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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (76)

  • 「何を言われたか」ではなく「何を言うか」 - Chikirinの日記

    最近、政治家はもちろん大臣の要職にある人まで自分のブログで、しかも今まさに話題になっていることについて書いてたりする。画期的だよね。大臣の直接的な言葉が日中一斉に同じ条件で読めるってすごい。 岡田外務大臣のブログ(リンク先は12月7日のエントリ)は更新頻度も高いし内容も充実してる。福島大臣のブログは、話し方と書き言葉が同じでおもしろい(口調=書調)。もちろん、ふたりとも非常に慎重に(あたりまえだが)書いてらっしゃいます。 菅副総理もちょっと前にブログで、日の(おそらく)成長戦略について「現在、第三の道を深く考慮中」と書いてらした。それにたいして「今頃、考慮中なんて遅すぎないか」とあちこちで批判され、揶揄された。 ちきりんが興味を感じたのは、菅副総理がこれを書くことについてどの程度逡巡・躊躇されたのかな、という点。政権交代したばかりの新政権で、国家戦略部門のトップが、今の時点で「どの道を

    「何を言われたか」ではなく「何を言うか」 - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/12/10
    岡田外相がブログに石川遼ネタを書いていて、そのエントリに「大事な時だからやめてくれ」とブコメを書いた。その後で、このちきりんさんのエントリ。凄いシンクロニシティ。
  • “昔の若いモン”は・・ - Chikirinの日記

    「若者の海外旅行離れ」という話をよく聞く。それがホントなのかどうかは別の検証にまかせるとして*1、今日は別の視点から考えてみる。 というのも、この話に関して聞くのは「なんで、最近の若者は海外旅行に行きたがらないのか」という方向の話ばかりだからだ。たとえば、 最近の若者は ・内向き思考だ。 ・知的好奇心に欠ける。 ・バイタリティや冒険心に欠ける。などなど。 ひどい人になると「若者が海外旅行をしないようでは、日の将来が思いやられる」とかおっしゃる。でもね、一回反対に考えてみたらどうよ?と思う。つまり 「いったいなんで“昔の若者”はそんなに海外旅行が好きだったのか?」という方向の問いもあり得るはずでしょ。 たとえば・・ 1)ハイソ・ライフへの憧れ 昔の一時期、子供はやたらとピアノ(オルガン)を習わされた。これはその親の世代に「ピアノ=上流階級」というイメージがあったから。一方で今の親は、実家の

    “昔の若いモン”は・・ - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/11/28
    本のベストセラーとかも同じような話だよね。
  • 必要なのは“OZAWA 2.0” - Chikirinの日記

    に限った話じゃないんですが、選挙に関する質的な問題は、「選挙活動」と「政治・政策活動」という来一体化すべきふたつの活動が、実は相容れず、両立できないものとして存在してるってことです。 選挙活動とは、毎朝早朝から駅前にたって「おはようございます、皆さん。△△党の○○です!」と叫び続けることであり、商店街を走り回って握手をしまくることであり、選挙カーの窓から叫び続けることであり、盆踊りで踊り、みこしを担ぎ、後援会の集まりで頭を下げ続けることなんです。 これは、専門分野を決めて法規やルールを勉強し、関係者と意見交換したり、現場に視察にいって問題点を把握して、専門家からも聞き取りをしながら政策案をまとめて、国会で質問し、官僚に資料を出させて最終的に立法提案に結びつける、みたいな、そういう「政治・政策活動」とは、時間的に両立し得ないものなのです。 だから自民党は「政治家は選挙活動をやり、政治

    必要なのは“OZAWA 2.0” - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/10/30
    でも、ドブ板やらない世襲議員や比例区選出議員の政策能力が高いわけじゃない。むしろ、毎日辻立ちやって集会やってを繰り返してきた若い議員の方が政策能力が高い。第一、角栄だってそうじゃないか。
  • 犯罪統計より - Chikirinの日記

    先日、亀井大臣が「日で家族間の殺人事件が増えているのは、(大企業が)日型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ」という発言をされていて吹き出した。 このおじさんは当に巧い。彼は元警察官僚で、殺人という罪の性格、その背景も含めよーくご存じのはずだ。それをああいう形で出してくる。ちょっくら経団連の雑魚どもにジャブでもかましとくか?って感じなんでしょう。 で、一ヶ月くらい前に河合幹雄さんという法社会学の学者さんのインタビュー番組を見たのを思い出した。実はちきりんは大学では法学部で刑法のゼミにいたので、犯罪学にはそこそこ関心があります。というわけで、その番組で取り上げられていた話から覚え書き的におもしろかった点をまとめておきます。 1.日は欧米先進国と比べて極めて治安のよい社会である。 人口比の強盗や強姦などについて、米国は日の100倍、欧州でも数十倍、という国が多い。日

    Desperado
    Desperado 2009/10/27
    この分野はこういう記事を読むよりも、まともな学者のまともな分析を真面目に読んだ方がいいです。
  • JALが潰れる理由&潰れない理由 - Chikirinの日記

    “火を噴くJALの台湾便”というエントリを書いたのは4ヶ月ほど前のことですが、JALもいよいよ“体全体から火を噴いている”ようですね。今回の旅行でも乗りましたが、行き帰りとも機内でもらった新聞の一面記事はJALの危機問題の記事でした。 というわけで、JALが潰れそうになってる理由をまとめとくです。 (1)政治路線コストが巨額 最大の理由はこれだよね。日には97も空港があるんです。(日の空港一覧はこちら) それにしても静岡県まで空港を作ったのには驚いたよ。静岡県から飛行機でどこに行くんだろう。 地方にむやみに空港が作られる理由は ・空港建設はダム建設と同様の巨額な公共工事なので、政治家が地元で(建設会社に)評価されて票につながるし、 ・空港を作れば、「そこまでの高速道路が必要だ!」とか言えて、他の公共工事にもつながる。 ・予算もいろんな形で政治家に環流して(政治家の)懐にもやさしい。

    JALが潰れる理由&潰れない理由 - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/09/27
    ちきたん信じられすぎ。
  • 民主党を育てたもの - Chikirinの日記

    昨日、「新政権の初日」をテレビで見ていて、「民主党もいろいろ学んだよね。」とつくづく思った。 新大臣の誰一人として浮ついた表情を全く見せず、それぞれ鳩山総理から与えられたミッションと、マニフェストの諸項目にそって自分の仕事を理解しているように見えた。決意と緊張感を漂わせる表情は、誠実ささえ感じさせた。 メンバー間の意見の齟齬を突くような記者の質問にもそつなく答えている。「民主党政権 Day zero」としては上々の出来だったのではないか。今までは派閥で配分されていた“副大臣”などのポストも、それぞれの大臣がリクルーティングをやっているようだ。 お子ちゃまサークルのようだった民主党をここまでに育てたのは、数々の、多大な犠牲を余儀なくされた“大失策”であったと思う。 その最大のものは俗に言うメール事件だ。当事者は最後は自殺にまで追いやられた。民主党は解党の危機といわれた。あの事件なしに今の民主

    民主党を育てたもの - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/09/17
  • 攻守転換のタイミング - Chikirinの日記

    事例1)カーシェアリング 法人が経費削減のためにカーシェアリングを導入、という話。最近は駐車場運営企業とか商社が新規事業として取り組むとも報道されはじめています。 これ、どーですかね? アイデアとしては合理的だと思います。企業で社用車を抱えているところも多いけど、必ず“使わない時間”が発生する。社用車を同じビルに入居している他の企業と共同利用すれば、大きなコスト削減になる。 どこかの地方都市の団地でもやってるという話を聞きました。ショッピングには軽自動車が不可欠。でも子供のいない家では、二日に一回の買い物のために2台目の自家用車を保有するのは経済的に厳しくなってきた。じゃあ、団地全体で10台を共有して使用できないか、と。 上記は「近隣の知っている人達の間で車を共有する」というパターンで、もうひとつの別のパターンがレンタカー的な共有の方法。借りる人は(事前登録等は必要なのでしょうが)基的に

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    Desperado
    Desperado 2009/09/14
  • 小泉 vs.小沢 “女性の選び方” - Chikirinの日記

    最近の国政って女性が目立つ。“小沢チルドレン”と言われる人の中にも何人か印象的な女性がいるでしょ。それで思い出すのが小泉チルドレン。今回消えちゃった人も多いけど、やっぱり女性が印象的だった。 で、いろんなニュースを見ていて思った。「小沢さんと小泉さんって、女性の好みが違うね」って。いや、異性として云々という好みは知りませんけど、少なくとも“政治家として、候補者として”どういう女性が好ましいと思っているか、というテイストがだいぶ違う、と思ったです。 小泉さんがすきなのは、いわゆる“いかにも”なキャリアウーマンタイプだよね。 たとえば、 片山さつきさん 佐藤ゆかりさん 猪口邦子さん そして、小池百合子さん 「小さい頃から男の子に負けたことなんて一回もないんですけど」って感じ。エネルギーレベルも高そうだし、表面的にはとても男勝り。でも、中身側に女性を持ってて、戦略的にチラ見せする人達。 一方で小

    小泉 vs.小沢 “女性の選び方” - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/09/03
    猪口、小池は女を売りにしてきたように思える。ていうか、井脇ノブ子は新進党、自由党と小沢の下で立候補してきたんだけど、どういう扱いになるのだろうか・・・
  • 初の被爆国からの事務局長 おいくら? - Chikirinの日記

    国際原子力機関(IAEA)の次期事務局長に日人の天野之弥さんが選ばれた件です。62歳だって。すごいねえ。その年齢よりずっと早く働くことから引退しようと考えているちきりんとしては、そんな年齢からこんな大変そうな仕事をやろうと思うこと自体に感心しますよ。ほんとに高齢者って元気だよね。 おっと、そんなことはどーでもいいのだが。 今回の新しい事務局長選び、もめにもめてました。3月に一度選挙があったんだけど決着が付かず、今回も何度も選挙してようやく決まったみたいです。 一応さらっとおさらいしておくと、この国際機関は加盟国はいっぱいあるんですが、その中で事務局長の選出選挙に投票権があるのは35カ国の理事国、なんですね。 んで、その「有効投票数の3分の2」を獲得しないと事務局長に当選できない、というルールになっている。35カ国の3分の2以上となると、つまりは24票が集まれば確定ってこと。 当初、事務局

    初の被爆国からの事務局長 おいくら? - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/07/05
    世界観が2ちゃんねらー並だと思います。
  • 新聞社の維持費を払うのは誰? - Chikirinの日記

    今までにも書いてきてるけど、新聞ってほんとにやばくなってきたよね。 おそらく昨年までは、それでも人気就職先だったのだと思うけど、今年秋から始まる就職活動ではどうだろう? それこそ“ほとんど社会のことを知らない、先見性がゼロ”という学生以外で新聞社を志望する人なんているんでしょうか?? 昔は銀行だって潰れるとは思われてなかった。大半の銀行は(潰れるという形ではなく)合併したり名前がかわったりした。おそらく新聞も同じでしょう。 新卒採用&終身雇用って、企業側にとっても、海のものとも山のものともつかぬ学生を「40年契約」で雇い、学生側は「向こう40年間、その企業が存続し続ける」ことに賭ける。お互いにギャンブルをしているようなものだよね。 ★★★ 新聞が大変なのは、「どこにも解がない」ってことでしょう。 たとえば 1997 年頃、日で銀行がバタバタ倒れた時には、海の向こうには“解”がありました。

    新聞社の維持費を払うのは誰? - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/07/02
    <“ほとんど社会経済のことを知らない”“先見性がゼロである”という学生以外で新聞社を志望する人は極めて少なくなるのでは?と思う> この意見には同意しかねる。
  • 世界のテレビが見たいです - Chikirinの日記

    昨日の朝テレビをつけたらマイケル・ジャクソン氏が急死したと報じられていたので、すぐにCNNにチャンネルを切り替えた。CNNは経済系のニュースの時間だったが、事実上マイケルのニュースばっかりを報じていた。 ちきりんは世界で何か大事件があると、できる限りその国のテレビを見るようにしている。韓国で南大門が火事になった時はKBSを見ていたのだが、当然のことながら日テレビ番組よりも圧倒的に“必死”な様相が伝わってきて臨場感があった。ロンドンでのテロの時はBBCを、911の時はCNNやブルンバーグやCNBCなどを含め、世界のニュースをあれこれ見比べていた。 ちきりんが理解できるのは日語と英語だけなのだが、それでもたとえば韓国の大ニュースを見るにはKBSでみるのが一番だと思う。たとえ言葉が理解できなくても、アナウンサーの語り口や街頭インタビューを受ける人達の興奮度合いから、その事件がその国の人にと

    世界のテレビが見たいです - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/06/28
    CNN、三大ネットワークの主要ニュースはiTunesのPodcastでも公式ページでも観れる。BBC、France24、アルジャジーラ、ブルームバーグはLiveStationで観れる。余裕で観れる。法的にはようわからん。
  • 次世代のリーダーを育む仕組み - Chikirinの日記

    は急激な変化を嫌う国と言われます。確実に変わりつつあるとは思いますが、そのスピードは驚くほど遅いです。 一方、変化スピードが速いと言われるアメリカでも、リンカーンの奴隷解放宣言が1862年、初の黒人大統領実現が2009年ですから、その間は147年かかっています。 そのオバマ大統領の誕生を見ていて思ったのは、「次世代リーダーを育てる仕組みの重要さ」です。アメリカにとっても黒人の大統領を生み出すのは簡単なことではありません。でもそれが実現したのは、長期間かけて様々な仕組みを社会に埋め込み、最終的な結果に結実させるための“母体”を我慢強く養ってきたからです。 まず彼らは建前としての人種平等思想を、教育現場や社会の前線で常に高く掲げて徹底してきました。「スローガンだけで何が変わる?」と言う人もいますが、「あるべき姿」を皆が声高に叫び、学校で繰り返し教え、社会の前線で常に確認する。これだけでも世

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    Desperado 2009/06/22
  • アメリカの3つの業界のこれから - Chikirinの日記

    今回の経済危機で、アメリカでは3つの象徴的な産業がハジけちゃいました。なんだけど、それら3つの産業の“はじけ方”がそれぞれ違っていて、特徴的でおもしろいので、今日はそれをまとめておくです。 まず3つの産業とは、以下の通り。 (1)ウォールストリート(投資銀行業界) (2)ミシガン湖周辺(自動車産業) (3)シリコンバレー(IT業界、インキュベーター業界) 東・中・西、と一個ずつですね。 まず(1)ですが、派手に吹っ飛んだ割に虎視眈々と復帰を狙っていて、いかにもウォールストリートって感じです。GSもJPMもみんな“一刻も早く公的資金を返して経営の自由化を取り戻したい”と思っているし、“一刻も早く厳しい銀行管理法から抜けだして、もっと儲かる商売がやりたい”と思っている。しかもその気持ちを隠そうともしない。 彼らが取り戻したい“経営の自由“とは“利益を(貧乏な納税者に遠慮せずに)山分けする自由”

    アメリカの3つの業界のこれから - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/06/08
    世界全体の自動車需要は2050年には30億台になるそうです(今は7億台)。
  • 予行演習としての豚インフル - Chikirinの日記

    関西でいきなりの大流行。既に世界で4番目に感染の多い国になってるそうです。 で、前にかいた危機管理というエントリを思い出した。今回の豚インフルの流行はその時に書いた“リアルな予行演習”として非常に意味があるんじゃないかと思う。 今まで日は“万が一の時の対応動作を決めておく”という準備をやっていた。それは「中国やインドネシアなどのアジア諸国から、強毒性の鳥インフルエンザがやってくる」というのを想定した対応マニュアルだった。 今回は、 ・中国&アジアからではなく、中米&北米から(=日から遠い) ・強毒性ではなく弱毒性の ・鳥ではなく豚インフルがやってきた。 こういう「ちょっと弱めの病気が」「遠いところから」入ってくる、というのは、番への予行演習として非常に役に立つと思う。 今回はまだ感染流行の初期段階だが、それでも既にいろんな学びがある。たとえば・・ (1)ほんとに備蓄が必要なのは何?

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    Desperado
    Desperado 2009/05/20
  • 若い方、後はよろしく!(麻生より) - Chikirinの日記

    一昨年まで 民間企業が景気よくお金を使い、投資を拡大する一方で、 霞ヶ関はバッシングを受け、ひたすらに緊縮財政を迫られていた。 今や、 民間企業は必死の形相で経費を削減し、 霞ヶ関はかってないジャブジャブの予算を、できるだけ短期間に、ばらまけるだけバラマク、という仕事に忙殺されている。 なんたって、遅くても9月には選挙。今はとにかくできるだけ多額のお金をばらまき、「麻生さんのリーダーシップで助かった!」と有権者に思わせること。それが大事。 自民党には千載一遇のチャーンス! 小沢民主党よ、この景気刺激策に反対できるものならやってみろ! ってなかんじ。 ええっと、将来の納税者の方々へ だいたい現在29歳以下あたりの方へ。もちろん乳幼児まで含む子供達にも、伝えたい。 「後は頼んだ」と。 今回、麻生内閣の支持率を(選挙前に)引き上げるためにばらまかれる15兆円は、おそらく将来この借金を“増税”とい

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    Desperado
    Desperado 2009/04/29
    最近キレが悪いよ。
  • 平壌より - Chikirinの日記

    金正日:どや? 日はミサイルの件で騒いでるか? 側1:大成功です。日中大騒ぎで・・・全部の警戒が日海側、しかも東北側に偏ってるんで、太平洋側や九州側はガラガラです。 金:そうやろ?そうなる思たわ。日は視野の狭い国やからな。ミサイルや言うたらそっちでパニックしてしもて、他の事には全然目が向かへん。で、うまく運べよんやな? 側1:はい。もう完璧です。偽札も薬もチャカも、九州と四国側から予定通り山○組に引き渡しました。 金:そうか。ほな、明日打ち上げでもええんか? 側1:いや、できればもう一日、日には日海側だけ見といてもらえたら助かるなあと。できれば他にもいくつか極秘で運びたいもんがあるんで。 金:ああそう。ほな、そういうことで打ち上げ担当者とよう相談しときな。まあとにかく上手くいってよかったな。 側近2:首領様!大変です!! 金:なんや? 側2:日の秋田県のニュースが「発射した」

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    Desperado
    Desperado 2009/04/06
    迎撃ねぇ...
  • 振り込み詐欺全盛社会の背景 - Chikirinの日記

    これだけ警戒されているのにいっこうに減る兆しが見えない“振り込み詐欺”。 彼らは、 ・最もお金を持っている層にターゲットを絞り、 ・次々と効果のある創造的な話法を編み出しながら、 ・手下達に高い動機付を与えて事業の推進力を高めています。 合法なビジネスの中には、 ・完全にターゲティングを間違えているビジネスや ・ニーズに合わなくなった商品を売り続け、全く新しい商品やサービス開発をしない会社、 ・従業員の動機付けに失敗し、有望な人材を雇えず、組織が荒廃している会社 も珍しくないのに、皮肉なことに詐欺集団のほうがよほど頭を使い、努力をしているようで、結局のところそれが、警察の意地と威信を注ぎ込んでもこの犯罪が全く下火にならない大きな理由なのでしょう。あまりにも“仕組みとしてよくできている”というわけです。 ★★★ こういった犯罪が隆盛な背景としては、ATMなど振込みインフラの普及に加え、日

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    Desperado
    Desperado 2009/03/22
    「高齢者には困った時にすぐに相談できる人が全然いない」←これは全く違うと思う。日本人はお金絡みの家庭の問題を他人に相談する習慣がない。それに、ちきりんさんが抱いてる高齢者のイメージは限定的過ぎ。
  • 西松建設問題について - Chikirinの日記

    この件については、秘書逮捕と政権交代とのタイミング、検察と政治の関係について多くの議論が行われている。ただ、ちきりん的には別の点にも大きなインパクトを感じたので、今日はそっちについて書いておく。 それは「未だにこういう状態なんだよね。」ってこと。 国の公共事業や公的機関の工事、建設は、普通の価格より3割程度は割高な値段で発注される。この“無駄に使われる3割の税金”の最終的な行き先は次の3つだ。(1)工事費を受け取ったゼネコンから政治家への献金として環流する。(2)工事の詳細発注をした官庁の監督業界企業に回され、天下り役人の給与や退職金を支払うのに使われる。(3)闇に消える。 ダムや地方の高速道路、治水事業等はもちろん、箱物行政の象徴である立派な県立の美術館、音楽堂、多目的ホール、“しごと館”などの役所直轄や特殊法人等の施設、それから“かんぽの宿”の建設費用にだって全く同じことが起こっている

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    Desperado 2009/03/14
  • 官から民へ(前編)  その戦いの歴史 - Chikirinの日記

    昔、日史の授業だろうか。「官業払い下げによって財閥の基礎が形成された。」と習った記憶がある。維新をとげた明治政府は富国強兵のスローガンのもと、多くの基幹産業を国営事業として自ら手がけていたが、途中からその大半を民に払い下げている。 土佐の貧しい浪人であった岩崎弥太郎が、船舶、炭坑、造船所、金山などの払い下げを次々と受けることで三菱財閥を作りあげたストーリーは多くの人が知っているだろう。また現在の重厚長大系企業の多くがそのルーツを払い下げられた官業に持っている。八幡製鉄所が払い下げられて新日鐵に、長崎造船所が払い下げられて三菱重工に、など例はいくらでもある。 「官から民へ」というのは小泉元首相の言葉として記憶に新しいが、実際には武士の世界が終わった後、明治政府が強力な中央集権体制で作り上げた国の組織や官業を、順次民間に移管していく流れこそが近代日の経済史でもあった。それ以降、この国での経

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    Desperado
    Desperado 2009/03/06
    内容の当否はともかくとして(分かりやすくまとめ上げる文章力はさすがというしかないです)、ブクマが以外に伸びてませんね。
  • 経費節減で景気がますます悪くなるやね - Chikirinの日記

    テレビを見てたら、多くの企業がリーマンショック後の不況をなんとか乗り切るため、血のにじむような工夫をしてると紹介してた。 トーンとしては「みんなで我慢してこの苦境を乗り切りましょう!」って感じだった。 無駄遣いや使い捨てになれた現代生活を反省して、「もったいない」精神の生きていた“古き良き時代に皆で戻ろう!”みたいなノスタルジックな番組だったよ。 きっと戦争中に行われた「欲しがりません! 勝つまでは!」ってキャンペーンってこんな感じだったんだろうなと思わせられた。 一部、内容を紹介すると・・ オフィスの蛍光灯を一部外して電気代を浮かし、 しかも外した蛍光管は保管して、使ってる蛍光灯が壊れた時は(新しいのを買わずに)そこから補充するとか。 社内での連絡便のために使う封筒も、破れてもセロハンテープで修理して長く使うとか。 社内の文具置き場には貸出票がおいてあって、はさみとかテープとかそこから“

    経費節減で景気がますます悪くなるやね - Chikirinの日記
    Desperado
    Desperado 2009/02/26