government of the people, by the people, for the people 外務省に裏切られ、国策捜査で逮捕されて、一時は政治家生命を失うかと見られた鈴木宗男が、どっかと委員長席に座っている。 昨日の衆院外務委員会。日米密約に関する参考人席には、異色の顔ぶれがそろった。 鈴木失脚後、外務省を追われたロシアスクールの代表格、東郷和彦。 外務省主流を歩み、ミスター外務省といわれた斉藤邦彦元事務次官。 大蔵省主計局時代に沖縄返還交渉にからみ、その後、核密約の問題に悩む大平正芳の外相、首相時代を秘書として見守った森田一元衆院議員。 沖縄返還協定締結時の密約を暴こうとして外務省機密文書を入手し、外務省女性事務官との関係に問題をすり替えられて国策捜査の罠にかかった元毎日新聞記者、西山太吉。 この四人が一堂に会し、日米間の外交密約について証言する。そんな場面をほんの少