昨年の12月10日、大腸がんの手術を受けるために入院してから、ちょうど1年になる。幸い発見が早かったために、大腸を15センチ切除しただけで大事に至らなかったが、がんをほぼ撃退したとして仕事に復帰し、1年後73歳で亡くなった筑紫哲也さんの例もあるから、安心はできない。 1年が過ぎた今も、医師から「がんです」と宣告されたときの衝撃は忘れられない。麻生首相は、医師には「社会的常識が欠落している人が多い。価値観なんかが違う」とおっしゃったそうだが、これだけでは麻生首相の真意が奈辺にあるかわからない。しかし、想像力の欠如している医師は少なからず存在するような気がする。 私の言う「想像力の欠如」とは、患者に対する思いやり、デリカシーの欠如ということである。70歳で亡くなった作家の吉行淳之介さんは、放射線の医師からがんであることを告げられた時「シビアなことを、おっしゃいますなあ」とショックを受け、それ以
Appleの新「MacBook」に関して、「Apple Discussions」を含むインターネット上のあちこちで問題が報告されている。 新MacBookには、これまでにもすでにトラックパッドの不具合が見つかっていたが、ほかにも、ビデオパフォーマンス、サードパーティーのメモリチップ、スリープモードに関する問題も報告されている。ウェブの掲示板の書き込みを継続的にチェックすることによって、こうした問題がどの程度広がっているのかを把握することは、どんな場合でも困難だ。それに、これまでに製造されたコンピュータは例外なく、何らかの問題を抱えていた。しかし、新MacBookに関しては、そうした不満の数が増加しているように思われる。 Gizmodoは米国時間12月8日、より深刻度の高い問題をいくつか集めて記事に掲載した。メモリについては、クラッシュの問題も報告されており、サードパーティーのメモリチップを
◇体制不十分、周知の事実 昨年11月21日夜。東京都立墨東病院(墨田区)5階の大会議室に病院と都、地元開業医の代表計18人が集まった。産科救急の「最後のとりで」である総合周産期母子医療センターに指定されている同病院産科の常勤医が、定員(9人)の半数以下の4人となったことへの対応を話し合う初めての会合だった。 病院は「(開業医は)患者を救急搬送したら、墨東に入って手伝ってほしい」と提案した。開業医たちは「なぜ医師を補充しないのか」「公立病院の責務はどうなったのか」と反発し、議論は2時間半に及んだが、具体策は決まらなかった。 今年7月には非常勤医がさらに1人減り、土日の救急搬送に対応できなくなった。悲劇が起きたのは、その3カ月後の10月4日。脳出血を起こした妊婦(36)が同病院を皮切りに8病院に受け入れを断られ、3日後に亡くなった。 都内の産科医は約1400人で、出生数に対する医師数は全国平均
がんばれ!猫山先生 (1) 日本医事新報という医師向けの雑誌に連載されている4コママンガが異様に面白いのだが、このたび単行本になったので即買いした。いわば「内輪ネタ」なので、普通の人が読んで面白いかどうかはわからない。 完全に医師目線 主人公は内科医の猫山先生だが、勤務医を辞めて開業した産婦人科医の奈良野シカオ先生の転落っぷりを紹介しよう。名前からして不吉。 産婦人科部長だった奈良野シカオ先生 開業準備中の奈良野先生は輝いていた 開業を考える猫山先生が相談に来た。 バイトで職員の給料を捻出。主訴がリアル。 言いたい放題の税理士さん 壊れ始めた 奈良野先生の転落と平行して、主人公の猫山先生の開業準備が描かれる。あとがきによると、作者の茨城保先生は、連載開始後しばらくして開業されたそうである。そのときの経験がマンガに反映されているのだろう。印税で職員の給料を捻出しているのかもしれない。「いつで
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