黒川検事長の賭け麻雀を賭博罪と認めなければ、自らの内閣が行った閣議決定をひっくり返すことになります。詳細は以下から。 ◆黒川検事長が不問なら自らの閣議決定と矛盾 第一次安倍政権は2006年12月19日、鈴木宗男衆議院議員(当時)の質問主意書への答弁で賭け麻雀が賭博罪(刑法185条、最高で50万円の罰金)に当たると閣議決定しました。 これは2006年12月8日に提出された「外務省職員による賭博に関する質問主意書」に答えたもの。質問主意書では 三 賭博の定義如何。 四 賭け麻雀は賭博に該当するか。 五 賭けルーレットは賭博に該当するか。 という質問が行われており、「衆議院議員鈴木宗男君提出外務省職員による賭博に関する質問に対する答弁書」ではこれに 三について 刑法(明治四十年法律第四十五号)において、「賭博」とは、偶然の事実によって財物の得喪を争うことをいう。 四及び五について 一時の娯楽に供
いったいなぜすでに成立している「インフル特措法」を適用せず、新法成立という後手後手に回らざるを得ない道を選ぼうとしているのでしょうか。詳細は以下から。 ◆「インフル特措法」参考にした新法で新型コロナ対策へ 安倍首相が2月27日、政府の新型コロナ対策本部で新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、インフル特措法を参考とした新しい法整備を早急に検討する考えを示しました。 28日の衆院総務委員会でも安倍首相は「『新型インフルエンザ等対策特別措置法』を参考に早急に検討する。早期に成立させなければならず、野党のご意見も伺い、ご協力をいただきたい」と述べて野党の協力を求めています。 ◆そもそも「インフル特措法」って? インフル特措法は正式名称を新型インフルエンザ等対策特別措置法といい、2009年に世界的に流行したH1N1亜型インフルエンザウイルスへの対応が混乱したことを踏まえて2012年5月11日に
雑誌やSNS、動画配信サイトなどを使って幾度となく繰り返された攻撃に、法的措置が講じられることになりました。詳細は以下から。 先ほど行われた伊藤詩織さんの記者会見によると、はすみとしこさんのイラストや、月刊Hanadaなどで行われたセカンドレイプ的な言説に対して法的措置を検討しているそうです。 記者: (性被害を)カミングアウトされてからセカンドレイプ的な言説が大変多かったと思います。例えばはすみとしこさんとか、あるいは月刊Hanadaとかは、本当に確信的なセカンドレイプを行っていました。もし東京高裁で勝訴した場合、そういうセカンドレイプ的な表現をしてきた人たちを訴える可能性はありますでしょうか。 伊藤さん: はい。これはどんな結果になろうと今一度民事でのピリオドが打てましたので、次にはこういった方々からの攻撃についての法的措置を考えています。というのもやはり、そういった措置を行わなければ
アニメ・マンガの本当の敵は誰なのか、コミケの前にまとめてみました。詳細は以下から。 まず見てもらいたいのが、第169回国会で提出された「青少年健全育成のための有害図書類・有害情報規制に関する法整備を求めることに関する請願」。 マンガやアニメ、ゲームなどの内容を規制するための法整備を求めるもので、衆参両院で提出されています。 第169回国会 3212 青少年健全育成のための有害図書類・有害情報規制に関する法整備を求めることに関する請願:衆議院 青少年健全育成のための有害図書類・有害情報に関する法整備を求めることに関する請願:付託された同趣旨の請願一覧:参議院 国会に請願を出すほど筋金入りの規制推進派となるこれらの議員。今なお現職の議員をリスト化すると以下のようになり、自民党の要職に就いている議員も散見される結果に。ほかにも東京都知事となった小池百合子さんが含まれます。 下地幹郎(日本維新の会
JOCの竹田恒和会長を輩出したことでも知られる旧皇族・竹田家に生まれ、「明治天皇の玄孫(やしゃご)」という血筋を売り物にするタレントの竹田恒泰氏。 人種差別を含む動画を大量投稿してYouTube公式チャンネルが削除されるなど、問題行動が数多く見受けられる中、今度はまもなく新天皇になられる皇太子さまたちにとんでもないことを言い放ちました。詳細は以下から。 今回問題となったのはこの動画。竹田恒泰氏と無断転載・コピペが問題となった「日本国紀」の編集者・有本香さんが出演した番組のワンシーンを引用したものです。 会話の内容を書き起こすとこんな感じ。歴史学を「極左の分野」とした上で、携わる人々について「歩いてたら取りあえず後ろから蹴り入れといていいぐらい」と言い放っています。 竹田恒泰「だいたい歴史学者というのは基本的に歴史学自体が極左の分野ですから。」 有本香「そうなの?(笑)」 竹田恒泰「そうです
論理的かつ明快な歯に衣着せぬ物言いで知られる山本太郎参議院議員が極右カルトの講演会で大立ち回りを演じました。詳細は以下から。 ◆日本母親連盟主催の講演会での山本太郎議員の発言 東日本大震災の後、反原発運動の中で声を上げ始めた俳優でタレントの山本太郎さん。後に参議院議員に当選し、現在は自由党の共同代表として国会の内外で熱弁を振るっています。 そんな山本議員は積極的に街頭演説や講演などを行って市民の話に耳を傾けているのですが、この度「日本母親連盟」なる組織の主催した講演会で、当の主催者を完膚なきまでに叩きのめしています。 該当部分は講演全体を収めた以下の公式動画の51:20頃から。質疑応答で「山本太郎議員は日本母親連盟と選挙をされるんですか?」との質問に答える形で、スライドを用いながらトンデモな主張の数々を文字通りのフルボッコにしています。 ◆日本母親連盟界隈のトンデモ主張とは? 日本母親連盟
Photo by vk-red 大阪府警の警察官らによるおぞましい集団強姦事件の犯人全員が「同意があった」として不起訴処分とされたことに対し、検審申し立てが行われました。 ネット上の掲示板で知り合った大阪府警の警察官や小学校教諭によって行われた20代女性に対する監禁・集団強姦事件。フィクションと現実の境目を飛び越えたかのような信じがたい事件でしたが、大阪地検は5人の犯人を不起訴処分とし、これを不当とした被害女性が大阪第2検察審査会に審査を申し立てました。 事件の発端は2014年の12月11日、主犯格の元大阪府警四條畷署巡査長で配送運転手だった溝畑優容疑者が特殊な性癖を持った人が集まる掲示板に、「超ハード調教輪姦企画」として「私一人のプレイと信じ込ませ目隠しをしている間にドッキリで単独男性様を大量に投入しめちゃめちゃにしてもらおうという企画です」などと集団強姦の仲間を募集。 それに応じた大阪
「福島第一原発事故の放射能は危険ではない」「福島産は安全」と主張し続けてきた早野龍五東大教授。 なんと個人被曝線量に関する論文で、線量のデータを1/3に改ざんしていたことが明らかになりました。詳細は以下から。 2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴うレベル7の原発過酷事故である福島第一原発事故。多くの人が長期間の避難を余儀なくされ、現在も故郷に戻れない人々が多数存在しています。 そんな中でも福島では懸命な復興が行われてきており、帰宅困難地域などを除いて日常生活が戻ってきています。それでも福一由来の放射能は確実に存在しており、甲状腺ガンをはじめとした健康被害や福島産の食物への安全性などへの懸念はくすぶり続けています。 果たしてそれが根拠のない風評被害なのか、実際に何らかの影響があるのかについては未曾有の大事故である以上、おいそれと結論を出せるものではありません。 だからこそ慎重で精密
自称保守界隈による従軍慰安婦像への狼藉が止まりません。詳細は以下から。 ◆従軍慰安婦像に「鼻クソの刑を執行」 極右団体幹部による台湾の従軍慰安婦像への蹴りに続き、こんどは有名タレントが「鼻クソの刑」を執行してしまいました。 この刑を執行したのは「明治天皇の玄孫(やしゃご)」 ネタで知られる、自称憲法学者でタレントの竹田恒泰さん。 竹田さんはサンフランシスコ市の慰安婦像を訪れて「こんなところに、こんなもん建ておって」とツイート、従軍慰安婦らの受けた凶行について「ありもしないもの」と歴史修正主義全開の発言を披露。 こんなところに、こんなもん建ておって。「日本軍によって性奴隷にされ(中略)た何十万人の女性と少女」と書かれている。ありもしないものに献花できる神経がわからない。さすが「泣き女」が商売になるだけある。サンフランシスコ、中華街のすぐ脇にある、セント・メリーズ公園にて。 pic.twitt
数年前から同様の事例が発生していました。詳細は以下から。 ◆台湾の従軍慰安婦像に蹴りを入れた事件の後先 日本の複数の保守系民間団体で作る「慰安婦の真実国民運動」の幹事、藤井実彦(みつひこ)が台湾の台南市に設置された従軍慰安婦像に蹴りを入れたことが国際問題となりました。 この経緯についてはBUZZAP!では先日の記事の中で詳報しましたが、この藤井実彦は嫌韓マンガの原作者+自称保守界隈+幸福の科学である上に「LGBTは生産性がない」発言でおなじみとなった自民・杉田水脈議員とも懇意という差別と歴史修正主義のフルコンボと言っても過言ではない人物でした。 この騒動を受け、幸福の科学は公式サイトでさっそく関係を否定。 同団体(編集部注:「慰安婦の真実国民運動」を指す)と幸福の科学および幸福実現党との間に何らの繋がりはありません。また、今般の同団体の台湾での行動についても、一切無関係です。 (「慰安婦の
嫌韓+自称保守界隈+幸福の科学という数え役満案件でした。詳細は以下から。 ◆台湾で日本人が従軍慰安婦像に蹴り 産経新聞社の夕刊フジのWeb版であるZakzakが報じるところに寄ると、日本の複数の保守系民間団体で作る「慰安婦の真実国民運動」(加瀬英明代表)が9月6日、台湾南西部の台南市で、台湾初の「慰安婦像」を設置を主導した中国国民党台南市支部に、像の即時撤去を求めるとともに、碑文の内容を問う文書を手渡しました。 Zakzakは同運動幹事の藤井実彦(みつひこ)の緊急寄稿として、「親日的な台湾に、慰安婦像が設置された背景として、『自由』と『民主主義』『人権』『法の支配』という理念を共有する日本と米国、台湾の連携を阻止する、中国側のプロパガンダ工作の可能性が指摘されている」などという無根拠な陰謀論も掲載しています。 そして、この藤井実彦が台南市の慰安婦像に蹴りを入れたことが判明。監視カメラによる
経済の基本のキなのですが、安倍首相にとっての解釈は別物のようです。 ◆エンゲル係数に対する驚きの新解釈 2017年2月に1987年以来29年ぶりの高水準となったことが報じられた日本のエンゲル係数。家庭の消費支出全体に占める食費の比率を示すエンゲル係数は、高校生ですら「生活水準が高くなるにつれて数値が低くなる」事を知っている有名な経済指標です。 日本ではこのエンゲル係数は戦後長く下落傾向が続き、記録がある1970年には34.1%だったものが、2005年には22.9%にまで低下。しかし、第2次安倍政権が発足し、アベノミクスがスタートした2013年以降は上昇に転じ、2016年には25.8%と家計の消費支出の1/4を越え、1987年の26.1%と同レベルにまで達してしまったのです。 この事実を引き合いに、1月31日の参議院予算委員会で民進党の小川参院議員会長は「国が行った調査で、エンゲル係数が上が
ヘイトスピーチへの対策が大幅に拡充しそうです。詳細は以下から。 ◆Yahoo!ニュースによる不適切コメント投稿者の垢BAN Yahoo!ニュースは6月12日に「Yahoo!ニュースのコメント機能 アカウントの投稿停止処置について」とした記事をリリースしました。記事内では Yahoo!ニュースのコメント機能では、投稿内容をパトロールする専門部隊が、24時間365日対応し、不適切なコメントについては削除対応を行っています。 また、一定期間に不適切なコメントが複数にわたって投稿されたアカウントについては、それ以降の投稿ができなくなるよう「投稿停止処置」を行うことがあります。 (Yahoo!ニュースのコメント機能 アカウントの投稿停止処置についてより引用) とされており、記事の最後には「不適切なコメントで不快な思いをすることなく利用いただける場」を目指すと記されています。 ◆では「不適切なコメント
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