髄膜炎って何ですか? 髄膜炎(ずいまくえん)は脳や脊髄を保護する膜(髄膜)に炎症がある状態をいいます。 ▪️ 髄膜炎が起こる理由 髄膜炎の原因はほとんどが、ウイルスや細菌による感染症です。 頻度は多くありませんが、薬剤(免疫グロブリンなど)から髄膜炎を起こすこともあります。 ▪️ ウイルスや細菌が髄膜までたどり着くには 人間は無菌ではなく、鼻・喉・皮膚・腸には常に細菌がいます。 最初は鼻、喉や皮膚などにいる菌が、体調をくずした際に血液に入り込みます。 血液中で細菌が増殖した状態を、菌血症といいます。 さらに、血液中を巡っていた細菌が、脊髄や脳の周りを囲う膜(髄膜)に侵入した場合に髄膜炎になります。 髄膜炎は 『鼻・皮膚の菌→血液に侵入→髄液に侵入』という経路を菌が侵入して起こるといえます。 髄膜炎の原因菌について ▪️ 髄膜炎の原因となる細菌は、年齢によって異なる 月齢・年齢によって行動範