ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (8)

  • 黒澤・手塚 幻の合作映画: たけくまメモ

    「『テヅカ・イズ・デッド』を読む(4)」のコメント欄で、いつの間にか黒澤明の話になり、「そういえば…」という感じで俺が「昔、黒澤明と手塚治虫が映画を合作する話があった」ということを思いだし、その旨を書きましたら漫棚通信さんがブログでこれを取り上げていただきました。 http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/ 当方のはコメント欄でのやりとりであり、しかもエントリの筋とは関係ない話です。このまま埋もれてしまうにはもったいないネタなので、改めてこちらにアップします。コメントの詳しい前後関係は、当該のコメント欄を参照してください。 まずはAaさんの「黒澤明が大平洋戦争中にディズニーの『白雪姫』を見た」というコメントを受けて、俺がこのようなレスを返したところから始まります。 《 >Aaさん 戦時中に「白雪姫」を黒澤が見ていたというのは、何か出典がありま

    Dersu
    Dersu 2020/04/17
    こんな世相なのでポオの「赤き死の仮面」を思い出していた。黒澤明の企画は知ってたが、ポオと黒澤は合わないと思うんだよな
  • 携帯コミックって読んでます?: たけくまメモ

    いきなりですが、皆さんは携帯コミックって読んでますか? 俺はどんなものか確認するために数回アクセスしてダウンロードしただけで、あんまり読んでいません。俺の周りのマンガ好きに聞いても、熱心に読んでいるという人はほとんどいない。俺と同じで、何回か試しに読んでみただけで、それっきりという人が大多数です。 学校でマンガ好きの学生に聞いてみると、さすがに携帯そのものの所有率は100パーセントなんですけど、携帯コミックを日常的に読んでいるという人にはまだ会ったことがありません。きちんと統計をとったわけではないので実態はまだわかりませんけどね。とにかく世代を問わず、マンガ好きな人は当然のように雑誌や単行で読むので、携帯で読もうという人はあんまりいないのだという印象があります。 ところが、プロの編集者の間では、どうも事情が異なるのですよ。最近は結構、プロ編集と顔を合わせると携帯コミックの話題になることが

    Dersu
    Dersu 2012/01/23
    「『只野仁』なんてダウンロードの売り上げだけで柳沢さんにすでにン千万円の収益が入ってるそうですよ」 それじゃあ「大市民」とかもう描かないよなあ…
  • まんが・条例のできるまで(1992年作品): たけくまメモ

    今回の都条例改正は、なにやら議決が先送りになるのではという観測が流れていますが、決議は明後日19日であり、また仮に19日に結論出なかったとしても、単に先送りになるというだけなので、予断を許さぬ状況が続いていることは間違いありません。 この種の表現規制を法的に行おうとする動きは大昔からありまして、だいたい15年から20年周期で繰り返される問題であります。90年代初頭にもいわゆる「有害コミック規制問題」が巻き起こったことは記憶に新しいところです。 このときは、1992年に大阪府の「青少年健全育成条例」が改正されました。これは「府知事が有害と認めたマンガを含む出版物やビデオ等を「有害図書」として指定することができるというもので、今回の東京都の条例改正と非常によく似ていました。このときも、マンガ家や有識者の間から「曖昧な基準で表現の自由を制限できる条例は、違憲の疑いがある」として、疑問や反対の声が

    Dersu
    Dersu 2010/03/17
    懐かしい。これ好きだったなーワキパイパイ
  • 健太郎、うどんが出来たぞ: たけくまメモ

    「健太郎、飯だ。うどんを作ったから、え」 と父親が声をかけてきました。退院以来、うちでは基的に父親が事の用意をしています。なにしろ俺は料理がまったくだめ。約20年間の一人暮らしのうち、自炊したのはトータル一週間くらいで、あとはオール外で済ませてしまったくらいですから。 父親が作ったうどんをべるのは初めてであります。母親が存命のころは、たまにうどんを作ってくれましたが、実をいいますと、俺は母親の作るうどんが好きではありませんでした。俺の母親は関東人で、彼女のうどんは関東特有の丼の底が見えない濃い色の出汁であるばかりか、汁とうどんを分けて茹でることをせずに、最初から一緒に入れてぐつぐつ煮込むため、汁が煮詰まってゲル状の粘性を帯びてドロドロとなり、それでもかまわず煮込むのでうどんが汁をすべて吸収して、しまいには子供の頃「少年マガジン」の秘境特集で見た「アマゾン奥地に生息する全長3メート

    Dersu
    Dersu 2009/04/29
    「父さんは九州出身だろ? 九州のうどんもこうなの?」「いや。こうではなかった」
  • ポニョ2回目: たけくまメモ

    ポニョの2回目を見てきました。感想を書こうとおもうんですが、その前に全然関係ないんですけど、今やっている『カンフー・パンダ』をどうにも見る気がしません。ポニョ見に行ったらイヤでもポスターが目に付くじゃないですか。たぶん、見たら面白いだろうとは思うんですよ。制作もドリームワークスだし、少なくとも退屈しないだろうと思うんです。 でも俺としてはどうも、パンダがカンフーしているだけで『らんま1/2』を思い出してしまって。内容が違うのはわかってるんですけどね。パンダがカンフーして何も悪いことはないんですよ。コロコロと太ったパンダがアチョーとか飛んだり跳ねたりしたらお子様は大喜びでしょう。しかしそろそろ48歳にもなる中年男が、一人で映画館行って「パンダ一枚」と1800円出す姿が、どうしても思い浮かばないんです。 そんなこと言って、おとといもチケット売り場で「ポニョ。大人一枚」って買って中に入りました。

    Dersu
    Dersu 2008/07/28
     「でも何を作ろうが当たっちゃうからなあ宮崎アニメ」
  • 宮崎駿のアヴァンギャルドな悪夢: たけくまメモ

    昨日の土曜日、宮崎アニメの新作『崖の上のポニョ』を見てきました。一応、ネタバレにならない範囲で感想を書きますと、見たことがない種類のアニメーション映画でした。アニメーションとしても映画としても、似た作品を俺は思い当たらないし、過去のどの宮崎アニメとも似ていません。 もちろんキャラクターとか、ディティールの演出やセリフはいかにも「宮崎駿」なんですよ。確かに宮崎アニメに違いないが、見ている最中の「違和感」は、これまで感じたことがないほどのものです。まるで、はっと気がついたら父親が人間モドキに変わっていたような感じ。 『魔女の宅急便』を試写で見たときに、それまでの宮崎アニメと雰囲気が違うので少しとまどったことがありますが、二度目に見たときには大好きになりました。『ポニョ』も複数回見れば、印象が変わるのでしょうか。たぶん、そうなのでしょうが、今度ばかりは「理解した」と思えるまでに時間がかかるかもし

    Dersu
    Dersu 2008/07/20
     宮さん自分の欲望の根源へ旅しておるのでは。「千」の反動でか今作は抽象化、つまり宮さんが抜ける幼女(もはや幼女ですらなく「幼い何か」)のエッセンス抽出の限界に挑んでるんではないかと勝手に思う
  • 『電波男』の文庫本: たけくまメモ

    電波男 (講談社文庫 ほ 34-1) 今さらなんですが、田透くんの『電波男』の文庫が講談社から出ております。俺、これに解説文書いているんですけど、町田のタイ料理屋で打ち上げ事会やったのが先月半ばですのに、ここで紹介するのをうっかり忘れていました。田くん、講談社のOさん、ごめんなさい。 このについては、これ以上俺からあーだこーだ言うこともないんですけど(解説読んでください)、久々に田透くんに会ったら、なんだか偉く悩んでいたので、そのことを書いてみたいと思います。 悩みというのは、『電波男』が出たことで、彼は念願の署名ライターになれたわけなんですけど、作家としての彼には『電波男』『喪男(モダン)の哲学史』のようなオタク・ルサンチマン評論家としての顔と、『円卓生徒会』『イマジン秘蹟』のようなライトノベル作家の顔がふたつあるわけなんですね。 で、『電波男』が彼の出世作であることは間違いな

    Dersu
    Dersu 2008/07/06
     「大丈夫です。あれから怠りなく護身に努めましたので、一回もモテてません!」 
  • アリゾナの老人萌え: たけくまメモ

    ネットで話題の「アリゾナの老人」を早速見てきました。YOUTUBEにディープなアニメ批評をアップしているアリゾナ在住の「グランピーじいさん」というのがその人で、日アニメの大ファンらしく、YOUTUBEにもう50くらいのアニメDVDの感想をアップしているのです。 http://jp.youtube.com/user/GrumpyJiisan ↑YOUTUBEのグランピーじいさんの投稿動画 http://www.j-cast.com/2008/05/16020057.html ↑グランピーじいさんのことを伝えるJ-CAST記事 見ると、毎回アリゾナの荒れ果てた砂漠にビデオカメラが設置されていて、向こうから白髪にヒゲモジャのじいさんがやってきて、「今日は涼宮ハルヒだ」とつぶやきながらDVDデッキにソフトを入れる。そして映像を眺めながら淡々とアニメのストーリーや、見所、自分の感想を語り出すので

    Dersu
    Dersu 2008/05/22
     圧巻
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