タグ

ブックマーク / gnabikes.hatenablog.com (280)

  • 2010年の暮れになっても紙の本を出すぜ(文学フリマの告知です) - sekibang 1.0

    もはや21世紀に入ってからだいぶ経過してるわけで「今って21世紀なんだよ」と言われたとしても「それが何か? 当たり前だろ」なんて誰も驚かなくなっている昨今、《21世紀》という言葉を心の顕微鏡でジッと見てみれば、過ぎし日の20世紀に思い描いていた21世紀はとびっきりの未来だったはずなのに現実は俺の認識力がコンピューターと直接に接続されたりしているわけでもなく、俺のペニスが機械に置き換わっているわけでもない……このような現実にがっかりしてしまうのは、俺のサイバーパンクな未来予想図を構築しているモノに、俺が小学生の頃、日曜洋画劇場でしきりに予告していた『JM』の映像があるからだろう、それは『マトリックス』よりも『ブレードランナー』よりも『攻殻機動隊』よりも先駆けて未来的リアリティをもつ映像だったのだが、映画自体はつまらなかった記憶しかない、しかしながら、今現在調べたところによればあの映画において

    2010年の暮れになっても紙の本を出すぜ(文学フリマの告知です) - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/12/03
    僕も寄稿している同人誌のお知らせです。12月5日の文学フリマ、世界のフミコフミオは君を待ってるZE。
  • 俺がイタリアで飲んだ酒 - sekibang 1.0

    いろんなところで報告はしているのですが、先日、とある女性と入籍しましてハネムーンに行っていたわけでございます。旅行先はイタリア。今年は私のなかでルネサンス思想がきていたのと、あとワインがたくさん飲みたかったから、という理由で初の海外旅行となりました。イタリアはワインとパンが異様に安くて、日で飲んだら結構ふんだくられそうなワインや、都心のしゃちほこばったブーランジェリエ(笑)で500円ぐらいで売っていそうなパンが1ユーロぐらいだったりして、楽しかったです。あとオレンジ・ジュースも安くて美味しくて、コーヒーもお酒もあんまり飲めないお嫁さんは、毎日フレッシュなオレンジ・ジュースを飲んでいました。飲んだお酒はいくつか記録に残していましたので、ここで紹介させていただきます。 これはイタリアのビール「Moretti」(高速道路のドライヴインみたいなお店で2.5ユーロだったはず)。ツアー旅行だったので

    俺がイタリアで飲んだ酒 - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/11/27
    イタリアのお酒現地レポ/おめでとう!イタリアに行ったのはジョジョ第五部の影響だと勝手に思ってたYO!
  • 黒田硫黄『あたらしい朝』(2) - sekibang 1.0

    あたらしい朝(2)<完> (アフタヌーンKC)posted with amazlet at 10.11.25黒田 硫黄 講談社 (2010-11-22) Amazon.co.jp で詳細を見る 黒田硫黄最新刊。『あたらしい朝』は第1巻から2年ちょっとで第2巻、そして完結……とこんなにあっさり終わるとは思わなかったが、ダイナミックな絵柄、コマの動きが炸裂しながらも、しんみり、あるいは諸行無常……という素敵な作品だった。第1巻は「あたらしい朝なんかこなけりゃいい」と不安な感じで終わったのだが、この終幕は、それでも地球は回っている、というか、地球の裏側にいてもどこにいても新しい朝はやってき続ける、というか、日常のなかから大きな哲学めいたテーマが読み手の心に染み込んでくるかのよう。良い漫画でした。 あたらしい朝(1) (アフタヌーンKC)posted with amazlet at 10.11.2

    黒田硫黄『あたらしい朝』(2) - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/11/25
    超待望漫画のレビュー/なぜかぐっときた台詞→「誰だって何かを失うのよ 失って変わらないと死んでしまう」
  • イアン・エアーズ『その数学が戦略を決める』 - sekibang 1.0

    その数学が戦略を決める (文春文庫)posted with amazlet at 10.10.29イアン エアーズ 文藝春秋 売り上げランキング: 2097 Amazon.co.jp で詳細を見る タイトルだけ読むとろくでもないビジネスのような印象を受けるのだが、中身は「絶対計算」と呼ばれる意思決定をうながすような統計学的分析の世界を紹介する大変勉強になる。昔と違って、計算に使えそうなデータが莫大な量となり、かつ、コンピューターの発達によりその莫大な量の計算が可能なものとなってきたため、絶対計算の進歩も目覚しくなっている。その成果として、計算式によって「今年作ったワインが、ヴィンテージになったとき、どのぐらいの価値を持つか(どのぐらい美味しいか)」を導き出せたり、将来性のある野球選手のスカウトの仕方までわかってしまう、という。書がまず紹介しているのは、こうした驚くべき事実だ。 これに

    イアン・エアーズ『その数学が戦略を決める』 - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/10/29
    絶対計算(?)について書かれた本。なにかのネタになりそうなので読みたい。
  • 「石版!」で面白かった記事を教えてください - sekibang 1.0

    さて、日でこのブログに記事が投稿された日付が985日となっております。1日に複数のエントリをあげたりしておりますので、おそらくすでに1000個以上のエントリがあるんでしょうね。もう4年以上このURLでブログを続けており、私がインターネットを始めたのが98年ぐらいですから、かれこれインターネット暦の1/3以上をこのブログ運営に費やしている。これだけ書いていると。自分でなにを書いていたか覚えていません。ですから、twitter上で「ユーのブログで、あの記事が特別面白かったよ!」というのがあったら教えてください、というお願いをしました。日は、すでに寄せられた返信を紹介します。 @nubaotoroさんがセレクトした「石版!」 http://d.hatena.ne.jp/Geheimagent/20081027/p1 こちらは私が同人誌デビューを果たしたときに書いたものを転載したエントリ。ジョ

    「石版!」で面白かった記事を教えてください - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/10/23
    こういう企画は長くやっているブログ特権で面白い。
  • 西成活裕『渋滞学』 - sekibang 1.0

    渋滞学 (新潮選書)posted with amazlet at 10.10.16西成 活裕 新潮社 売り上げランキング: 1929 Amazon.co.jp で詳細を見る このところ連休前などの道路が混みそうな時になると必ずニュース番組でコメントを求められている人がいる。それが書を書いた東大の西成先生で、がっちりとしたスポーツマン風の体格で鼻と口のあいだにヒゲを生やした、男性ホルモンが濃さそうなメガネの先生の顔を覚えている人も多いと思う(なんでも大学時代はラグビーをやっていたんだそうな)。テレビ画面に映った西成先生は「気がつかないような上り坂が自然渋滞の原因だ」という。その説明は、とってもクリアで、私は「えー、ほんとなのかよ、なんかわかりやすすぎてあやしくない?」と前から気になっていた。屋でこのを見つけて読もうと思ったのは、そんな理由がある。 で、読んでみたんだけれど、これはものす

    西成活裕『渋滞学』 - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/10/16
    渋滞学、なんだかとても面白そうだZE。
  • たけみた先生の翻訳によるルーマン『新しい上司』を読んだよ! - sekibang 1.0

    新しい上司:イントロ - たけみたの脱社会学日記 新しい上司:第一節 - たけみたの脱社会学日記 新しい上司:第二節 - たけみたの脱社会学日記 新しい上司:第三節 - たけみたの脱社会学日記 id:takemitaさんによるルーマン私訳シリーズより1962年の『新しい上司』が公開されています。『行政学における機能概念』についての感想*1のときにもチラッと書きましたが、『新しい上司』は具体的な事例について記述がおこなわれているとても取っ付きやすい論文で「ルーマンって、こんな議論もしていたんだなあ」というのが驚きでした。最初の問題提起としては「人事異動で新しい上司がやってくると、組織の生産性が一時的に落ちたりするよね。でも、それってなんでだろう?」なんていうのが掲げられていて、スッと入り込める感じ(なにせ、会社員だから自分の例と照らし合わせることができるしね)。 社会にはいろんな役割があって

    たけみた先生の翻訳によるルーマン『新しい上司』を読んだよ! - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/09/26
    とりあげられてるエントリー冒頭だけ読んだけれど読みやすい。あとでまとめて読んでみよう。
  • モーツァルト《魔笛》(実相寺昭雄演出) - sekibang 1.0

    円谷プロ協力によりカネゴンやらピグモンやらメトロン星人やらシーボーズやらがゲスト出演する《魔笛》の公演を観ました。オペラを生で鑑賞するのは初めてで、新国立劇場のオペラパレスに入るのも初めてだったんですが、オペラというのはオーケストラとはまた違った文化を持っているのだなあ、と思いました。今回は二期会が主催の公演だったんですが、やっぱり団体のファンみたいな人や出演者の知り合いの人みたいなの人が多くて、なんっつーかハイソな雰囲気(空気感はヅカのファンにも通ずる気がした)。劇場は4階席の左端で舞台の一部が見えない安い席だったんですが(5000円)、音には問題なかったです。ビリビリくるような音はこないけれど、迫力は感じる。これぐらいの値段でこれぐらいの音ならもっとオペラを聴きにきたい、と思いました。 さて、実相寺昭雄の演出については、日曜の朝にやってるアニメーションの世界でオペラを解釈みたいな感じで

    モーツァルト《魔笛》(実相寺昭雄演出) - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/09/14
    この公演は興味深いな
  • Brian Wilson/Reimagines Gershwin - sekibang 1.0

    Brian Wilson Reimagines Gershwinposted with amazlet at 10.08.24Brian Wilson Disney (2010-09-06) 売り上げランキング: 1234 Amazon.co.jp で詳細を見る ブライアン・ウィルソンの新譜を聴きました。「ブライアン・ウィルソン・の・新譜」と単語ごとに区切って復唱してみると、なんかありがたい気持ちになってきますよねえ。しかも、アルバムのタイトルにあるとおり「ガーシュインの再創造」が今回のテーマ。ブライアン・ウィルソン・ミーツ・ガーシュイン……ってそんなの悪いハズないだろ〜! 冒頭から、お得意の多重録音ひとりコーラスで《ラプソディ・イン・ブルー》ですよ! この瞬間、ものすごい多幸感に包まれてしまいます。途中で、オーケストラが入ってくるんですけれど、ここで一段多幸感のレベルがあがりますが、深い

    Brian Wilson/Reimagines Gershwin - sekibang 1.0
  • プリンス/20Ten - sekibang 1.0

    20Tenposted with amazlet at 10.08.07Prince Daily Mirror (2010-08-03) 売り上げランキング: 421 Amazon.co.jp で詳細を見る まずは今年も殿下の新譜が聴けることに感謝(たしか健康状態があんまりよくないんだよね? しかも宗教上の理由で手術できない、っていう)。今回のアルバムもヨーロッパでは「雑誌の付録」という形で流通しています。作に絡んだインタビューにてプリンスは「インターネットは完全に終わった」というカッコ良すぎる発言をおこない、物議をかもし出すどころかもはやスゴすぎて黙殺されている気もしますけれど、たしかにの流通経路を使ってCDが消費者の手に届くようにする、っつーのはなかなか賢いアイデアのように思え、プリンスもトッド・ラングレンと同じぐらい早くインターネットでの楽曲配信に手を出していたことを考えれば「時

    プリンス/20Ten - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/08/07
    殿下新作レビュー/新作悪くはないのですが僕は信者なので殿下ならなんでもオーケーだけど…ファンクよりの濃いやつが聴きたい/声に出していいたい→「インターネットは完全に終わった!」
  • クリストファー・ノーラン監督作品『インセプション』 - sekibang 1.0

    Inceptionposted with amazlet at 10.07.31 Reprise / Wea (2010-07-20) 売り上げランキング: 527 Amazon.co.jp で詳細を見る クリストファー・ノーランの新作。むちゃくちゃにカッコ良い映画でした。ボルヘスの作品がアイデアの源泉となっているらしいのですが(夢の中でクビライ・ハーンについての詩を書いたイギリスの詩人、コウルリッジについてのエッセイなどがそうでしょうか)、映像は大友克洋(っつーかメビウス?)と攻殻機動隊とメタルギアソリッドをあわせたよう。ゲームっぽい爽快感があるすごいアクション満載。「えええ……こんなのどうやって撮影しているんですかぁ……!?」と驚愕しつつ鑑賞しました。 設定がややめんどくさいんだけれども、そのあたりがスムーズに説明されているところには「なるほど、こうすればクドクド感が出ずに世界観を伝え

    クリストファー・ノーラン監督作品『インセプション』 - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/07/31
    「かっこE映画」というのが鑑賞した人の感想で多い気がする/元ネタ、ボルヘスなの…
  • ジーン・ウルフ『拷問者の影』(新しい太陽の書 1) - sekibang 1.0

    拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)posted with amazlet at 10.07.27ジーン・ウルフ 早川書房 売り上げランキング: 81652 Amazon.co.jp で詳細を見る 高度に発達した文明が一度崩壊し、太陽の力が弱まった世界を舞台にした(ポスト・ヒストリー的な世界)この『新しい太陽の書』というシリーズは「すべてを記憶している男」であるセヴェリアンの自叙伝という形式をとっている。その世界に生きる人々は階級や職業といった区分に強く縛られているのだが、主人公もまた「拷問者」という職業組合に所属しており、組織内の厳格な掟のもとで生きていた。 『新しい太陽の書』の第一巻『拷問者の影』は彼がその組合の徒弟時代から語られ始める。それも少年から青年へ、という境目となる――もうすぐ正式な「職人」として認められる――頃から。だからこれはひとつの典型的な教養

    ジーン・ウルフ『拷問者の影』(新しい太陽の書 1) - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/07/27
    これ、つい先日読み終えた。面白いよねえ。
  • エイドリアン・ブリュー・パワー・トリオ @ブルー・ノート東京 - sekibang 1.0

    御歳60歳、稀代の変態ギタリストであるエイドリアン・ブリューのライヴを観た(上の映像は今回来日の“パワー・トリオ”名義でのライヴ映像)。ブリュー以外のメンバーはジュリー・スリック(ベース)と、マルコ・ミンネマン(ドラム)。ドラムはエディ・ジョブソンと共演したりしている超バカテクドラマーとのことで、会場の物販コーナーには彼のソロ・アルバムが4枚ぐらい並んでいた。全然知らない人だったが有名な人だったのね。いや、もちろん呆れるぐらいバカテクだったが。 ブリュー大先生の変態エフェクト・プレイも大全開。速弾きだけならこのぐらいの人はいくらでもいるだろうが、エフェクトの使い方は誰にも真似できない独特なものだろう。動物の鳴き声プレイはやってくれなかったが、さすがに魅せるライヴだった。80年代にキング・クリムゾンに彼が加入してから、彼がかのバンドに与えた影響の大きさ、というのが今日になってわかった気がする

    エイドリアン・ブリュー・パワー・トリオ @ブルー・ノート東京 - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/07/25
    動画、濃いなー。
  • 米林宏昌監督作品『借りぐらしのアリエッティ』 - sekibang 1.0

    借りぐらしのアリエッティ サウンドトラックposted with amazlet at 10.07.18セシル・コルベル 徳間ジャパンコミュニケーションズ (2010-07-14) 売り上げランキング: 186 Amazon.co.jp で詳細を見る スタジオジブリ最新作。寡黙な父、愛想の悪い、見晴らしの良い風景といった形象は『耳をすませば』を彷彿とさせ、また、父は炭鉱夫のようでもあり、また優れた技術者でもある。そこで描かれる技術はもはやファンタジックともいえるノスタルジックな技術のように思える。『天空の城ラピュタ』の蒸気機関、『紅の豚』の飛行機……と一緒に並べられるように。こうした過去のジブリ作品を想起させる数々のポイントは、宮崎駿によりかかりながらも「宮崎駿ではないジブリ映画」の方向性を示すものなのだろうか。これもまたひとつのセカイ系映画なのだろう。すごく小さな世界のなかに世界が投射

    米林宏昌監督作品『借りぐらしのアリエッティ』 - sekibang 1.0
  • イエイツの『記憶術』を読む #8 - sekibang 1.0

    記憶術posted with amazlet at 10.06.11フランセス・A. イエイツ 水声社 売り上げランキング: 260770 Amazon.co.jp で詳細を見る 第十章 記憶術としてのラムス主義 前章ではジョルダーノ・ブルーノが魔術的記憶術によって実現しようとした壮大なプロジェクトについて触れましたが、ルネサンス期には記憶術陣営の盛り上がりに対抗するようにして、反記憶術の動きも勢いをましていました。この章はその反記憶術陣営の代表として、ピーター・ラムス(ピエール・ド・ラ・ラメー)というフランスの思想家がとりあげられています。この人もなんかすごい人で、1515年に生まれて、1572年サン・バルテルミーの虐殺に巻き込まれて死亡……という歴史の犠牲者みたいな人です。彼は教育者としてさまざまなメソッドを簡素化し、再構築するような仕事をしていたみたい。それがスコラ哲学の複雑さを一掃

    イエイツの『記憶術』を読む #8 - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/06/29
    8で追いついた!/こういう記事が「石版!」らしくて、とてもいいなあ
  • 村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』 - sekibang 1.0

    走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)posted with amazlet at 10.06.17村上 春樹 文藝春秋 売り上げランキング: 235 Amazon.co.jp で詳細を見る 村上春樹のエッセイ『走ることについて語るときに僕の語ること』が文庫化されたので読んだ。私はこの人の書くエッセイ(『村上朝日堂』のシリーズとか)が好きだ。結構笑えてしまうし、スラスラ読めてしまうから時間つぶしにちょうど良い。当になにもする気がしないと気に読んでみると実にダラダラと時間が過ごせる。このについても、そういった類のユーモラスなものかと思って読み始めたのだが、しかし、その予測はどうやら違っていたようである。 筆者が長距離ランナーとしての生活をはじめたのは、専業作家となった1982年のことだという。彼のランナー人生は、専業作家としての人生とほぼ重なっているのだ。筆者は、小説を書く

    村上春樹『走ることについて語るときに僕の語ること』 - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/06/19
    文庫になっていたんだ!/どこにでもいたらホラーだよね…>月260kmも走る人間
  • 『機動戦士Zガンダム』を観ています - sekibang 1.0

    機動戦士Zガンダム メモリアルボックス Part.I [Blu-ray]posted with amazlet at 10.06.05バンダイビジュアル (2008-12-19) 売り上げランキング: 5080 Amazon.co.jp で詳細を見る 週末をダラダラと過ごしたくなって『Zガンダム』を観ることにしたのだが、すごく面白くてびっくりした……。ガンダム・シリーズは、一番最初のと『逆襲のシャア』しか観ていなかったのだが、善悪の二元論的な対立ではなく、さまざまなイデオロギーやエゴが複雑にぶつかり合うところが『Z』は面白い。まだすべてを見終えていないのだが(18話まで)これからさらに複雑になるらしいから楽しみ。 『ガンダム』の主人公たちは「父親/母親となる年齢」に成長し、そしてしばしば若い世代たちとの対立が発生させている。今でいうならば氷河期世代対ゆとり世代が闘争する感じだろうか? 「ユ

    『機動戦士Zガンダム』を観ています - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/06/05
    Zはトミノさんがキレキレで面白いよ!「修正してやるっ」「これが若さか…」「そんな決定権がお前にあるのか!」とか面白すぎ。/OPのクワトロさんのグラサンを外す仕草のスピード感は異常…。
  • ココロ社『クビにならないビジネスメール』 - sekibang 1.0

    クビにならないビジネスメール 〈特選〉世渡り上手フレーズ100posted with amazlet at 10.05.28ココロ社 インプレスジャパン 売り上げランキング: 83825 Amazon.co.jp で詳細を見る ココロ社さん(id:kokorosha)の最新ビジネスを読みました。なんとこれで3冊目の単著、ということで単著ブロガーとしての活躍ぶりがすごいですね……と驚かざるを得ません。普通のサラリーマンなのに単著3冊……なんですかそれは……しかも、もうすぐ4冊目も出るとか言う話じゃないですか……*1。 これまでの2冊についてもすでに読んでおりますが、今回のが一番マジメ。おふざけ要素がかなり控えめのになっています。これが当に役立ちフレーズ満載でスゴいです。適当にページを開いてみたところに使えるメールのフレーズが掲載されています。個人的に気に入っているものは、以下。 「ノ

    ココロ社『クビにならないビジネスメール』 - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/05/28
    あるようでなかった本!/ココロンの本を無意識のうちに全部購入している僕がいる…。
  • 藤子・F・不二雄大全集 『ドラえもん』(1) - sekibang 1.0

    ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)posted with amazlet at 10.05.20藤子・F・不二雄 小学館 Amazon.co.jp で詳細を見る ――――――――――――――――― 、 __       ___       | _ /  _  _ ヽ _∠___  ヽ_    | |  /  ,-(_ ・b・)、|  , - , -、  |  |  |  | |  | .王ミ  | 、王  |・ |・ |- |  |  |  | |  ヽ ヽ-―┴ ´ノ  | -c -´  6) /  |  |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ―――――――――――――――――、  | 「ねむれない。」 「ぼくも。」 「朝までお話しよう。」 「さようなら、ドラえもん」のAAを見たら、急激に『ドラえもん』が読みたくなって買う。そして家に帰って大笑いしながら読みつつ「おばあちゃ

    藤子・F・不二雄大全集 『ドラえもん』(1) - sekibang 1.0
    Delete_All
    Delete_All 2010/05/20
    「おばあちゃんのはなし」と「ゾウとおじさんのはなし」はいつでも号泣できる。F先生はSF短篇も面白いよね。
  • 『ゴーレムニア・アデプタ』の書き出しと作者による解説 - sekibang 1.0

    世界史上最も有名なテキストのひとつである『創世記』のなかに「ゴーレム」という謎めいた言葉が登場する。これは古ヘブライ語で「胎児」という意味をもち、神の被造物である人間の象徴であるとも、または、ユダヤ教カバラ主義の秘儀として伝承されてきた最古の人造人間のこととも言われる言葉だ。これらの解釈についてはユダヤ教の立法者や聖書学者のなかでも意見が多数に分かれるところであるが、ゴーレムたちが農耕や戦争などの各方面で活躍した記録は『創世記』に続くテキストにも頻出し、今日のゴーレム史学的観点から言えば、語義的・解釈的な問題ではなく、ゴーレムによってどのように歴史の流れが変えられたのか、という問題に注目がおかれている――世界史上、ゴーレムが登場したことのインパクトとは何であったのか? ドイツを中心としたゴーレム学(Golemnia)の徒が心血を注いでいるのはこのポイントなのだ。 例えば同じく旧約聖書のひと

    『ゴーレムニア・アデプタ』の書き出しと作者による解説 - sekibang 1.0