KDDI研究所は,組み込み関連の技術展「Embedded Technology 2009」(パシフィコ横浜で2009年11月18日から20日まで開催)で,Androidベースのセットトップ・ボックス(STB)を使った各種の技術デモを披露している(関連記事)。具体的には,IPTVフォーラムの技術仕様に準拠したビデオ・オンデマンド(VOD)やIPマルチキャスト放送受信機能,そして近接無線技術「TransferJet」を使ったAndroidベースの携帯電話機とのコンテンツ連携機能である。 このデモのポイントは,「Android上でIPTV機能を実現したことと,STBと携帯電話機のDalvik VM上で同じアプリケーションがそのまま動作してコンテンツ連携が容易なことを示した点」(KDDI研究所)という。 同社はIPTV機能を実現するため,携帯電話機向けに設計された標準のAndroidに,Linux
シャープは11月17日、ドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの2009年冬モデルおよび2010年春モデルを一堂に会した新製品発表会を開催し、その場でAndroid搭載機を開発中であることを明らかにした。 発表会でシャープの製品戦略を説明した執行役員 通信システム事業本部長の大畠昌巳氏が、今後の取り組み方針の1つとしてAndroid OSを採用した端末を開発していることを明言。発売時期や仕様、提供通信事業者などについてのコメントはなかったが、「来年にも投入予定」と具体的に計画が進んでいることをに公式に認めた。 大畠氏は「国内で魅力的な商品を創出するに当たり、通信キャリアと綿密な相談をしながらオープンOSの採用を決め、開発をスタートした」と、シャープが独自に開発を進めているのではなく、国内のキャリアと連携して、日本市場向けに製品を開発していることにも触れ、国内で展開する上で必要な「FeliC
ネットワーク経由でITを利用する「クラウドコンピューティング」は,今やIT基盤の有力な選択肢だ。KDDIは,2009年6月5日から「KDDI クラウドサーバサービス」の提供を開始する。同社のネットワーク,データセンター,セキュリティソリューションに加え,アプリケーションや保守・運用までパッケージ化した。企業は自社の事情に合わせてIT基盤を使用し,IT投資を最適化できる。 競争力を強化するIT基盤 世界的不況の底が見えないなか,厳しい市場競争を生き抜くために企業が取り組むのは,投資の効率化と無駄なコストの削減だ。経済の低迷は,これまで右肩上がりで伸びてきたIT投資にも影響を及ぼしている。企業の業務基盤を担うITシステムの見直しが急ピッチで進む。 同時に,環境対策やセキュリティの強化といった社会的な要請によって,ITシステムに求められるハードルはこれまで以上に高くなった。これらの要望すべてに応
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く