2022年01月27日 2025年米中戦争の発端から結末まで Tweet かつて無いほどに緊張感が高まっている米中関係。中国は海洋進出の野望を隠そうともせず、米国はウイグル自治区での人権問題を理由に北京オリンピックの外交ボイコットを表明した。一国二制度の下当面維持されるはずだった香港の自治権は大きく揺らいでおり、台湾侵攻が未来永劫起こらないとは誰も言えない状況になっている。 スタンフォード大学フーバー研究所のMichael R. Auslinは、The Sino-American War of 2025において、近い将来起こりうる米中戦争の顛末を記している。現在の地政学、軍事力から導き出される予想は、(途中の経緯には大いに異論があるだろうが)いかにもありそうな決着を見せてくれる。 本エントリでは上記の概要に地図などの図表を加えてわかりやすく構成したものだ。詳細については原文に当たっていただ