中国との国境に近いミャンマーの紛争地域から避難し、北部ラショーの寺院に身を寄せた人たち(2015年2月17日撮影)。(c)AFP/Ye Aung THU 【2月18日 AFP】ミャンマー政府は17日、中国との国境に近い北東部シャン(Shan)州コーカン(Kokang)地区で国軍と武装勢力との戦闘が激化していることを受け、同地区に非常事態を宣言した。 同地区では今月9日から国軍と少数民族コーカン族の武装勢力の間で銃撃戦や空爆を伴う激しい戦闘が続いており、地元当局によると、被害は民間人にも及んでいる。数万人の市民が家を追われ、中国にも大量の難民が流入。中国当局も、紛争の拡大に対する警戒感を表明している。 ミャンマー情報省は、コーカン地区での措置を説明する声明を発表し、「市民の命が危険にさらされる深刻な状況となっていることから、本日付けで非常事態を宣言する」と述べた。一方の中国政府は、ミャンマー
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