儲かったという話ではなく、やむにやまれずそうなったという話です。 資本調達 - シードVCは全滅『創業期の綱渡り』で書いた通り、当社は資本金100万円で創業しました。創業から2年が経過して現金収支は回っていたものの、新しいことをするにしてもさすがに心許ないということで資本調達を行うことにしました。できたてホヤホヤの自社サービスのデモと顧客獲得の実績をPitch Deck(プレゼン資料)に盛り込んでシード期(起業前後の段階)の会社に投資を行うVC(Venture Capital)にいくつか声を掛けました。 反応は、 VC「受託開発がメイン? しかも黒字? だったら資金調達は資本ではなく借入でやるのが筋なのでは? いいかい、シードVCというのは最初は赤字でその後Jカーブを描くような成長ビジネスに投資したいと思ってるんだよ。それと、ハンズオン(経営関与)のために少なくとも持分の1/3は渡してもら