太陽系に最も近い恒星であるプロキシマケンタウリで巨大なフレアが発生していたことが、アルマ望遠鏡による観測から明らかになった。 【2018年3月1日 アルマ望遠鏡/カーネギー研究所】 ケンタウルス座の11等星「プロキシマケンタウリ」は太陽系から4.2光年(約40兆km)離れたところに位置する恒星で、太陽系から最も近い星として知られている。このプロキシマケンタウリの周りには惑星が見つかっており、惑星が中心星からほど良い距離にあることから、液体の海が表面に存在することや生命の存在も期待されている。 米・カーネギー研究所のMeredith A. MacGregorさんたちの研究チームはアルマ望遠鏡の観測データから、2017年3月24日にプロキシマケンタウリで巨大フレアが起こっていたことを明らかにした。過去に行われた解析ではフレアの発生は見過ごされていたが、データの再解析によって爆発的な明るさの変化
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