カンボジア証券取引所が4月18日にオープンした。初日から、地元の投資家を中心に買い注文が相次ぎ、活況を呈している。同証取のホン・ソクホーCEOは「5年以内に20社の上場を目指す」と鼻息が荒い。カンボジア市場で企業を目指す日本人の若手起業家が、徐々にだが増えてきた。ミャンマー、ベトナム、インドネシア、シンガポールの陰に隠れてはいるものの、カンボジア市場は魅力にあふれている。カンボジアを目指す日本人起業家たちに、その理由を聞いた。 1.誰も目をつけていない カンボアで企業を目指す日本人は増えているが、その数はまだまだ少ない。現在、カンボジアに住む日本人はわずか2000 人で、そのうち7割くらいがJICAの関係者かボランティアと言われる。つまり、日本人ビジネスパーソンは 600人程度と推測される。もちろん、その大半が日本企業の現地駐在員。起業家となるとほんの一握りにすぎないだろう。これは日本人の
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