難しい大会だ。波乱が相次いだ日本選手権。トップリーグ(TL)2位のサントリーは1回戦で10位のNECと引き分け、抽選で敗退。準決勝ではプレーオフ王者の東芝もTL4位のトヨタ自動車に敗れ去った。 落とし穴は試合間隔に偏りのある日程にあった。サントリーは、プレーオフ準決勝で敗れたショックを引きずったまま、ワイルドカード戦を勝ち抜いたNECとの戦いに臨み、立ち合い負け。東芝は決勝から3週間のブランクと、頂点を極めた後のエアポケットをトヨタに突かれた。 モチベーション設定の難しい試合にも意義はある。仮に苦い経験であれ、長い目で見れば選手を成長させる。だが、シーズンを締め括る大会がいびつな日程で行なわれることには割り切れなさも残る。TL上位の実力は紙一重。僅かな要素で力関係は変わる。そして、このご時世では結果次第でチームの存続問題さえ浮上し、指導者の責任も問われる。 こちらは雑誌『Number』の掲
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