例えばこの「神奈川各地で海開き」の記事。ここで取り上げているのは藤沢、鎌倉、逗子、葉山とすべて湘南周辺なのだから「湘南各地で海開き」と言った方が筋が通った感じがする。なんとも不自然な言い回しである。 あるいは2年前の衆院選の記事では「県関係の国会議員」をひとまとめにしてその情勢を分析しているが、これにも違和感がある。たとえば川崎の政治家と、三浦の政治家と、足柄方面の政治家の何が関連性があるのだろうかというわけである。県議会議員ならまだわかるが、衆院選挙区なら自治体単位、もしくは横浜市内でも一部地区みたいなもっと狭い地区単位で、その地域発の国への代弁者なのだから県が出てくることにはますますモヤモヤするのである。 これらの県を主語にした記事の書き方は、県紙においては非常にポピュラーな手法であり、静岡新聞とか北海道新聞だったら違和感なしにするっと読み込まれるはずだ。しかし「神奈川」を主語にするだ

