている自民党の安心社会研究会の初会合。会場に入った尾辻が彼らの前に歩み寄り、いきなり罵声を浴びせると、会場を後にした。 一瞬流れたテレビ映像。普段、温厚そうな尾辻がいったいどうしたんだろう。与謝野は右手をあげて「まあ、まあ」となだめるような仕草を見せていた。 この出来事についての産経新聞の解説はこうだ。 「吉川氏は小泉内閣の経済財政諮問会議のメンバーで当時、社会保障費の毎年2200億円の抑制をとりま

    『与謝野への怒りを吉川教授にぶつけた尾辻秀久』
    CavalleriaRusticana
    CavalleriaRusticana 2010/03/12
      尾辻氏は、《スジを通す男》 と評される通りの人物と理解している。 帽子を被った爺に対する憎悪というのもよく分かる。 ちょっと歳はいってるが、この人は、今後の活躍も大いに期待したいと思わせてくれる。