パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)郊外のマラーランド動物園(Marahland Zoo)で、シマウマ風に白と黒のしま模様に染められたロバ(2009年10月3日撮影)。(c)AFP/MARCO LONGARI 【10月12日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)のマラーランド動物園(Marahland Zoo、Happy Land Zoo)で、ロバを白黒のしま模様に塗った「シマウマ」が、イスラエルによる封鎖下の生活のシンボルとして、また地元の数少ない娯楽として、話題を呼んでいる。 ロバは、ビニールテープとフランス製の髪染めを使い、2日かけて「改造」された。「本物のシマウマはわれわれには手がでないからね」と動物園を経営するマフムードさん。 ■イスラエルの封鎖で動物が高価に ガザ地区では、2007年にイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)が実権を掌握して以降、