http://anond.hatelabo.jp/20071102195139 チンパンジーにおもちゃとしてタイプライターを与えて、 ガチャガチャ打ち続けたものが、いつかはシェークスピアと 同じ文章を生み出すかっていう、そういう話? 「どうしようもなくバカだ」 船井は重ねて言った。君はむっとして、途方も無く長くまっすぐな廊下を先に歩く禿頭を睨んだ。 「ランダムなアルファベットの中に、いくらシェークスピアの文章が現れようとも、他のノイズから切り出すことをしなければ、それはやはりランダムノイズにしか過ぎんのだ。この場合シェークスピアを取り出す作業こそを創作と、取り出す主体を知性というのではないかね」 船井は振り返りもしないで喋る。 「それにだ、なんでチンパンジーなんだね。ニホンザルだっていいじゃないか。むしろニホンザルの方が。ああ、君は100匹目の猿の話をしらないのか。こういうことだ。ある日宮
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