プロローグ/悪い予感 80年前の9月27日は日独伊三国同盟調印日(於:ベルリン)です。何か予期せぬことが起きるのではないかと思っていましたら、やはり起きました。 アゼルバイジャンとアルメニアの係争地、ナゴルノ・カラバフで大規模戦闘が再開されました。 戦闘開始は現地時間2020年9月27日朝6時(モスクワ時間朝5時)前後。 双方が双方を「先に戦闘開始した」と非難していますが、筆者はアゼルバイジャン側が満を持して侵攻したと推測しています。 2016年4月2日の大規模戦闘開始もアゼルバイジャン側からの侵攻でした(この時は夜間戦闘ヘリを投入)。 今回の前兆は、今年7月のトルコ・アゼルバイジャン軍の共同軍事演習です。 新型コロナウイルス対策でロシアや欧州の動きが鈍っている間隙を縫って、トルコの後押しを受け、満を持して侵攻したものと筆者は推測します。 トルコからは義勇軍(傭兵)も派遣されていると報じら
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