犯罪者になった元兵士たち『私はお国の大事に滅私奉公、国体の安からんことを祈りつつ、海軍航空隊に入隊し搭乗員として戦場に参加しました』——と、語るのは太平洋戦争中、海軍航空隊の飛行士だったという青年だ。“学校・軍隊時代の秀才組”だったという一方で、彼の所属部隊・本名は明らかにされていない。 なぜなら、この“手記”を書き記した青年「K」は、前科2犯の罪で福井刑務所に服役中の身だからである。 覚醒剤依存に陥った「K」は薬代欲しさに犯行を重ね、売人とのトラブルをきっかけに殺傷事件を起こした。その発端は、“軍隊で眠気覚ましとして打たれたヒロポン”だという。

