CultureNightのブックマーク (635)

  • 文学少年だった村上春樹はなにを読んでいたのだろう?(前編) - 2日酔いのビール

    いつかまとめたいと思っていた村上春樹氏。僕は19歳の時に読んだ「ノルウェイの森」に衝撃を受けて以来、ずーっと彼の作品やエッセイ・紀行文、インタビュー集などを読み続けて来ました。僕は村上春樹のファンです。彼は、デビュー作である「風の歌を聴け」から最新作「女のいない男たち」まで、とても面白い作品を書いて読者を楽しませてくれます。ええ、僕はもっと村上春樹のことを知りたい。というので、最近は彼に影響を与えたであろうアメリカの作家や彼の手掛けた翻訳を読んでいます。今日は彼がデビューするまでのちょっとしたエピソードや、彼が少年・青少年時代にどんなを読んでいたのかまとめたいと思います。 風の歌を聴け 風の歌を聴け (講談社文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2004/09/15 メディア: 文庫 購入: 43人 クリック: 461回 この商品を含むブログ (460件) を

    文学少年だった村上春樹はなにを読んでいたのだろう?(前編) - 2日酔いのビール
  • 人はなぜ集団では非倫理的になるのか?

  • 心の宇宙散策67・・バリ島の魔女ランダ

    カウンセリング・研究会・社会的活動などの中で学び考えた人間のおもしろさや人生の不思議さについて自由に書いていきます。 エヴィデンスや科学的厳密さだけを信じる科学(=近代知)だけでは人間理解は難しい。高度な言葉を駆使した論説も、生身の人間とのつながりが見いだせなければ意味がない。むしろ、祈りのある言葉や物語や文化を通してこそ人間理解は進むのではないか。 それ故、哲学者の中村雄二郎によって広く知られるようになったバリ島の魔女ランダに関心があった。中村はバリ島のコスモロジー(宇宙観、世界観)、特に魔女ランダからヒントを得て、女性原理に通じている受け身の知、体の知、関係の知、演劇知などを導き出したことでよく知られている。 念願かなって、格安ツアーで魔女ランダがいるバリ島へ、実質的には3日だけの滞在であったが、行くことができた。すっかり観光化が進んでいる島の大通りは、オート-バイと車がひしめき、排気

  • 大学教師が新入生に薦める100冊

    ドカ読み上等!若さに任せて読みふけろ、読むべきを読み干すべし。 このリストは、以下の4500冊超の中から、読むべき100冊を選んだもの。だから、「大学新入生に薦める」というより、若かったわたしに読ませたいリストであり、もう若くないわたしが読むべきリストなのだ。しょうもない新刊ばかり追いかけて踊らされているわたしの目を覚まし、叱咤激励するリストなのだ。 書籍『東大教師が新入生にすすめる』文藝春秋編 書籍『東大教師が新入生にすすめる<2>』文藝春秋編 書籍『教養のためのブックガイド』小林康夫ほか 書籍『大学新入生に薦める101冊の』広島大学101冊のプロジェクト編 書籍『大学新入生に薦める101冊の 新版』広島大学101冊の委員会編 書籍『必読書150』柄谷行人ほか サイト[東京大学 学科別 分類による推薦図書] サイト[は脳を育てる 北大教員による新入生への推薦図書] TV番

    大学教師が新入生に薦める100冊
  • ウィトゲンシュタインの読み方『哲学探究』入門

    ウィトゲンシュタインを読むのは、認識の仕様が知りたいから。 中二病の宿題を終わらせる『論理哲学論考』で、彼がやりたいことを知った。日常言語を用いる限り、数学のように論理を引き出して直接扱うことは難しい。だから、せめて「ここまでは語り得ますよ」という限界を示すのだ。そして、言語の誤謬を避けるため、厳密に論理的なシンタックスに則った記号言語を構築してゆく。 これをリバースエンジニアリングすると、認識のモデリングになるのではないか、というのがわたしは目論み。人であれAIであれ、知性はどんなやり方で(自分も含めた)世界を理解しているのかが分かれば、すなわち意識とは何か、そして「私とは何か」に近づけるんじゃないかと。アフォーダンスや数学、認知科学の近辺をウロウロ読んでいる動機は、これなのだ。 ただし、『論考』のプロセスの論理学は厳密だ。完全な純粋さを目指すあまりとっかかりがない。plainすぎて摩擦

    ウィトゲンシュタインの読み方『哲学探究』入門
  • パーフェクト・ウーマン最後の課題 - 傘をひらいて、空を

    可愛いねえと言うとありがとうと彼女は言った。でもそれ見のまんまなの。見のまんまにできるなんてすごいなあと私は感心してしまう。そもそも保育園の子の持ちもののすべてを手作りして刺繍まで入れるなんてすごいし、子どもを産んでいることもすごいし、仕事の量と質もすごいし、結婚相手と二人でがんがん働いて家まで建てたし、全体に偉業を成している人というかんじがする。いつだって感じのいい服を着て、ものやわらかなようすをしている。この人は私みたいに「めんどくさい」という理由のみで化粧もせず出勤したり、大鍋でカレーを作って三日間べ続けたりしないんだろうと思う。いつのまにかシャツにそのカレーが落ちていることもないと思う。大鍋で両手がふさがっていても足でドアを閉めないんだろうと思う。 でも可愛くないでしょう、見のまんまじゃあ。彼女は珍しく少しばかりバランスの崩れた表情をちらりと見せる。私は刺繍を見る。花柄だ。

    パーフェクト・ウーマン最後の課題 - 傘をひらいて、空を
    CultureNight
    CultureNight 2014/06/04
    この夫婦のいやしさを書き切っていて素晴らしい。山本文緒の小説みたい。
  • MSN

  • 柄谷行人と占星術 - 学者たちを駁して

    柄谷 〔…〕結局われわれが近代物理学の眼で物と言っているものは、実際には、あとから方法的に見出されたものだし、根には、フェティシュ〔呪物〕というような物、それ自体がシーニュ〔記号〕であるような物があるんじゃないか*1、というふうに思うんですよ。 ―『フェティシズムについて』(1978年)。*2 柄谷行人は、人間の脳から意識を引き出すロシア流の唯物論も、精神から存在を引き出すドイツ流の観念論も等しく否定している。それゆえ、上で考えられている「物」というのは、飄飄たる精神でないことはもちろんだが、また固定した物質でもない。彼は『資論』のマルクス*3が言う「商品」を「物」と言い換えているのである。「物」という語のこの奇妙な用法には、記号論が考える「言語」とマルクスの言う「商品」を同じ視点から眺める彼のおもしろい*4考え方がはっきりとした形で現れている。 〈それ自体がフェティシュでもあり記号で

    柄谷行人と占星術 - 学者たちを駁して
    CultureNight
    CultureNight 2014/05/29
    「柄谷行人の星占い」読みたかったなー。(違 毎月凹みそう。
  • 20世紀美術のどの流派にも属さない孤高の画家バルテュスの没後初大回顧展 | 橋本麻里の「この美術展を見逃すな!」

    《夢見るテレーズ》 1938年 メトロポリタン美術館 Jacques and Natasha Gelman Collection, 1998 (1999.363.2). Photo: Malcolm Varon. (C) The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY 画家バルテュスについては、ピカソの発言だとされる「20世紀最後の巨匠」という惹句を筆頭に、ポーランド貴族の系譜、母の恋人であった詩人・リルケからの賞賛、スイス山中の広大な城館グランシャレでのマスコミをシャットアウトした神秘的な生活、親子ほども年の離れた日人の・節子夫人の存在など、ともするとそのキャラクターにばかり脚光があたり、作品そのもの(絵の話になると今度は「少女」というモチーフばかりが取り上げられるのだが)が美術史の中へどのように位置づけら

    20世紀美術のどの流派にも属さない孤高の画家バルテュスの没後初大回顧展 | 橋本麻里の「この美術展を見逃すな!」
  • 世阿弥の身体論 - 内田樹の研究室

    というお題での寄稿を「観世」から頂いた。 書いてはみたけれど、ぜんぜん世阿弥の身体論が出てこない文章になってしまった・・・ 観世流の広報誌という一般の方が読む機会のない媒体なので、ブログに転載して、ご高覧に供したい。 「いつもの、あの話」ですので、あまり期待しないように。 世阿弥の身体論 平安末期から室町時代にかけて能楽と武芸と鎌倉仏教が完成した。それらは日列島でその時期に起きたパラダイムシフトの相異なる三つ相であるという仮説を私にはしばらく前から取り憑かれている。そういうときには「同じ話」をあちこちで角度を変え、切り口を変えながら繰り返すことになる。今回は能楽の専門誌から「世阿弥の身体論」というお題を頂いたことを奇貨として、「同じ話」を能楽に引き寄せて論じてみたい。 武道と能楽と鎌倉仏教を同列に論ずる人が私の他にいるかどうか知らない。たぶんいないと思う。私の鎌倉仏教についての理解はほと

  • わたしたちはなぜ幼児期のことを忘れるのか:研究結果

  • トピックス|「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(2014年11月刊行開始)収録内容発表! | 河出書房新社

    お知らせ2014.05.16 「池澤夏樹=個人編集 日文学全集」(2014年11月刊行開始)収録内容発表!

    CultureNight
    CultureNight 2014/05/18
    池澤夏樹さんと河出書房の本気。
  • 海外の電子書籍市場で日本の小説を売るということ――プロデューサー清涼院流水に聞く

    作家自ら作品を英訳し、電子書籍として海外の市場で販売するという、清涼院流水氏が立ち上げたプロジェクト「The BBB」。その取り組みと展望について聞いた。 作家・清涼院流水。 1996年に『コズミック 世紀末探偵神話』で第2回メフィスト賞を受賞し、作家デビュー。その前代未聞の設定やストーリーは、読者だけでなくミステリー作家の間でも大論争を巻き起した。現在までに70に及ぶ著作を持つ。 まさに流れる水のごとく、歩みを止めずに意欲的で斬新な取り組みを次々と打ち出す流水氏。30歳からは独学で英語を学び(TOEICスコア990点取得)、近年は英語指導の領域へも活躍の場を広げている点などは、ありふれた物差しでは測れない氏の一面だろう。2013年には世界初となるTOEICを題材にしたミステリー小説『不思議の国のグプタ』(アルク)を発表し、2014年8月には自身が主催する「英語部」の勉強法をドキュメンタリ

    海外の電子書籍市場で日本の小説を売るということ――プロデューサー清涼院流水に聞く
    CultureNight
    CultureNight 2014/05/16
    面白かった。
  • アルコ&ピースのオールナイトニッポンを移動中に聞いて笑いを噛み殺してる話 - テレビの土踏まず

    35歳にもなると夢中になれるものってハロプロ以外にはなかなかないのですが、最近はあります。ニッポン放送の「アルコ&ピースのオールナイトニッポン」です。 http://www.allnightnippon.com/program/ap/ 超面白い。慎重というか若干用心深い性格なので何度か聞いて当に面白いのか確定させないといけなかったのですが、毎週聞いていて毎週面白いので、当に面白いです。 アルピーが数回の単発番組を経てレギュラーで「アルコ&ピースのオールナイトニッポン0(ZERO)」を始めたのは去年2013年4月。いわゆる木曜2部の枠でした。それから1年後の今年2014年4月に現在の金曜1部へ昇格。単純に実力が買われたのだと思います。 僕が最初にアルピーをはっきりと認識したのはドモホルンリンクルのコントでした。バックボーンを知らず年齢不詳で、特にグラサンかけて貫禄のある酒井ちゃんをてっき

    アルコ&ピースのオールナイトニッポンを移動中に聞いて笑いを噛み殺してる話 - テレビの土踏まず
  • 英アマゾン編集者選定「一生のうちに読むべき100冊」邦訳リスト - YAMDAS現更新履歴

    角征典さんのツイートで知った Amazon.co.uk: 100 Books To Read In A Lifetime だが、英アマゾンの編集者が選んだ「一生のうちに読むべき100冊」リストである。 少し前に米アマゾン選定「一生のうちに読むべき100冊」邦訳リストを作ったが、こちらのほうがのカテゴリ分けがされていて意図が見えるのが好感が持てる。 というわけで、今回も邦訳リストを作ってみた。できるだけ調べたつもりだが、邦訳の抜けなどを見つけた方はお知らせください。 米版との重複は18冊で、事前に予想していたより少なかった。米版とは少し違った趣向をお楽しみください。 児童書 ビアトリクス・ポター『ピーターラビットのおはなし』(asin:4834018555、asin:B00I8L0RGK) ジュリア・ドナルドソン『もりでいちばんつよいのは?』(asin:4566007057) マイケル・ロ

    英アマゾン編集者選定「一生のうちに読むべき100冊」邦訳リスト - YAMDAS現更新履歴
  • 『ゲーデル、エッシャー、バッハ』はスゴ本

    一生モノの一冊。 「スゴ=すごい」の何が凄いのかというと、読んだ目が変わってしまうところ。つまり、読前と読後で世界が変わってしまうほどのこそが、スゴになる。もちろん世界は変わっちゃいない、それを眺めるわたしが、まるで異なる自分になっていることに気づかされるのだ。 『GEB(Godel, Escher, Bach)』は、天才が知を徹底的に遊んだスゴ。不完全性定理のゲーデル、騙し絵のエッシャー、音楽の父バッハの業績を"自己言及"のキーワードとメタファーで縫い合わせ、数学、アート、音楽、禅、人工知能、認知科学、言語学、分子生物学を横断しつつ、科学と哲学と芸術のエンターテイメントに昇華させている。 ざっくりまとめてしまうと、書のエッセンスは、エッシャーの『描く手』に現れる。右手が左手を、左手が右手を描いている絵だ。「手」の次元で見たとき、どちらが描く方で、どちらが描かれている方なのか、

    『ゲーデル、エッシャー、バッハ』はスゴ本
  • 新たな「非識字者」が増えている:Facebookを読めても、現実は理解できない人たち

  • 「つんくのコメントで振り返るモーニング娘。道重さゆみの11年 その1(加入~吉澤ひとみ卒業まで)」 - 小娘のつれづれ

    2014年4月29日、道重さゆみが、今年の秋ツアーをもってモーニング娘。を卒業すると発表しました。 4000日を超える月日を捧げ、グループを悲願の「再ブレイク」にまで押し上げた彼女の決断は今もなお、多くの人の心をつかんで離しません。 山口県で育った普通の少女は、一体どのように「モーニング娘。」になっていったのか。 ここでは一つの切り口として、モーニング娘。のプロデューサー・つんくのコメントに注目し、 公式HPやブログで楽曲発表時に毎回更新されている①「楽曲コメント」、 また定期的に製作されているモーニング娘。のメンバー紹介ソング②「女子かしまし物語シリーズ」の中から 道重さゆみに言及している部分を、その時々の出来事を補足しつつ、時系列に沿ってまとめてみました。 楽曲を通してずっと道重を見続けてきたプロデューサーのコメントを起点に、知っている時期、知らない時期、そして時には当時の自分の姿も重

    「つんくのコメントで振り返るモーニング娘。道重さゆみの11年 その1(加入~吉澤ひとみ卒業まで)」 - 小娘のつれづれ
  • 奥深くも妖しい、“密教”の世界が面白い - チェコ好きの日記

    このブログ内では何回かいっていますが、私、宗教が好きなんですよね。自分自身は何か特定の宗教を信仰しているわけではないんですが、宗教に関するを読んだりそれに付随する美術のことを考えたりするのが好きです。西洋美術フリークなのでいちばん気になるのはキリスト教ですが、仏教もイスラム教もユダヤ教もバラモン教もカルト宗教も何でも好きです。 そんな私が今回手にとってみたのは、謎の多い“密教”のです。日で密教といったら真言宗とか天台宗ですが、インドとかチベットとか中国とかのそれと何がちがうのか(あるいは同じなのかとか)よくわからなくて、前々から気になっていたんですよね。 密教 (ちくま学芸文庫) 作者: 正木晃出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る というわけで、今回は密教の話をします。 密教と性 まずは、“密教”の定義を確認してみ

    奥深くも妖しい、“密教”の世界が面白い - チェコ好きの日記
  • もはや芸術! 衛星写真からみる世界の絶景 - Daily Overview

    空から見た世界中の芸術的ともいえる衛星写真が毎日アップされているサイト「Daily Overview」。 世界には当に色々な場所があるのだなと、感心したくなるような場所ばかり。 毎日されていってもネタが尽きないのがすごいですね。 ぜひ一度ご覧になってみていただきたいです。 上の写真はアメリカはラスベガスのとある街並。 どれもすごい。。 Brønby Municipality, Denmark Vienna, Austria Donie, Texas, USA Ha'il, Saudi Arabia Taguatinga, Federal District, Brazil Palmanova, Italy Manila, Philippines Buenos, Aires, Argentina Bahrain Columbia Station, Ohio, USA Hurghada, Eg

    もはや芸術! 衛星写真からみる世界の絶景 - Daily Overview