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2008年12月16日のブックマーク (9件)

  • やる夫で学ぶ脚気論争 - NATROMのブログ

    脚気は米を主とする日や東南アジアに多発した病気で、定説ではビタミンB1の欠乏が原因とされる。ところがカビ毒が原因であるという異説もあり、調べ始めたらこれが面白い。そのうちブログに書くが、とりあえずは定説の成り立ちを理解していないと面白さがわからない。そこでまずは定説を解説してみた。教科書的に書いても良かったのだが、面白く読んでもらおうと思ったらこうなった。 ____ /\  /\     海軍軍医高木兼寛だお! /( ●)  (●)\   日の軍隊は脚気が多すぎるお! / :::::⌒(__人__)⌒:::::\  英国留学帰りの私が |     |r┬-|       |  日のために脚気を根絶させるお! \     ` ー'´     / 高木 兼寛(1849年〜1920年) ____ /⌒  ⌒\ /( ●)  (●)\   原因究明のため、まずは /::::::⌒(__人_

    やる夫で学ぶ脚気論争 - NATROMのブログ
  • いろいろクドい話 » 第一次世界大戦ドイツの航空戦ドクトリン3

  • Sokalianトリアージの不可解さ - 「しまうま」のベースキャンプ

    Sokalian氏の「レトリック」で気になったことを一点。 問題はなぜそのことをことさらに「切り捨てる」という言い方をするかです。助かる可能性のある人を優先的に治療しなければどちらも死ぬわけです。いずれにせよ助けようのない人を後回しにすることをことさらに「切り捨てる」と表現することは、災害時医療の当事者に過剰な負担を追わせる発言ではないですか。 http://d.hatena.ne.jp/PledgeCrew/20081124#c1227793176 ところでトリアージを全体最適の一例として、その定義をかつて彼はこのように説明した。 1.「絶対的に医療資源が不足しているところでは」という制約のもとで、 2.「犠牲者数を最小化する」という評価基準(合目的性)に基づいて 行動するための手法である。「最適」性の例としてきわめて明快であり… さてこの定義と「トリアージは誰も切り捨てない」という一番

    Sokalianトリアージの不可解さ - 「しまうま」のベースキャンプ
  • ヘイトスピーチへの法規制について - rna fragments

    東浩紀氏の発言をめぐる一連の騒動について、東氏を擁護するという文脈で欧州でヘイトスピーチへの法規制が進んでいるという話が出てきた。 SFでもなんでもなく、端的な事実として、現代のヨーロッパでは、ヘイトスピーチへの法規制が進んでいる(ナチズムの記憶のあるドイツに限定された動きではない)。「公共空間の言論」から、特定の形の主張を「平等と反差別」のための「市民的合意」として、国家権力をもって排除するということである。もちろん、ヘイトスピーチというものは、特定の属性を持った人的集団の排除を扇動するものであり(これは、イギリスのCriminal Justice and Immigration Act 2008において、ヘイトクライムについて1986年からの人種に基づく嫌悪、2006年からの宗教に基づく嫌悪に、性的指向に基づく嫌悪が追加されたさいに、同性愛行為などへの批判は含まれず、あくまで同性愛「者

    ヘイトスピーチへの法規制について - rna fragments
  • 「無敵論法」についてのサンプル - 遠方からの手紙(別館)

    「無敵な論法」の数々 1. 具体的な問題を抽象的で陳腐な一般論に還元して、それが意味のないものであるかのように装う論法 彼が言いたかったことが君の言うとおりだとすると、「全体最適の方法は常に正しいわけではない、危険な方向に暴走する可能性もありうる」というだけのことだ。 そういう一般論ですむのなら、どんな機械や道具の「取扱説明書」にも、乱用や誤操作に対する警告を記載する必要はない。彼がもともと言い出した原子力発電所の例であっても、操作についての具体的な注意や、誤操作をした場合の警告を徹底させる必要もない。 なぜなら、どんな装置にも「危険な方向に暴走する可能性」はありうるのであり、「そんなことは猿でもわかる」のだから。 2. 自分の誤りを認めることを拒否する後出しじゃんけん論法 hokusyu君が言っていたことと私の言っていたことに共通部分があってはいけないという論法が理解不能。 だれも「共通

    「無敵論法」についてのサンプル - 遠方からの手紙(別館)
  • 「はてなスターがもらえない」 気がついたら いつも同じguldeenばかり そしていつもスルーされる

    はてなスターがもらえない」 気がついたら いつも同じguldeenばかり そしていつもスルーされる 諦めずにはてなハイクに挑戦するけど すぐにログが流れる ネームバリューがあれば 楽にスターをもらえるけど 何回やっても何回やっても はてなスターがもらえないよ 黄色いスターが何回やってももらえない 増田に混じって書き続けても トラバもつかずに放置プレイ 注目エントリも試してみたけど id:guldeenじゃ意味がない! だから次は絶対勝つために 僕は自演だけは最後まで取っておく

    「はてなスターがもらえない」 気がついたら いつも同じguldeenばかり そしていつもスルーされる
    D_Amon
    D_Amon 2008/12/16
    ガルディーンといえば火浦功先生はいつになれば続きを書いてくれるのかのう…。続きが出ることはほぼ完全に諦めているもののなー。などと本文の内容自体とは関係の無い昔ながらのことを言ってみる。
  • 微妙な見出し - 非国民通信

    正社員賃上げ原資、非正規に回せ 全国ユニオン春闘方針(朝日新聞) 連合傘下で、非正社員らが個人でも加入できる労働組合の全国組織「全国コミュニティ・ユニオン連合会」(全国ユニオン=組合員数約3300人)が13日、09年の春闘方針をまとめた。相次ぐ「派遣切り」など非正社員の人員削減に対抗するため、正社員と非正社員の共生を目指す「緊急ワークシェアリング」を掲げ、「正社員の賃上げ原資を非正社員の雇用確保に充当する」ことを求めていく。 この日、都内で開かれた春闘セミナーで、鴨桃代会長は「正社員、非正社員がともに『生きる、働く』を求める春闘にしよう」と呼びかけた。 春闘方針では「賃上げ原資3%相当額の確保」を企業側に求めた上で、その原資を非正社員の雇用確保に充てるとした。具体策として、業務の減少に対して、政府の雇用調整助成金などを活用して休業補償をきちんとした上で正社員を一時的に休ませ、その間は非正社

  • 偽科学発見テスト〜腸内造血説より - NATROMのブログ

    ■偽科学発見テスト(finalventの日記)において、Wikipediaの脚気の項目に偽科学的な説明が含まれている可能性が高いと指摘されている。正直、私はWikipediaの記述のどこに問題があるのか分からず、finalventさんの回答を心待ちにしている。finalventさんのテストはあまりにもレベル高すぎなので、もうちょっと簡単なバージョンを作ってみた。 追記:※念のため。腸内造血説は完全にニセ医学です。そのことを踏まえて、あえて腸内造血説をもっともらしく擁護してみせたのがこの記事です。 問題:以下の文章には偽科学的説明が含まれる。科学的説明の逸脱とその理由を説明しなさい。 ■骨髄 - Wikipedia 骨髄は血液に富み、あらゆる血球系細胞(赤血球、白血球、リンパ球、血小板のもとになる巨核球など)に分化できる造血幹細胞が存在する。マウスにおいては一個の造血幹細胞を移植することによ

    偽科学発見テスト〜腸内造血説より - NATROMのブログ
  • どこまで続くぬかるみぞ - 遠方からの手紙(別館)

    ここにSokalian氏がずっと居座って、えんえんと管を巻いています*1。困ったものです。 さて、かつてSokalian氏は次のように言ったことがあります。 実際のところ、こういう「最適解」を現実に直ちに適用するのは学問的手続きとしても粗雑なものとしてしか扱われない。学問上の前提の倫理的判断という必要な手続きが省略されているからだ。 トリアージ批判が理解できない理由 (2008/8/11) 一方、hokusyu氏は、「かわいそうなぞう」はなぜ「かわいそう」か (2008/5/23)の中で、次のように書いていました。 さて、「限られたリソースを適切に分配すべきである」という言説について考えてみましょう。こんなこと当たり前です。はっきり言って、これ自体では何も言っていないのと同じです。問題は「適切な配分」とは何かです。 資源の有限性がその合目的的な最適配分を促し、戦略性やリーダーシップや組織内

    どこまで続くぬかるみぞ - 遠方からの手紙(別館)