家族、友人同士で、わいわいと食べられるお好み焼き。「簡単」「経済的」「時短」と主婦の強い味方でもある。外はカリッとし、中がふんわりした本格お好み焼きの作り方を、「日清フーズ」家庭用営業部の森優理子さんに聞いた。 お好み焼きは、小麦粉を水で溶いて焼いた「フノヤキ」(麩の焼き)が始まりとされ、千利休ゆかりの茶書「南方録」でも紹介されている。戦前、大阪や京都で「一銭洋食」として多くの人に愛されるようになった。鉄板で各自が好きなように焼いたことから、「お好み焼き」の名が付いた。 「キャベツや豚肉だけでなく、好きなものを何でも入れてください。オリジナルの味を見つけるのも、楽しみの一つです」と森さんは勧める。 「モヤシのシャキシャキお好み焼き」は、モヤシの食感、豆苗(とうみょう)の香りと鮮やかな色が食欲をそそる。ソースでなくポン酢と七味でいただくと、さっぱりした味で飽きがこない。食材が安価なのも魅力だ