Dinner, Lunch | 友人&その子どもたちが私のためにお誕生日ケーキを作ってくれた。作りながら友人は子どもに言い聞かせるように、スポンジをひとつお皿に乗せ「これは10代のきぬちゃんやね、苺ソースが染み込んでくでしょ、まだ柔らかくて、いろんなことをどんどん吸収していた頃やね。」といいながら苺をのせて生クリームをのばす、その上にもうひとつスポンジを重ねて「これは20代の頃で、まだ弾力があって甘さもたっぷりなんよ。」とまた苺と生クリームをのせてのばしてゆき「問題はここからや、うわぁ、少し重たくなってきたやろ。」といいながら、「これは30代。ドーン!」といって、3つ目のスポンジを重ねる。そして、仕上げの生クリームをのせてのばしながら「なんとか形にはなったけど…」と眺め、「あかん、もう崩れそうやー!せめて、てっぺんにはフレッシュな苺をのせてあげよ。」と言って笑わせた。そう、また1つ年を重ね