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ブックマーク / ameblo.jp/scopedog (32)

  • 『否定論見てまわる。』

    うん、まあ、否定論こんなものかな、と。 たまに否定論を見てまわって、つっこみを入れるのは、自分の中で情報を整理するのに役に立つ、と思う。 極稀に、これは調べなきゃ、と思うような記述もあるし。 http://www.geocities.jp/vivelejapon1945/jugun.html 従軍慰安婦問題は問題ではない ~ありえない強制連行説、日軍に罪はなし~ 従軍慰安婦という言葉は当時は存在しなかった。 ★意味のない一文です。歴史上の出来事を示すのに「当時存在しなかった」用語を用いるのは極めて普通です。 従軍という言葉は軍属という正式な身分を表す言葉であって、それは軍から給与をもらっていることを意味する。 ★「従軍」と言う用語が「正式な身分を表す言葉」とは言えません。 だが、慰安婦たちは民間の売春業者が連れ歩き兵士を客とした民間人である。 ★ネトウヨ大好き小室氏の著作「日国民に告ぐ

  • 『困った時の陰謀論』

    陰謀論というのは、自分にとって不都合な事実に目をつぶろうとするには便利なものですな、と。 何か問題が生じても、それは自分の行動に原因があるわけではなく、影で陰謀を巡らす誰かのせいだとすれば自責の念に苛まれることはありません。だって、ボクのせいじゃないもん。 アメリカ下院で従軍慰安婦非難決議(非難というより、正式謝罪と閣僚・議員による否定発言の再発防止の要請ですね)が採択され、その後フィリピンやカナダでも似たような動きがあるようですが、個人的には複雑な気持ちです。 というのも、自国の歴史に向き合って学ぶという程度のことすら外圧に頼らなければいけないのが情けないというか・・・。 慰安婦=公娼という主張をする人も問題ですが、より深刻なのは、公娼制度自体が人権侵害であり、対処していかなければいけない、という当然のことすら理解していない人たちが多い点。 「当時合法だった」とか言う前に、現在もなお、売

  • 『ネトウヨブログ・ひどいなこれ』

    アメリカ下院の慰安婦非難決議で、しょんぼりしているかと思ってネトウヨブログを巡回すると、まあ、都合の悪いことは見えない人たちが肩を寄せ合い細々と過ごしている(要するに内輪の論理で、傷をなめあっている、と。)のを見て、もののあわれを感じてみたり・・・。 http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2007/08/post_a428.html#comments 「もう、かなり前の話だが、船橋洋一氏が週刊朝日に興味深い話を書いていた。 米国の中国問題専門家であるピーター・グリーズ氏が、著書の中で次のように述べているというのだ。 中国人の深層心理の中には、「ナンキンはヒロシマより被害が大きかった」ことを確かめたいという心理が働き、それが20万人の死者を出したヒロシマより大きな犠牲ということで30万人の犠牲という数字をもたらしているのではないか。 船橋氏は、この中国人の

  • 『ネットイナゴ漁・今年は例年にない豊漁の見込み』

    これまでにないネットイナゴの豊漁が見込まれる、と江戸前ネットイナゴ組合の消息筋が18日伝えた。 古希を目前に控えた武呂具格蔵さん(69)は、「南京大虐殺から70周年の今年は、ネットイナゴの当たり年。どれだけ釣れるか見当もつかない。」と興奮気味に語る。 戦時中、記録的に大発生したネットイナゴだが、敗戦以降はその数を急速に減らし、一時は絶滅が危惧された。 しかし、岸、小泉などの世襲政治家達が、懸命に努力した結果、徐々に個体数を回復してきたことが知られている。 ネットイナゴの養殖も手がける靖邦神社の関係者は、「安倍っちが慰安婦問題で譲二に謝ったときはしょんぼりしていたが、ネットイナゴには記憶力がないので大丈夫。」とガッツポーズを見せた。 ネットイナゴは、主に3月末、8月、12月末に大発生する。自意識過剰で繁殖能力はないが、単細胞生物並みの増殖能力を持つ。原始的な神経系を持つが、思考能力はなく勝手

    D_Amon
    D_Amon 2007/06/19
    うーん…。昔の国体護持教狂信者と今のネットイナゴは違うような…。国体護持教狂信者がネットイナゴに寄生して、その行動を操作しているような。バッタに寄生するハリガネムシのように。
  • 『これは自爆なのか?』

    ネトウヨさんがコメント欄にネタを提供してくれました。 韓国人男性のアジア児童買春深刻=米国務省報告書 脱北者数万人が売春・強制労働 米国務省は12日、「2007年人身売買実態報告書」を発表した。同報告書は、毎年世界で80万人(うち女性80%以上、未成年者50%以上)が人身売買されていると推計している。国務省は2000年に制定された「人身売買被害防止法」(TPVA)に基づき、01年から毎年、世界各国の人身売買根絶努力や被害状況を分析し、報告書を出している。今年は北朝鮮・ミャンマー・シリアなど16カ国が最低基準も満たせない最悪の「第3分類」に入った。 ◆「脱北者に売春・労働を強制」 同報告書は北朝鮮に対し「悲惨な北朝鮮の現状を逃れ、中国国境を越えた北朝鮮の人々数万人は、中国をはじめ東南アジアなどで売春や強制労働せざるを得ない状況に追い込まれている」と指摘している。さらに「脱北者はほとんどが不法

    D_Amon
    D_Amon 2007/06/16
    コメント欄に書き込んでいる人々がひどすぎる。
  • 『産経症・都合のいい証言は盲目的に信用する』

    コメント欄から、慰安婦の話。 「1942年 - 1974年まで大日帝国陸軍少尉であった小野田寛郎氏は慰安婦についてこう述べています。コロコロ変わる慰安婦の証言とどちらを信じますか。」 はなっから慰安婦証言を貶める表現を使うあたりがネトウヨ・クオリティですが、小野田証言は面白いので見てみましょう。 大体、個人の体験談として、 ・酷い目にあった慰安婦を見た ・酷い目にあった慰安婦など見なかった は両立可能であって、一方が事実としても他方が虚構になるわけではありません。 つまり。 「酷い目にあった慰安婦もいたし酷い目にあわなかった慰安婦もいた」 と言う場合、二つの体験談は両方とも事実になります。 こんなの基的な論理です。 いちいち説明するのも恥ずかしいくらい。 一部を観察した結果を全体に適用するには、細心の注意が必要であって、それを無視した論は信じるに値しません。これも推測統計の基です。

  • 『そもそも証言原文を確認することなく、証言の不一致を指摘すること自体ナンセンス』

    粘着しているネトウヨ君がコメントにコピペしている「慰安婦証言は信用できない」という陰口(反論というレベルに達していない)だが、どうも韓国語原文にあたることなく言いがかりをつけている様子。 例えば、これ。 「李容洙(???)お婆さん証言集 (中略) 家族はお婆さんとお父さん、お母さんと慰労お兄さん一人、そして弟が四つで皆九家族だった。」 明らかに日語が変です。おそらく機械翻訳でしょう(「慰労お兄さん」って何だよ?)。 大雑把な大意はわかるでしょうが、これで詳細を理解できるんでしょうか? 普通は無理ですよね。 また、以下の比較もそうですね。 「証言 強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち」(1993年11月明石書店) 「証言集会(同志社大学)」(2005年4月21日) の内容は確認してませんが、証言集会(http://www1.doshisha.ac.jp/~kasano/FEATURES/20

  • 『書評・どこの架空世界だ?これ?』

    マンガ日狂組の教室/大和 撫吉 ¥1,000 Amazon.co.jp 作者は漫画の読みすぎだと思う・・・。というか漫画にしても、今どきこの設定はどうなの? まあ、ただの漫画なら、第一話で転校生が校門で地雷を踏んで爆発しても、水をかぶって女になっても、引き出しから青いが出てきても、男子の制服を着た女子生徒が薔薇の花嫁争奪に参加しても、別に構わんのだが(どれも古いなあ・・・)。 これで教育問題をわかった気になるバカが素でいそうなので・・・。 マンガ日狂組の教室 (単行) 今、学校が危ない! 日教組(日教職員組合)が引き起こしている「教育テロ」の実態がマンガでわかる!! ◇あらすじ 瀬良中学に転校してきた村上宏一は始業式で驚くべき光景を目にする。そこでは、君が代の斉唱を拒否して日の丸を引き裂く過激な教師や生徒たちが学校全体を牛耳っていた。彼らは我が物顔で自虐的な歴史教育、行き過ぎた性教育

    D_Amon
    D_Amon 2007/05/27
  • 『慰安婦高給・高収入・高額報酬説まとめ』

    ネット上にあふれる「慰安婦は高給取りだ~」「慰安婦は儲かる商売」「女子特殊軍属は破格の高給」「陸軍大将や総理大臣より高額報酬」とかの都市伝説に対し、色々検証してみました。 1.従軍慰安婦問題・慰安婦高額報酬説のトリック 2.都市伝説・慰安婦高額報酬説(追記) 3.慰安婦と軍票 結論から言うと、慰安婦の報酬が高額だったという確たる証拠はありませんでした。 慰安婦の証言に対し「裏づけのない証言は信用できない」などと主張する否定論者が、ろくに調べもせずに都市伝説を垂れ流している、という構図が浮かび上がった観があります。 調査対象は以下の通りです。 A.「アメリカ戦時情報局心理作戦班 日人捕虜尋問報告」の記載(現物画像、原テキスト、翻訳テキストからの検証) B.元従軍慰安婦文玉珠氏の貯金に関する件(現物画像からの検証) C.朝鮮での慰安婦募集のチラシの件(現物画像からの検証) D.「関東軍女子

    『慰安婦高給・高収入・高額報酬説まとめ』
  • 『都市伝説・慰安婦高額報酬説(追記)』

    前回、1944年のビルマでの従軍慰安婦の報酬を米軍の捕虜尋問記録から確認し検証してみた。 ネット上では、慰安婦が高額の報酬を得ていた、との主張が数多くあり、(ほとんどはろくにソースも示していないものの)おそらく多くはこの「米軍の捕虜尋問記録」を元にしている、と思われる。 前エントリでは、慰安所への支払形態、1944年時点のビルマの物価、内地物価との実勢比較を行った。 その結果、慰安婦が得ていた月収750円は南方で発行された軍票であり、内地円との実質的な相場(公式には固定相場)は1944年初頭の時点で20対1であるとわかった。すなわち、実質的な慰安婦の報酬は月収38円程度であり、高額とはとても言えない。 今回は、「米軍の捕虜尋問記録」の他に、慰安婦高額報酬説を裏付ける史料があるかどうかを検証してみた。 見つけたのは2点。 ・1992年に「戦時郵便貯金の払い戻し請求訴訟」(下関裁判)を起こした

  • 『従軍慰安婦問題・慰安婦高額報酬説のトリック』

    アメリカ戦時情報局心理作戦班 日人捕虜尋問報告 第49号 1944年10月1日」に次のような記載がある。 「これは、慰安婦が普通の月で総額1500円程度の稼ぎを得ていたことを意味する。慰安婦は、「楼主」に750円を渡していたのである。多くの「楼主」は、料、その他の物品の代金として慰安婦たちに多額の請求をしていたため、彼女たちは生活困難に陥った。」 この前半部分から、慰安婦の月収は平均750円で、当時の陸軍大将の月収500円~600円より多かった、という主張がある。 しかし、これにはトリックがある。 まず、この日人捕虜尋問報告にある内容は1944年のビルマにおけるものである。1943年のマンダレー駐屯地慰安所規定によれば、慰安所の利用には軍票を使用することになっているため、ここでも軍票が使用されていたことは間違いなかろう。 ビルマ方面で使用された軍票は、太平洋戦争開戦当初は海峡ドル軍

    『従軍慰安婦問題・慰安婦高額報酬説のトリック』
  • 誰かの妄想 怪文書が好きなネトウヨ

    「化学火傷が生命活動に対する化学作用と言えない理由はこれが細胞(の構成分子など)に対する化学作用であり生命活動に対する阻害ではないからです」 http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090910/1252589897 とかのたまったアルバイター氏に対するつっこみでいくつか残っているんですが、この珍説もその一つ。 自称”勝利宣言”後も、未だに拘泥しているようなので、こちらで突っ込んでおきます。 【珍説】白燐弾で出来るのはせいぜい催涙効果 だから化学兵器などではない、と言った主張に繋げる枕詞です。 (実例) <「中毒症状」との表現からもわかるように、白燐の煙の有毒性が100人以上の入院患者を出したわけです> 煙で喉や目が腫れたなら入院しますね 他の催涙弾もこういった被害を引き起こします (略) <白燐の煙は危険なものであるという認識はあるようですね。> 貴方の言う危険

    D_Amon
    D_Amon 2006/09/07