9月3日のNature のEditorialに福島原発からの汚染水漏洩への日本政府および東電の対応について、つよい不信感を表明する編集委員からのコメントが掲載された。 自然科学のジャーナルが一国の政府の政策についてここまできびしい言葉を連ねるのは例外的なことである。 東電と安倍政府がどれほど国際社会から信頼されていないか、私たちは知らされていない。 この『ネイチャー』の記事もこれまでの海外メディアの原発報道同様、日本のマスメディアからはほぼ組織的に無視されている。 汚染水の漏洩で海洋汚染が今も進行しているとき、世界の科学者の知恵を結集して対応策を講ずべきときに、日本政府は五輪招致と米軍のシリア攻撃への「理解をしめす」ことの方が優先順位の高い課題だと信じている。 五輪招致を成功させたければ、まず事故処理について日本政府は最大限の努力をもって取り組んでいるということを国際社会に理解してもらうの
2013年09月06日02:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 今年最高の傑作が世紀の名作になり損ねた理由 - 映画評 - Pacific Rim 惜しい。 惜しい。 惜しい。 アレさえあれば、この先何十年も残る傑作になったのに。 映画"Pacific Rim"、やっと見れた。英国で長女が日本封切り前に見ていて、なるはやで見るつもりだったのに、八月は体調がKAIJUとJaegersにフルボッコにされる環太平洋Pacific Rimの諸都市のごとくで、沖縄講演で戻すかと思いきやこじらせてしまって早九月。何とか間に合った。 映像は、期待どおり。 冒頭最初の五分で「作品における現在の世界」を説明、いや作品内に視聴者を「連れて行く」ところは最高。このイントロの濃さは「サマーウォーズ」と双璧。"Star Wars"の冒頭は、これを見ると「低予算をカヴァーするための苦肉の演出」であることが痛い程よく
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く