従来は事実上,スマートフォンにしか搭載できなかった「Android Market」などの米Google Inc.製のアプリケーション・ソフトウエア(アプリ)を,スマートフォン以外の機器に搭載する道が開かれた。KDDIは2010年10月18日,韓国Samsung Electronics Co., Ltd.が開発したAndroid搭載タブレット端末「SMT-i9100」を発表した(Tech-On!の関連記事)。この製品は3Gに対応していないため音声通話機能を持たないにもかかわらず,Android Marketのアプリを搭載している。 Android Marketを機器に搭載するには,Google社が用意する「Android Compatibility Test Suite(CTS)」というツールによる互換性の認証試験に合格する必要がある。従来,CTS認証はスマートフォンしか対象にしていなかった
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